勉強熱心
- 2010/07/06 20:33
日曜日にレースだったので、流石に今週はレースが終わったばかりですから、走りに来てくれる人も少ないと思われたのですが、今日は先日のレース参加者さんが練習に来てくれました。
軽い気持ちで始められるレンタルカートのレースですが、始めたからには優勝したいと思うのは当然です。
レーシングカートもそうですが、最初は走るたびにタイムが上がります。しかし、何時もでも上がる訳もなく、何時しか走っても走っても、タイムアップしない時が来ます。
それがトップタイムなら、そのカテゴリーの限界って事になるかもしれませんが、だいたいの場合はもっと速いタイムを刻むドライバーがいて、その人とのタイムギャップに頭を悩ます事になります。
どうしたら、今よりも速いタイムを出せるのか?どの部分が遅いのか?悩みは尽きません。
今日のみなさんも、コーナーの攻め方なんかを質問して来てくれましたが、走行していて、自分では気が付かない事を誰かに教えてもらえる事は問題解決の糸口になったりします。
レンタルもレーシングも基本は同じなのですが、良いタイム出そうとすると、ほとんどのドライバーがコーナーの進入速度を上げようとブレーキングを極限まで我慢したりします。
ブレーキングを頑張ると、マシンは暴れだそうとします。それを捻じ伏せて走るのは頑張っている感もあり、その満足感で「かなり攻めて走ってます!」ってなります。
ところが、ブレーキングで奥まで進入してくると、結果的にアクセルを開けるポイントが遅くなります。アクセルを開けている時間を長く取れれば良いとみんなが思うはずですが、結果はブレーキを我慢する方向に頑張ってしまいます。
例えば、自転車で坂道を上る時には、上り坂の途中からペダルを漕ぎ出すのは大変です。平坦な道から勢いを付けて、坂道を一気に駆け上がりたいと思いませんか?
この助走部分がコーナーリングの前半にしっかりと稼げるかは大きなポイントです。
これから長い直線が始まる最終コーナーでブレーキングを我慢した結果、エンジン回転のボトムが下がってしまったのでは、助走がないのと同じです。
この辺りの意識を変えることによって、タイムが上がったりします。
こんな風に、自分ではタイムを縮めるためにと思っている事が意外なことにタイムダウンの元凶だったりする事はよくあります。
視点を変えれば気が付くことが沢山あります。柔軟な頭はどんな世界でも大事って事ですね。
さて、今月は僕の鈴鹿があります。最近はあまり良いレースが出来ていませんが、問題点を分析してどこかに答えが必ずあるはずなので、そろそろ謎を解き明かしたいと思います。
あまり、確信はないのですが、先日、夜中に飛び起きて閃いた事があります。その時は寝ぼけていましたし、夜中と言う事もあって、「絶対に間違いない!!」と強く確信したのですが、冷静になると、「そうだったら良いな♪」くらいにトーンダウンしました。
今回の鈴鹿でまず試してみたいと思います。低速から高速まで思ったようにエンジンが回ってくれたらと考えると楽しみですが、なかなか思ったようにはならないもんです。過度の期待は持たないようにしようと思います♪
白糸の外野
本日の講座、おバカな私には大変解りやすかったです。
今、試したくてウズウズしてます。
なかなか時間が取れず走れませんが、
思いついた事メモとって全部試したいと思います。