ボス猿ブログ

先週末は鈴鹿最終戦がありました。例年ですと、極寒の中での最終戦って感じですが、今年はかなり暖かかったです。

さて、マスダ君ですが、予選ヒートのローリングで、ガソリンを絞り過ぎて、エンジンを止めてしまって、一気に最後尾です。彼は以前もこれと同じことをしているので、緊張からなのか分かりませんが、何らかの対策を考えないとまずいかもしれません。

最後尾に落ちた後は、また抜いて上がります。途中で多重クラッシュも発生して結果的には元のポジションより少し上がって終了です。

決勝ヒートは、思いっきり頑張って欲しいところでしたが、バトルになると強さを見せられずに、終わってみれば、中段から抜け出せずに終了です。

今回はエンジン的に良さそうな仕上がりだったので、期待がかかりましたが、やはりレースは難しいです。行き過ぎてもダメですしマージンを持ちすぎてもレースになりません。次回に期待したいと思います。

僕のレースですが、朝のフリー走行で総合の７番手とまずまずです。上位のドライバーは前日のフレッシュタイヤを装着していたので、タイヤの差を考えると予選ヒートに期待が持てそうです。
予選ヒートがスタートして、真横のドライバーが僕を牽制するために急激に幅寄せをしてきて、そのまま僕に接触！タイヤが絡んで、２台揃って高速スピンです。

速度も出ていますし、僕はイン側からコースを横切ってアウト側のダートまで飛び出たので、後続のドライバーが上手く避けてくれたので、怪我はありませんが、一歩間違えば、大怪我もありえた危険な接触でした。レース後に謝って来ましたが、若いドライバーはスタートで、無謀過ぎますね。

そんな訳でコースアウトしてから再スタートして、かなり走ってから、やっと最後尾に追い付いて、数台を抜いて、ギリギリ１３位で敗者復活戦は免れました。

再スタート後のタイムはトップと遜色のないタイムで走れていたので、本当にスタートの接触が悔やまれました。

決勝のポジションは２６番手です。スタートで上手くジャンプアップできれば、まだレースを楽しめそうです。

決勝ヒートがスタートして、1コーナー、2コーナー、裏ストレート、3コーナーと上手く順位を上げ続けて、25Rまでには１０台位をパスして、さらに25Rで前のドライバーがアウトに膨らんだので、インに飛び込んだのですが、前のドライバーは急激にカットインしてきて、フルブレーキで縁石に乗り上げて、避けましたが、後ろから追突されて、ハーフスピンを喫して、またしても再スタートです。

そこからまた追い上げますが、当然、なかなか最後尾に追いつきません。

何とか最後尾に追い付いて、そこからファイナルラップまで抜き続けましたが、１７位で終了です。

これで今年のレースは全て終わりました。２０１５年を振り返ると、序盤から中盤までは新型エンジンのエボの排気バルブにやられっぱなしで、良いパフォーマンスにならずに大苦戦しました。

後半になって新型バルブが登場して、そこからはエンジンは常に良い状況なのですが、シャーシが決まらなかったり、体調不良だったりと、結果が出ないレースが続きました。

やはり加齢による衰えで、判断ミスや、危機回避をしなければならない局面で、避けきれない事も多く、ショボいレースが多かったです。

しかし半面、スピードそのものは、シニアの若いドライバーにかなり肉薄出来るところまで来ました。現段階で、もういっぱいいっぱいで、これ以上どこをつついても、なんともならん！って事もありません。どちらかと言うと、まだまだタイムは上げられそうです。

２０１６年はスピードをもっと追及していって、タイトラでしっかりと上位タイムを出して、中盤の危ないドライバーとは別の位置でレースをしたいと思います。

そんな訳で、来シーズンもしっかりとテストをして、「もうこれ以上はどこを捻っても、速くは走れません❗」ってところでレースをしたいと思います。頑張ります！