どこかで打開しなくては。。。
- 2016/05/25 20:51
先週末は瑞浪SLシリーズがありました。
今回のメンバーはアバンティにキクチ君とウエハラさん、ジュニアに稲葉兄弟とセナ君、そして1年ぶりのレースになるケンタが激戦のSSクラスに出場しました。
ウエハラさんも1年以上瑞浪を走っていませんし、レースも出ていない上に、日曜日にぶっつけ本番でレースに臨むので、結果よりもまずはリハビリってところです。
土曜日は好調だった稲葉兄弟です。まずは公式練習でリヒトがトップです。僅差ですが、まだ好調を維持していそうです。
タイトラはマヒトが百分の3秒差で2位です。リヒトが5位です。
予選ヒートが始まって、スタートで5位まで落ちるマヒトです。リヒトと二人で順位の挽回を狙いますが、リヒトが5位でマヒトが6位です。
決勝がスタートして、マヒトが3位まで順位を回復して2位にも仕掛けますが、もう一歩、決まらずに逆に4位に下がってゴールです。リヒトも良いパッシングが決まらずに、最後は6位でフィニッシュです。
二人のレースは確かにバトルももう一歩ですが、レース日に戦闘力が下がってしまっていて、そこに問題がありそうです。
一番の課題は、レース路面でのキャブレーションにあって、その辺りのデータと収集する必要がありそうです。
単独での走行では速いタイムを刻めるのですが、誰かを抜いて置き去りにするようなパフォーマンスがないので、レースになると苦戦を強いられてしまいます。次回までにはしっかりと対策を立てたいと思います。
セナ君は、今回もまだまだお勉強といったところでしょうか。全体のタイムに追いつくにはもう少し掛かりそうですが、少しづつスピードも上がって来ているので、次回までのインターバルでもう少し上位陣とのタイム差を減らして行きたいと思います。
アバンティの二人ですが、当日入りのウエハラさんはグリップの高い路面に翻弄されて、思うように走れないまま、レースが終了してしまった感じです。お仕事が忙しく、なかなか練習も出来ませんが、当日入りでも何でも、レースに出ていれば、だんだんと慣れてくれると思います。また出れるレースがあったら、頑張って出場してほしいと思います。
キクチ君もグリップする路面を攻略出来ずに、なかなか彼本来のスピードを出せないままレースが進んでしまいました。さらに決勝ではスタート直後にエンジンの調子がおかしくなって、スピードが上がりません。トップとはラップタイムで秒単位で遅いので、トラブルと諦めて、ピットに戻れば良かったのですが、そのまま最後まで走り続けて、最終的にはエンジンがロックして止まったようです。
最後は上位陣の3秒落ちまでタイムダウンしていたのに何故、走り続けてしまたのかが残念ですが、最後はエンジンブローという残念な形で終了です。
レースはメンタルスポーツなので、焦りや緊張で、当たり前のことが出来なくなってしまったりします。こうした事も経験なので、また頑張って欲しいと思います。
最後はケンタですが、彼は普段はレーシングカートに乗っていないので、1年ぶりのカートですし、レースです。「練習が出来ないんだから、しっかりとカートの整備をして来なよ!」と言ってあったのですが、土曜日に登場したケンタのカートは色々なところに不具合があって、タイヤも1年前のものですし、タイムは恐ろしく遅いです。
エンジンを3基、キャブもいくつも試しましたが、どれも変わりがありません。考えられるところは全て変えましたが、根本的に遅すぎて、どうにもなりません。
フレッシュタイヤを履いたところでそんなに大きなタイムアップをするとも思えないので、今回はかなりヤバいと思って臨んだレースでしたが、タイトラでもやはり前日のままで、圧倒的な遅さです。
予選ヒートまでにさらに大幅な変更をしましたが、スタート直後の2コーナーで接触後、コースアウトを喫してそのままリタイヤです。施したセット変更がどうだったのかも解らないまま、もう決勝です。
決勝がスタートして、今度は普通にスタート出来ました。タイトラまでのタイム差も無く、みんなと一緒に走れていますが、すぐに大きく遅れ始めます。その頃からキャブの辺りを押さえながら走るケンタです。そしてスローダウン。なにやらもぞもぞとキャブの辺りを触って、また走り出します。
しかし、すぐにまたキャブの辺りを押さえながらの走行になって、片手で運転しているからか、ヘアピンでスピンを喫して、今度は押し掛けで再スタートを試みますが、エンジンは掛からずに、そこでリタイヤとなりました。
ピットに戻り、「何をしてたの?」と聞いてみると、「キャブの負圧のホースが抜けちゃうんです!」との事。これも整備不良って事ですね。
今回は本当に厳しいレースでした。先々週の鈴鹿もそうでしたが、悪い流れを断ち切れていないので、ここから気持ちを切り替えて、なんとか打開して行きたいと思います。
ハラグチ父
皆さまご無沙汰です!瑞浪SL第三戦お疲れ様です!
最近は鈴鹿も瑞浪もracing kartウェブで皆さんのファイトが応援できるようになったのでしあわせです♪
今シーズンの瑞浪SLはTiaJrが実力均衡で迫力ありますね!
こんなレースで毎回しのぎを削り。勝ち上がっていけたら、走り続ける限り、絶対によい結果が待っているな〜って感じます。
レース中のアナウンスで、稲葉ブラザーズ!
マヒト!リヒト!とたくさん名前を呼ばれる…ずっと中心で映る。
それって、注目の走りやレースの基本ができてる証拠でしょうね。
うらやましい事です。
あとは、いろいろなタイミングとか、それが難しいんですが、他を寄せ付けないスピードを手に入れるだけですかね?
真剣に走ってるから、当たり前に必ず結果は欲しいですが、オーバーテイクまでの組み立てとか、たくさんいろいろと試みてる姿とかとにかく見ている人を引きつけますし、それでいてクリーンでミスロスの少ない攻め方はJr.なのに好印象ですね。
動画みての感想でしたが、このまま成長して行ったら、すごいだろーなー♪ってワクワクしました。
次の皆さんのレースも楽しみに応援してます‼︎