流れが無さすぎです。
- 2016/05/17 20:34
今回の鈴鹿は、良さそうな空気のヤスダ君と対照的に厳しい仕上がりの僕って感じで土曜日を終えました。
ヤスダ君は日曜日のタイトラで、決して上手いタイトラではありませんでしたが、それでもやはりスピードがあって、30台中の11位で終えます。
予選ヒートのスタートで7位までジャンプアップしますが、格上のドライバー相手にバトルで敗れて9位でフィニッシュです。
決勝グリッドの9位は、まずまずのポジションですので、ここからさらに順位を上げられれば、目標の6位入賞も充分に射程距離です。
決勝がスタートして、1コーナーから2コーナーで多重クラッシュが発生、ギリギリのタイミングで接触だけは避けられたヤスダ君でしたが、残念ながらエンジンが止まってしまいました。
その後再スタートしましたが、エンジンが急に走らなくなって、上位進出は叶わずに13位でフィニッシュです。
今回はスピードがありましたが、以前にはなかったコーナーリングの問題点が露呈して、その修正に取り組みましたが、簡単にはいきませんでした。次のレースまでの課題になりました。
ヤスダ君は、鈴鹿を走ったのが久しぶりなので、こんな事もあります。次までに修正してくれると思います。
さて、日曜日のタイトラで、なかなかの冒険したセットで臨んだ僕は、ちょっとした突破口が見えました。
タイトラはB組の12位と、参加台数55台って事を考えると、マスターズの僕は健闘しているって事かもしれませんが、総合の6位以内を目指す僕には、すでに黄色信号です。
予選ヒートがスタートして、上手く9位まで上がりますが、S字コーナーでぶつけられながら抜かれて、10位に落ちます。その後、抜いて上がれそうな瞬間もありましたが、今回は予選で接触とかすると、そのままデビ2に行く事になるため、セット的にも厳しかったので、とりあえずそのままの順位でフィニッシュしました。
その結果、決勝のグリッドは19位です。
決勝を前に、予選ヒートで感じたパフォーマンス不足の対策を施して、グリッドに着きます。
決勝がスタートして、1コーナーを通過したところで物凄い多重クラッシュが発生しています。なんと!ポールポジションの選手もスピンしています。どうやら1列目、2列目、3列目と上位の選手が大勢、クラッシュしています。
あまりの台数に僕が通過出来るラインは残されていなくて、ハーフスピンしながら右に避けましたが、後方から来たドライバーが僕を避けきれずに、激しく接触。エンジンも止まってしまって、再スタートをしましたが、真っ直ぐ走りません。
走りながら、右のナックルを見ましたが、凄い角度を向いていて、ブレーキを掛けると、激しくフレームが擦れて、さらに一気に横を向こうとするので、スリル満点です。
とても走れそうになかったので、車検場に戻ろうとしましたが、決勝の前に施したセット変更の確認がしたかったので、そのまま我慢して走りました。
物凄く走りにくいカートに変貌した僕のワニ君ですが、わりとすぐにコツを掴めたので、頑張って走った結果、変更したキャブレーションは狙い通りで、低速から高速まで良い感じです。
セットが上向いたのを確認できたところで車検場に戻りました。ピットに戻って、よくよくカートを見ると、やはり損傷が激しくて、その割りにはタイムも上位陣のコンマ5~6落ちで、元気な状態で決勝を走れればと強く思いました。
しかし、このクラッシュで誰にもペナルティが出ない鈴鹿は本当にダメダメですね。スタートのコリドー違反しかペナルティを課さないんだからまったく意味不明です。誰かが大怪我しないと変わらないんですかね。
それと、何であんなクラッシュが起きるんでしょう?スタート直後の1~2コーナーは危険な場所です。そこにまったくマージンを持たずに他人にぶつけながらでも順位を上げようとするドライバーが多すぎます。
誰にも当たらずに、そして他人のラインを残す技術をみんなが持って欲しいですね。まぁ技術よりも頭の中ですかね。レース中のテンションのコントロールが出来ないと、いつまでもすぐにぶつける危険なドライバーのままです。
あー、しかし、つまらないレースでした。唯一の収穫は決勝のセットが良い方向に向いたことです。貴重なレース路面でのデータが取れました。次に繋げて行きたいと思います。
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