瑞浪
- 2016/08/03 13:29
先週末は瑞浪MAXシリーズがありました。今回はキクチ君とタシロッチ、そしてこれが初レースのクニトモさんが参加しました。
土曜日の最終セクションで5番手まで調子を上げてきていたクニトモさんですが、初レースの緊張と、5分間でタイムを出さなければならないタイトラの難しさで、思うようなタイムが出せません。
それでも16番手とクニトモさんの後ろにはかなりのドライバーがいるので、まだまだこれからってところです。
予選でもう少し挽回したいところですが、前のドライバーを抜きに行って接触してしまって、人生初レースで初ペナルティと、厳しい展開です。
そして決勝は、どこまでがセーフでどこからがペナルティなのかの線引きが解らずに、思うようなレースにならなくて、18位で終了しました。次のレースまでにもっと走りこんで、レースを楽しんでもらいたいと思います。
キクチ君は前回優勝なので、3キロのハンデウエイトを搭載してのレースです。3キロの影響か、単純に仕上げきれていないのか不明ですが、タイトラで8位と、優勝を狙うには少し厳しいスタートです。
しかし、予選で挽回して決勝のグリッドは4番手です。
そして決勝です。オープニングラップで5位に下がりますが、なんとかトップグループで食い下がっています。しかし、徐々に引き離されて最後は6位に順位を落として終了です。
何かと忙しいらしく、前回のレースが終わって、そのまま今回のレースを迎えた事で、練習不足、準備不足、それらによるメカトラも多く、優勝を狙えるようなレースにはなりませんでした。次までにしっかりと立て直したいところです。
キクチ君とは対照的に、前回のレースで苦汁を飲まされたタシロッチはとにかくこのインターバルで走りこみました。本人もかなり昔の感覚を取り戻しつつありますし、走行データも取れたので、なかなか良い仕上がりです。好調を生かして、タイトラでポールを獲得します。
予選ヒートではやはりレース感が鈍く、3位に下げて終了です。
しかし決勝では、スタートで2位に上がり、その後、トップのインにも飛び込みましたが、パッシングには至らずに、終始トップのドライバーの直後につけて、隙を伺い続けましたが、好機は訪れずに、2位で終了です。
トップのドライバーとはスピードで互角だったと思うので、2位は残念ですが、前回よりは大きくジャンプアップ出来たので、もうちょっとリハビリを続ければ、レースが楽しめそうです。これからのタシロッチに期待したいと思います。
最後に僕のレースですが、公式練習、タイトラ、予選とトップで通過しましたが、決勝ではバトルとなって、残念ながら2位となりました。敗因は、優勝したドライバーの方が貪欲に勝ちに拘ったのに対して、僕は綺麗に抜く事に注視しすぎて、アタックも中途半端だったのかもしれません。
ブロックラインもほとんど取りませんでしたし、残り2周の段階で先頭で通過したのに、2コーナーでインを抑えずに飛び込まれた事は、少々、甘いレースをしたといえるのかもしれません。さらにはタコツボで、相手のブロックを崩せずに、僕のライン上に戻ってきたトップのドライバーを避けきれずに接触してしまい、先頭には出ましたが、すぐに譲って元のポジションに戻りました。ブロックのさらにインに飛び込むのか?それとも諦めて、次のチャンスを待つのか?躊躇があってはダメですね。
今回は路面温度が60度近くて、みんなが上手に走れない難しいレースでした。僕の厳しい状況でしたが、それでもみんなとは同等以上に走れていたので、最後はやはり勝利への執念でしょうか。
まだ、30代の後半の頃に、佐野和志さんが「ボス猿さん、僕らくらいの年齢になると、何が何でも勝ちたいって気持ちが薄くなるよね。」って言っていたのを思い出します。
もちろん当時の僕は、「あなたは世界の佐野和志だから、そうかもしれないけど、僕は年齢はいってるけどまだキャリアは浅いから、当分は勝ちたい気持ちはあると思うよ!」と反論しました。
でも、僕ももう50代になりましたので、昔、佐野選手が言った気持ちが少し解るようなきがします。
確かに優勝はしたいのですが、そこには勝ち方みたいなものも意識してしまって、でも、シンプルにもっと行かなければならないのかもしれません。
レースを長く戦っていると色々な事がありますね。今回は良い勉強になりました。次のレースもより頑張りたいと思います。
海父
ボス猿及び瑞浪MAXシリーズ参戦の皆様お疲れ様でした。
ミッフーさん応援有難う御座います、今回は残念でしたが今度一緒に走れるタイミングが有ると良いですね。
いや~今回はダメでした、重りでは無く重馬場時の巧拙の問題ですね、もっと走りのバリエーションが無いと今後も厳しいですね。
しかし今回は色々と課題が見えてとても貴重な1日でした、捻くれものの我がGOPROは今まで決勝がちゃんと撮れていませんでしたが、今回は撮れていたのでそこから見えてきた問題点とボス猿やタシロッチさんに頂いた座学を元に奮励努力して参ります。
そしてボス猿!! なんかブログの後半が淋しいですぞ!!
まるで引退前の選手のような発言…ダメですぞ!!
まだ見ぬ未来にグレンブルーの門を叩くであろう少年少女やおじさまおばさま方の為、又カートの楽しさを伝えて行く為にも背骨が曲がってでも乗って頂かないと、老いは止められませんが情熱に歳は関係有りません、情熱が有れば人は前に進みます。
ボス猿は不本意だったかもしれませんが私と息子はレースをみてやっぱボス猿はすごいなーって感動しておりました、あっそうそう、最初観客席の方で見ていたのですがそこにカート好きであろうおじいさんが両手を上げて拍手しながら喜んでいました、それぐらい素晴らしいレースでした、勝利への執念は確かに大事ですが、執念のあまりずっとブロックラインを通ったり跳ね飛ばしてでも順位を上げるのはボス猿の教えでは無いような…
このチームは現在のシャーシやタイヤの特性、レース展開やコース状況をボス猿がレースに出場する事でより正確に教えて頂く事が出来るのが強みであって他には無い特徴かと私は思います。
表彰台に上がったボス猿は疲労困憊しておりました、レースに出続けるのは想像以上に大変だと思いますがあえて言わせて下さい、背骨が曲がっても乗り続けて下さい!!
長文に成りましたが生意気言ってすいません、まあ私の勘違いならいいのですが?次も楽しみにしています。
よーし次もがんばるぞ~!!