MAXフェスタ当日
- 2017/10/16 17:00
先週のMAXフェスティバルはレイン路面で始まった事で、チーム員ほぼ全員が良いスタートを切れたのですが、ドライになってからはレースで上向くことが出来ずに、難しい状況で終了してしまいました。
まず、ジュニアですが、プレファイナルのグリッドが10位とやはりタイトラが上位だった事で下がりはしましたが、マヒトは楽しめそうなポジションです。
ヤスダ君もタイトラは上位スタートでしたが、メカトラやペナルティで失ったヒートが多く、予選通過がギリギリでした。プレファイナルに期待が掛かります。
リヒトとセナ君はNGKカップに出走でした。
NGKカップではリヒトが上位で走り、ファイナルラップのタコツボでインに飛び込み、3位でゴール、その後の審議で上位2名にペナルティが課せられて、繰り上がりですがリヒトが優勝となりました。
なかなか思うようなレースが出来ていなかったリヒトでしたが、優勝という結果以上に、ファイナルラップに攻めて、フェアな形で競り勝てた事はとても良かったと思います。表彰台では流石に嬉しそうだったので、久しぶりに結果を出すことの喜びを思い出したと思います。また良いレースを期待しています。
セナ君も上位には届きませんでしたが、しっかりとバトルをしていました。今年から本格的にMAXレースに参戦して、まだまだ上位のドライバーとは差がありますが、良いところを沢山持っているドライバーだと思いますので、来シーズンに向けて、引き続き頑張って欲しいと思います。
マヒトとヤスダ君は激化するバトルの中で、ファイナルのグリッドはヤスダ君が16位、マヒトが23位です。ヤスダ君はかなり追い上げましたが、マヒトは1周目のヘアピンで前を走るドライバーがスピンをして、避け切れずに接触、タイロッド関連を大きく曲げての走行となり順位を下げてしまいました。
そして決勝です。ヤスダ君もマヒトもスピードはありそうですが、なかなか順位を上げれません。特にヤスダ君は直前を走るドライバーのブロックがとてもきつく、結局最後までそれを破れずに15位で終了です。そのドライバーをうまく攻略出来ていれば、まだまだ上位を狙えた状況だっただけに悔やまれたレースでした。
マヒトの最終リザルトも22位と、やはり厳しいバトルに順位の回復が難しい状況のまま終了してしまった感じです。彼らもまたMAXレース初年度で、スピード以上にバトルでビハインドを背負いこむ事が多く、その辺りを伸ばしていければと思います。
ハラグチさんとミッフーのノービスコンビですが、まだまだお勉強中のハラグチさんと、そこそこのスピードはありそうなのに、自分の気持ちのコントロールがうまくいかないミッフーという感じで、どちらも結果は出ませんでした。
決勝もスタート直後の1コーナーで後続のドライバーに追突されてミッフーがスピン、再スタートしましたが、大きく遅れて最後尾です。
でも、そこからすぐに最後列には追い付いて、また追い上げ開始です。しかし、出遅れた事で冷静さを失ったミッフーはヘアピンで玉砕覚悟のパッシングを敢行して、ハラグチさんを巻き込むクラッシュを演じます。ミッフーは再スタート出来ましたが、ハラグチさんはシャフトを曲げてその場でリタイヤです。
何かが起こると、そのまま崩れていってしまうミッフーの悪いところが全て出たレースでした。まずは座禅あたりから始めたいと思います。
最後に僕とエンドウ君のレースですが、金曜日のウエット路面で1コーナーでハードクラッシュをしたエンドウ君は肋骨を骨折したらしく、痛みと闘いながらのレースになりました。タイトラノータイムから、徐々に追い上げて、無事に予選を通過して、プレファイナルでも順位を上げ続けた結果、決勝のグリッドは22番手です。
そこから痛みと闘いながらの長い長い決勝ヒートです。決勝もかなり頑張りましたが、バトルでのペナルティも受けて、最終リザルトは22位でした。
エンドウ君のスピードは他チームのドライバーさんにも認識されていて、よく僕との会話でも話題に上りますが、決勝では、まだレースがまとまらずに終わってしまっています。本当にちょっとした事だと思うので、エンドウ君が本格的にブレイクする日も遠くないと思います。来シーズに向けて、彼もまた頑張って欲しいドライバーです。
僕のレースですが、タイトラ、予選とトラブルや不調が大きい割には、耐えたレースでプレファイナルの順位は4位です。ここから優勝を争うためには、もう少し何かで持ちタイムを上げたいところです。各所を本当に細かく煮詰めてプレファイナルに臨みましたが、1周目のヘアピンで後続のドライバーに乗り上げられて、チェーンガードが粉砕。5~6ポジション落としたもののレースは続行出来ると思っていたのに、すぐにオレンジボールが提示されて、まさかの決勝グリッドは34位です。
決勝を最後尾からスタートすることも厳しいですが、施したセット変更が上向いたのかの確認が出来ずに終了したことも厳しく、仕方がないので、プレファイナルのセットのまま決勝を走ります。
決勝がスタートして、すぐにスピードがないことが分かります。それでも追い付いたドライバーは全員抜きましたが、17位でフィニッシュです。
レースはとてもクリーンに進行して、オープニングラップですら、止まるドライバーは誰もいませんでした。当然ですが、68人参加の今回のフェスティバルで、すでに34人が予選を通過していません。後方を走っていてもそれなりのスピードを持っているドライバーばかりなので、追い上げも簡単ではありませんでした。
やはり今回も不調の決定的な打開策は見つけられませんでした。しかし親分のおかげで原因は掴めたと思います。あとはどうすれば解決出来るのかですが、それがなんとも難しそうです。
相変わらずレインになると上位に来るグレンブルーは、僕が同じレースを走っているメリットを最大限に利用した結果ではあるのですが、今後はドライでもスピードを見せれれば良いなと思います。
海父
ボス、フェスティバル参戦の皆様、お疲れ様でした。
リヒト君優勝おめでとう♪ヽ(^◇^*)/
タコツボのパッシング素晴らしかったです。
おじ様方は今一な週末でしたが、ジュニア勢はとても良い経験が出来たのでないでしょうか?
上手くいった部分といかなかった部分があると思いますが、まだ数戦しかしてないのですから来期も焦らずに頑張ってほしいと思います。
ボスは今の状況を早く打破して、天辺に返り咲いて頂きたいですね♪