白糸シリーズ第4戦
- 2010/07/05 21:53
昨日の白糸はとても暑くて、ちょっとヤバイくらいでした。今年からリニューアルした白糸シリーズも第4戦を迎えて、参加台数も増加しているために、駐車場も一杯です。(レーシングカートの参加台数は増えていないのですが。。。。)
参加者が増えると、活気も出てきてちょっとしたお祭りみたいで良い感じです。白糸の奥さんに頼んで、かき氷とかフランクフルトとかやってもらうと、もっと盛り上がるかもしれませんね。
参加台数が少なくて、寂しいレーシングカートですが、そんな中で王子のスピードは相変わらずで、ちょっと手が付けられない感じです。
しかし、その王子から主役の座を奪ってしまっているのが、ツボリンです。恐ろしく古いカートに古タイヤ、エンジンも絶対に速くないんですが、王子以外のドライバーとは互角以上に走ってしまいます。物理的に考えて、ありえないのですが、外から見ていると、動きがカートの動きではありません。それはカートレースを見たことがない人が見ても、1台だけ、とんでもない走りをしているのがはっきりと解るレベルなんです。
それは、僕からしたらとんでもない走りですが、ちょっと感動ものですらあります。
今回はなんと2位でフィニッシュして、見ている人の視線を完全に独占してしまいます。今度から入場料を取ろうかと思うくらいです。
さて、レンタル耐久は初代王子とマンセルさんが組んだ、「チームイーストポイント」が初優勝です。タイトラ、予選、決勝、そしてファースティストラップと、取れるものは全部取った感じの完全優勝でした。
これは気持ちよいですね。レースをしているみんなが、やれるものならやりたいのが完全優勝です。
第2位にはランキングトップの「チーム 天」が入り、シリーズ獲得に向けて、磐石な感じです。
そして3位に入ったのが「KATZ レーシング」です。このチームも必ず上位に顔を出す強豪チームで、メンバーが入れ替わっているのに、表彰台に上ってくるんですからたいしたもんです。
今回のレースも上位2チームは同一周回と緊迫したレースになりました。回を重ねるごとに各チームのレベルが上がってきているので、ますます僅差となり最後まで優勝チームが解らない面白いレースになってます。
レンタルスプリントにも同じことが言えます。開幕戦は7台のエントリーだったスプリントも第4戦は30台に増えました。
予選を3クラスに分けて、争ったのですが、デビジョン1に出場出来るのは、各クラスの上位3人プラス1人です。予選を3位でフィニッシュしても、決勝のグリッドは7~9番グリッドですから、デビ1の優勝はかなり大変です。
激しい予選でスピンやクラッシュをして、タイトラで上位だったのに、デビ3行きになってしまった人もいますので、デビ3も上位は激戦です。そして、デビ3の優勝は遅沢選手でした。なんと遅沢選手はタイトラでトップタイムを叩き出して、予選をポールからスタートしたのですが、残念なクラッシュでデビ3となってしまいます。決勝は独走となりましたが、次は手堅く予選をまとめて、デビ1出場を目指して欲しいと思います。
2位には、ジュニアドライバーのコオタ君が入りました。彼も予選でクラッシュしてしまいましたが、決勝はしっかりとバトルで打ち勝って、嬉しい表彰台です。
3位には水口選手が入り、レースの面白さが解ってしまったと思います。
そして、デビ2ですが、デビ1行きこそ逃したけれど、スピードを持ったドライバーが多く、その中から、見事に優勝したのが、安藤選手です。神奈川からの遠征ドライバーさんです。次はデビ1の表彰台に上ってもらいたいと思います。
第2位には殿下さんが入りました。今回はかなりのスピードがあったので、デビ1行きを逃したのは残念でしたが、しっかりと表彰台をゲットしました。
そして、第3位にはレディースドライバーの田代選手が入りました。白糸レンタルシリーズで初めて、表彰台にレディースドライバーが上がりました。スピードは十分ですからレースで実力を100パーセント発揮出来れば、デビ1行きも十分に可能と思われます。
狭き門を掻い潜って、栄えあるデビ1行きとなり、激戦を制したドライバーはタクヤ選手です。レーシングカートドライバーのタクヤ君はバトルも冷静で、6番手から大逆転の優勝です。ポールからの優勝も気持ち良いですが、追い上げての優勝も格別です。
第2位には初代王子が入りました。決勝ポールからスタートして、耐久に続いて、2冠達成かと思いましたが、最後の最後でタクヤ君に追いつかれて、バトルとなり後半のスピードで勝るタクヤ君にシリーズを考えて、あっさりとトップの座を明け渡します。この辺りがベテランですね。
3位には「初代 撃墜王」ことミッフー選手が入りました。彼も9番手からの追い上げての表彰台でした。この追い上げが出来る実力があるのが、デビ1です。タイトラはスピードがあれば、上位にこれますが、予選での接触もまずいですし、スピードがあっても抜けなければ、優勝は難しいです。追い上げが出来るのが本当の実力者なので、やはり流石と言えるでしょう。
デビ1の表彰台は現役チーム員に復活チーム員が占めて、レーシングカート乗りが独占しました。レンタル組の逆襲に期待したいと思います。
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