鈴鹿選手権第6戦
- 2019/10/10 09:54
先日の鈴鹿選手権にチームから3台が参加しました。
まずハヤトですが、参加台数58台の超激戦区なので、デビジョン制が導入されて、デビジョン1に進出するためには、各組予選ヒートで17位までに入らなければデビジョン2となってしまいます。
実力者ぞろいのYAMAHA SSクラスですので、ハヤトがデビ1に残るのはかなり難しい状況です。
予選ヒートが終わって、やはり残念ながら23位でデビ2行きが確定です。デビ2のスターティンググリッド11位からです。
決勝がスタートして、レース序盤には7位までポジションを上げましたが、バトルの経験値の低さから徐々に順位を下げて、最後は10位でフィニッシュです。現段階で抜きにも行きますし、まずまずな状況ですが、まだまだお勉強中ってところですね。
次にミッフーですが、6年ぶりの鈴鹿スーパーSSなので、土曜日の走り始めは酷いものでしたが、少しづつ感じを掴んで、レース日を迎えます。
ミッフーのクラスもエントリー台数が爆発していて、54台とやはり激戦です。SS同様にデビジョン制となって、なんとか予選ヒートで17位通過を目指します。
予選ヒートがスタートして、序盤はデビ2行きが確定したようなポジションを走っていましたが、荒れた展開に助けられて、奇跡の17位通過を果たします。
そして、デビ1決勝がスタートして、今週末で一番まともに走り始めます。実力のあるドライバー達と互角に渡り合って、抜きに行くシーンも多く、僕たちは大いに盛り上がりましたが、決定的なミスも多くて、最終順位は29位で終了です。
ぶっつけで挑んだスーパーSSでしたが、ミッフー的には楽しめたのではないでしょうか。
最後に性懲りもなくシニアMAXに挑戦した僕は、参加台数23台の中で、何位でフィニッシュしても良しですが、それでもレースとなれば、少しでも上位に行きたいところです。
終末を通じて、5キロ軽いシニアだからなのか、もう一歩仕上げられずに、当日を迎えます。
タイトラでは同じクロックに乗る顔見知りの若いドライバー君のスリップを使わせてもらって7位でした。予選ヒートの前にスリップを使わせてもらった彼が僕の後方スタートとなってしまったので、順位を譲る事を約束して、スタートします。
スタート直後の裏ストレートで約束通りにクロックの彼に順位を譲ったところ、彼の後ろに繋がっているドライバーがいて、余分に順位を下げます。
予選ヒートは最終的にはペナルティも出て、決勝のグリッドは6位です。タイム的には上位のドライバーと遜色ないのですが、タイトラ以上に走らない感じがより強まってきて、決勝前に思いつく対策を講じます。
そしていよいよ決勝です。鈴鹿マスターズ最年長の僕がシニアに出場するのは話題性が高いらしく、色々な方に応援されながら決勝のグリッドにつきます。6位からなら十分に優勝争いに加われるポジションですが、強い違和感の原因が解らないために、そんな野望は思いっきり厳しそうです。
決勝がスタートして、オープニングラップの最終コーナーで5位に上がって、その後4位まで順位を上げますが、なんとか普通に走れていたのは序盤だけで、すぐに予選で感じた以上にどんどんと走らなくなってしまいます。そんな状態で上位に居残れるほどシニアは甘くなく、最終的には7位まで順位を下げて終了す。
表彰対象の6位まであと一歩でしたが、順位以上に、レースウイークを通じてきちんと仕上げられなかった事が残念でした。長くレースをしてきて、年齢的に衰えてきているのを決勝までに誰よりも速いカートに仕上げる事でカバーしてきたので、はっきりとして原因が解らずに、レースが終わってしまった点は大きな反省材料です。
またまた不完全燃焼でシニア挑戦が終わりましたが、翌週に瑞浪をシニア仕様で走って謎の解明を試みたところ、同じような状態が出て、色々な変更を試みましたが、どんどんと悪くなって、最終的には綺麗にエンジンが吹けなくなって、1秒以上遅くなってしまいました。
そこまで遅くなってやっと分かったのが、どうやら電装系のトラブルのようです。しかし今年の5月くらいに電装品を全部交換していたので、そんなに頻繁には壊れないと、頭のどこかで思ってしまっていたようです。
電装系で悩ましいのが、今回の鈴鹿みたいに、ちょっと走らないって時で、トラブルの初期段階って事だと思うのですが、こんな時にはキャブセットを変更したり、シャーシセット変更したりして、迷走が始まってしまいます。その後、症状は悪化していって、タイムダウンが顕著になると「電気系壊れてる?」と疑いの目も向くのですが、困ったものです。
年齢的にシニア挑戦が出来るのもラストチャンスと思っているので、きちんと仕上げ切って完全燃焼してみたいと思います。残るチャンスは11月の瑞浪ですが、さて、どうしましょう?
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