suzuka選手権
- 2017/05/31 08:59
週末に鈴鹿選手権がありました。今回はナオさんとヤマシタさん、僕とセナ君の4人が参戦しました。
ヤマシタさんとナオさんのクラスは前日から好調なヤマシタさんともう一歩仕上がらないナオさん、対照的な二人です。
タイトラも予選も二人はバトルとなりますが、仕上がりの良いヤマシタさんが、ナオさんを凌ぎ、決勝のグリッドはヤマシタさんが9位でナオさんが10位です。
そして決勝がスタートします。ナオさんは決勝前に施した仕様変更が功を奏してやっとスピードが戻ります。それでもヤマシタさんの攻略は簡単ではなくて、今回のヤマシタさんは本当に良い感じです。
なんとかヤマシタさんを抜いて、さらに上位陣に追いつくナオさんは終盤に次々にパッシングを成功させて、4位でフィニッシュしました。単独でのタイムが速かっただけに、あと数周あればと思えたレースでした。レース後に上位の選手にペナルティが課されてナオさんの最終リザルトは3位でした。
ヤマシタさんも上位陣に追いつきましたが、一気に攻略までは行けず、最終リザルトは8位でした。年齢的なものを考えると驚異的な走りだったと思います。
今回の事でやはり序盤から上位にいないと、追い上げのレースはやはり厳しいですね。ナオさんには次は是非、タイトラから上位でのスタートを目指して欲しいと思います。
さて、そのタイトラで崩れたのが僕とセナ君でした。セナ君はコースイン直後にストップして、タイトラはノータイムで最後尾です。
その後の予選で皮むきも出来ていないタイヤで走りましたが、順位を大きく上げられずに決勝グリッドは18位です。
決勝ヒートはさらに上を目指したいところでしたが、焦りからミスも出て、後方から抜け出せずに終了となりました。やはりタイトラで失った流れを取り戻すのは難しいと言うことを再認識したレースでした。
僕もタイトラからふるいません。エンジンはMAXの鈴鹿でかつてないほどの仕上がりですが、どうにもシャーシーが決まりません。こちらもかつてないほどの仕上がりの悪さで、まるで暴れ馬に乗ってるかのようで、通常の3倍は疲れる厳しい状態です。これはかなり極端な事をしないとどうにもならなそうです。
予選ヒートは本当に極端な仕様で臨みます。その結果、少し上向きます。それでもまだまだ乗れたもんじゃないレベルですが、上位陣とのタイムギャップもコンマ2秒ほどになりました。
決勝ヒートにはさらに極端な仕様に変更して、上位進出に望みを掛けましたが、スタート直後の1コーナーで上位のドライバーがスピンをしていて、以降のドライバーは大混乱です。数台を巻き込まれていたところで僕もコースアウト寸前まで避けましたが、僕の右にいたドライバーが僕の方向に飛んできて、タイヤが乗り上がる形になって、リアシャフトが曲がり、その場でリタイヤとなりました。
やはりタイトラから上位にいないとこんな混乱にも巻き込まれてしまいます。今回は謎のシャーシ不調に悩まされて、決勝ヒートで変更した仕様が上向いたのか外れたのかも確認出来なかったのがリタイヤ以上に残念でした。次の瑞浪は鈴鹿とは違いますので、どうなるか分かりませんが、しっかりとテストを実施して、全てのヒートで上位から出れるようにしたいと思います。
ヤマシタ
塚本さんには、速いカートに仕上げていただきありがとうございました。トップが見える位置でしたが今の実力ではここまで。次回はもっと行きます。