お勉強。
- 2010/07/09 19:17
カペタを読んでいる人は現在、F-3に出場するカペタとライバルの金田選手とのバトルのシーンを記憶している人もいると思いますが、カペタがF-3で初優勝する雨の茂木でのレースで、ライバルの金田選手のお父さんが金田君の昔の不良仲間に「レースは一から十まで頭の勝負や!」ってなコメントがあります。
そうなんですよね~。レースはまさに頭の勝負です。ここで言うところの頭の良さの中には、レーシングスピードで物事を考えると言う、難しい部分も含まれますが、それ以外でも、ピットで受ける指示も一を聞いて、十を知るようなドライバーはやはり頭の良いドライバーと言う事になります。
レースの合間のタイトな時間に色々な例え話を駆使して、解り易く、噛み砕いて説明しないと理解出来ないようでは、「コイツは使えないな。」となってしまいます。
学校のお勉強もそうですね。授業を聞いていて、それだけである程度、頭に入っている人と授業のスピードに付いていけなくて、なんのことやらさっぱり解らないなんて人は、後でガッツリ自主勉強をしないと、一気におバカさんの仲間入りとなってしまいます。
では、どうしたら、相手の言葉が頭にしっかりと入るのか?
それには、まず日本語のお勉強が必要です。国語ではありません。日本語のお勉強です。
日本語が不得意では、英語はますます難しいですね。だって、英語を覚えるのに、説明は日本語で受けるのですから、日本語が苦手では厳しくて当然です。
数学も生物もみんなそうです。基本は、日本語の読解力がない人はどうしても苦戦してしまいます。
そこで、僕がチームのジュニア君にいつも言う事があるのですが、それは、「ともかく、好きなジャンルで良いので、本を読む事。」
これは、本当に効きます。お勉強をする時に、教科書や参考書を読むわけですが、1回読んで頭に入るのと、何回も読まないと頭に入らない人では、進むスピードも違います。嫌いな教科書を少ない回数読めば良いとなると、結果的に自分が楽になります。
好きなジャンルの本なら、そんなに辛くはないと思います。それで練習が十分に出来ます。
読む力が身に付くと、色々な言い回しも頭の中に入るようになります。その結果、聞く力も育ちます。
どうですか?ジュニアじゃなくても良いんですよ。大人になってからでも間に合います。仕事で覚える事も沢山ありますが、覚える事の達人になれれば、仕事の時間を短縮出来ます。
好きなジャンルの本を読む。こんな事で自分が変われるのだとしたら、ちょっと頑張っちゃおうと思いませんか?
お金を掛けなくても、自分のレベルを上げることは出来ます。僕の進める読書はひとつの案に過ぎません。自分を一段、高いステージに上がる為に、何が有効なのか?それを考えるのにお金は掛かりません。そんな努力もしないで、「俺はお金が無いから、努力しても無駄だ。」なんて言っているヤツはそのままのポジションにいて下さい。向上心を持って、今の自分に何が出来るのか?と常に自分を高める為の方法を考えるのも、素晴らしい事です。
レースは頭の勝負です。体を鍛えて、頭も鍛えて、バランスの良いドライバーを目指しましょう。(最近、歳を取ってきて、頭も体もキレがなくなって来たボス猿は読書、読書の毎日です。出来る事をコツコツと。。。。)
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