瑞浪MAXシリーズ第2戦
- 2020/06/26 13:17
先週末に開催された瑞浪MAXシリーズ第2戦にチームから4台が参加しました。
新型コロナの影響でレースが中止や延期になっていたので、みんな待ちに待ったレースって感じです。
そんなこともあって、エントリー台数はなかなか盛況です。
しっかりと自粛していたチームやドライバーは、レース感やら体力やらが落ちてしまっているので、そこも注目点のひとつです。
僕自身も、こんなにカートに乗らなかったのは記憶にないくらい、走っていなかったので、体力的にかなり厳しい状況です。
そんな割にはエントリーしたのはシニアクラスです。平均年齢18歳くらいの中に、56歳が混じるのはかなり抵抗がありましたが、もう本当にこんな事も無理になると思うので、最後の悪あがきです。
まずは、ジュニアクラスのハヤトですが、気温が上がって路面が重たくなってから、良いパフォーマンスになりません。MAXのカートに乗り始めたばかりの頃の方が上位陣と戦えそうなタイムで走れていましたが、どうにも良い状況になりません。
原因はシャーシのダメージだと思うのですが、安いものでもないので、今一歩踏ん切りがつかないままレースになりました。
タイトラ、予選と中段争いで揉まれていましたが、決勝のグリッドは19位です。
ここまで悪い流れとなっていましたので、なんとか決勝で上向きたいところでしたが、オープニングラップの多重クラッシュに巻き込まれて早々にリタイヤです。
最後まで悪い流れに翻弄された状態でしたが、次のレースまでにシャーシ関連のリニューアルを実施して、出来うるベストの状態でレースに臨みたいと思います。
次にミッフーとカイリのクラスですが、土曜日の段階から5番手、6番手くらいにはいるものの、優勝争いをするためには、もうワンステップ上がる必要があります。
この二人もその辺りを見つけられないまま、決勝となって、カイリは序盤に5位近辺を走るのですが、隙をつかれてイン側に飛び込まれて、アウトにはじき出された結果、激しくジャンプしながらダートに飛び出して、シャーシが曲がったらしく、コースには復帰しましたが、そのままズルズルと後退していきました。
ミッフーも予選ではじき出された事もあって、後方発進の決勝でしたが、やはりタイム的には上位陣に追い付けるものではなかった事で、一気に順位を回復する事も出来ずに終了。フロントカウルペナルティで5秒もらって、最終リザルトは13位でした。
やはりもう一歩、仕上げ切れない事でレースは悪い方向に向いてしまったようです。次レースまでには優勝争いに絡めるようなところまで、しっかりと仕上げて行きたいと思います。
最後に僕のレースですが、タイトラは一番良いラップで引っ掛かた割には4位と良いポジションです。
予選を前に、試したかったホイールが到着して、テストなしの本番投入は少し不安でしたが、決勝の前に試しておきたかった事もあって、予選でテストすることにします。
予選のスタートは前のドライバーの加速が鈍く、行き場がない状態でヘアピンを立ち上がるころにはかなり順位を下げました。そこからまた挽回していきますが、みんなブロック厳しく、接触を避けて避けると一気に順位を下げる悪い展開で、さらに急激にブロックラインを取ったドライバーの後ろで軽く接触したところ、フロントカウルが落ちて、5秒ペナルティまでもらってしまう事になり、決勝のグリッドは20位です。
試したホイールが裏目に出たとか、スタートが悪かったとか色々とありましたが、何と言ってもシニアの激しいレースに自分のテンションが付いて行かずに後手に回ったのが、大きな敗因でした。
当たり前ですが、年齢的なもの大きく、こんなところに出るんだなと改めて思いました。
そんなわけで、せっかくの上位スタートを生かせませんでしたが、決勝は元のホイールに戻しましたし、気持ちも大きく切り替えて、あきらめずに上位進出を目指します。
決勝がスタートして、序盤はやはり厳しいブロックや玉砕覚悟のようなパッシングに翻弄される形になりますが、レースが少し落ち着いてからは集団を抜け出すことに成功します。
しかし、13番手辺りのドライバーは遥か彼方で、頑張って追い上げましたが、13番手の選手に追い付いたのは残り4周でした。
最終コーナーの手前で追い付いて、アウトに膨らんだドライバーのイン側に入って1台をパス。そのまま2コーナーでもう1台を捉えて、続くヘアピンでもう1台。ヘアピンを立ち上がってタコツボで2台を抜いて、8番手で残り3周を迎えます。そこから2周を費やして、7位の選手のすぐ後ろまで付きましたが、もうファイナルラップだったので、インを開ける選手はいなくて、そのままの順位でフィニッシュでした。
決勝のスピードはとても良くて、面白いくらい追い付いたしパッシングも出来たので、予選が本当に悔やまれましたが、現状の自分がシニアの若いドライバーと対等に戦えたのは嬉しい誤算でした。
まだまだシニアのレース向きの走りではないので、もっと自分の意識を変えて行かなければなりませんが、またシニアにチャレンジしたいと思います。
さて、今週末は白糸シリーズ第2戦です。自粛で休業おしたりと厳しい時期もありましたが、なんとか第2戦に漕ぎつける事が出来ました。
エントリーはちょっと寂しいかもしれませんが、一歩ずつ進めて行きたいと思います。
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