3連勝
- 2010/06/01 20:17
トルコGPは終盤にレッドブルの2台がまさかの接触でベッテルはリタイヤ、ウエーバーはウイング交換でピットインして3位に後退してしまいましたね。
それまでは、マクラーレンの2台と、レッドブルの2台が延々と僅差で周回して、タイヤの磨耗や燃費の関係等で、終盤には面白いバトルが見られるかも?と思っていました。
それが、トップ2台が接触して、それがチームメイト同士なんだから堪りませんね。この結果、ウエーバーの3連勝はかないませんでした。
接触の原因はベッテル的にはウエーバーが寄せたと思っているようで、リタイヤして車を降りた後に、「ウエーバーは頭がイカレてる。」みたいなジェスチャーを何度もしていました。
もちろん、ウエーバー的には、ベッテルの方が。。。。と思っているようです。
僕はテレビ画面では、ベッテルがまだ横にウエーバーがいたのに、ステアリングを右に切って、接触したように見えました。
すぐ後ろで接触を目撃したハミルトンもベッテルの方が悪いと思っているらしく、ハミルトン以外にも多くの関係者がベッテルの方が悪いと言っています。
しかし、レッドブルはウエーバーとその担当エンジニアが悪いと思っているらしく、その背景には、レッドブル的にウエーバーよりもベッテルに優勝させたがっているのが見え隠れしているようです。
表向きは、二人のドライバーは同格としてますが、若くてスター性のあるベッテルと、地味なウエーバーを比較して、チーム首脳陣はベッテルよりに動いている感じがしますね。
でも、それが本当だとすると、ちょっと残念ですね。
確かにベッテルは素晴らしい才能の持ち主ですが、今年のウエーバーは波に乗っています。つまらないミスも大幅に減りましたし、もともとスピードはあるドライバーなので、ベッテルにまったく遅れを取ってません。今年はウエーバーイヤーのような気がするので、チームも目一杯のバックアップをしてあげて欲しいですね。
しかし、ウエーバーは大人です。ベッテルの頭おかしいんじゃないジェスチャーを記者に言われても、「あれはアドレナリンのせいで、ベッテルの本心じゃないよ。」と意に介さない様子です。ますますウエーバーがカッコ良く思えちゃいますね。
そして、現在のポイントリーダーはウエーバーです。今後どうなるかまったく解かりませんが、7戦を経過してチェンピオンにもっとも近いのはベッテルでもハミルトンでもアロンソでもなく、ウエーバーです。ちょっとウエーバーを応援しちゃうのは、僕がじじいだからかもしれません。頑張れ!ウエーバー!
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