2020年鈴鹿開幕戦
- 2020/03/11 09:17
ブログにログイン出来ないトラブルが出てしまって、更新が出来ずにいましたが、やっと復旧しました。その間にいくつかレースがあったので、まずは鈴鹿開幕戦から書いていこうと思います。
昨年が良いシーズンだったので、ここで一区切りしようと、好調だったクロックを売却して、マイカートのない状態になりました。年齢的にもこのままレースは引退かなと思っていましたが、トレンタのすーさんからすーさんの手作りシャーシのMINATOのテストをして欲しいと依頼を受けたので、体力作りもかねて、昨年末からテストを実施してきました。
すーさんからは、「戦闘力的に上がって来たら鈴鹿に出てくれませんか?」と言われたので、開幕戦はMINATOで出ることになりました。
そこそこの仕上がりまで来たMINATOでしたが、もう一歩のトライをしたくて、1週間前に一部材質の違うシャーシを制作して、そのままレースウイークとなりました。
変更されたシャーシは良くなった部分と、厳しくなった部分があって、そのバランスをどう取れるのかが鍵でした。
タイトラは引っ掛った割にはタイム差も少なく4番手とまずまずでした。しかし予選ヒートのスタートで下がってしまい、そこから回復していく中で、強烈なプッシュアンダーが出始めて、3位争いに追い付きましたが、フロントタイヤの摩耗を考えて、そのまま大人しく5位でフィニッシュです。
決勝までに対策を施すのですが、データ不足から思い切った事が出来ずに、当たり前の仕様変更でグリッドに着きます。
決勝のスタートは良い感じで、1コーナーまでに4位で、2コーナーではイン側のラインが取れていたので、上手くすると裏ストレートで3位も狙えるかと思いましたが、前の3台が接触、スピンとなって、行き場もなくそのままスピンしながらコースアウト。エンジンもストップして、再スタート出来た時にはトップグループは遥か彼方でした。
8位まで追いあげてフィニッシュしましたが、スタート直後の接触でスポイラーが下がってしまって、5秒のペナルティを受けて、最終順位は11位でした。
ダメダメなレースになりましたが、MINATOの状態としては、もう少しでトップ争いに加わる事も可能な手ごたえはありました。まだまだ手探り状態なので、路面の変化に対して進むべき方向もシュミレーションを重ねて行ければ、安定したパフォーマンスが出せるようになると思います。次のレースまでにさらに高めて行ければと思います。
鈴鹿開幕戦は僕以外のチーム員も全滅で、久しぶりに全員が玉砕したレースになりました。理由はやはりテスト不足や準備不足だと思います。しっかりとしたテストをする事は意外と難しく、走る機会はあっても、そこでのデータが正しくないと、レースウイークに速いマシンが出来なくなってしまいます。レースは本当に難しいですね。もっともっと精進して行きたいと思います。
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