全てが裏目に。。。
- 2015/05/05 09:02
昨日の瑞浪MAXシリーズ第3戦はレインレースになりました。僕は前日の第2戦で、どうしてもエンジンが低中速で吹けていかない症状が消せなかったので、ぶっつけ本番ですが、タイトラで旧型エンジンで出走する事にします。
それと言うのも第2戦で僕とトップ争いをした、2台がいずれも旧型だったからです。しかし、テストなしなので、キャブレーションを含めて、「こんなもんかな?」って感じの状態です。
タイトラが始まって、「こんなもんかな仕様」は、どうにもならない位走りません。エンジン回転で1500回転位回りません。当然、タイムも遅く、総合の13番手です。
ここで予選ヒートまでに旧型を諦めてでEVOエンジンに戻すか?それともキャブレーション等を変更して旧型で行くのか、悩みましたが、EVOエンジンに戻しても症状は消せないので、もう一回、旧型で勝負する事にします。
予選ヒート1回目がスタートします。しかし、状況はタイトラよりもエンジン回転は上がりましたが、その分ピックアップがありません。決勝に向けて追い上げ開始をしなければならなかったのに逆に順位を下げて10位フィニッシュです。
もう後が無いので予選ヒート2はEVOエンジンに戻します。苦渋の決断ですが、仕方ありません
予選ヒート2がスタートして、9位スタートから4位まで回復します。今回は雨でクラッシュが続出していたので、予選ヒートから1列ローリングです。そのため後方からの追い上げは厳しくなっています。周回数も7周なので、これが限界でした。
EVOを積むとやはり症状が出ます。でも、ラップタイムは上位陣と同等になりました。 決勝に向けて、思い付く症状緩和の対策を施します。そしていよいよ決勝です。
僕はヒート1が10位でヒート2が4位なので、グリッドは9番手です。レイン路面にシャーシは良い感じなので、ここから本気で優勝を目指します。
しかし、決勝がスタートして、予選ヒート2よりも、何故か症状が悪化してしまって、まったく走りません。それでも、少しでも上位を目指します。
しかし、パッシングに行ってもその後に待ち受けている加速しないゾーンに突入するとまた抜かし返されて、「こりゃ外から見ていると抜き損ねているように見えるんだろうな。。。」とか考えながら走ります。
どうにも運転しにくいのは低中速を過ぎて高速域に入るとターボが掛かったように急激に加速し始める事です。ちょうど1コーナーを抜けた辺りで加速を始めるのですが、雨量も多くて、視界がまったく無い状態で、前を走るカートに急速に近づいてしまい、追突しそうになって、なんとか回避しようと減速したら水に乗ってスピンしてしまいました。
なんともしょうもない終わり方でしたが、振り返ると前日の接触ハーフスピンから、流れが変わってしまって、全てが悪い方向に向いてしまいました。タイトラでのギャンブルも、もうちょっとベストに近ければ、なんとか予選ヒートで模索出来たと思いますが、あまりにも外れすぎていて、ちょっと合わせ切れないと判断しました。
予選ヒート2の状態も症状は出ていましたが、決して遅くはありませんでしたが、レースが1列ローリングって事と追い上げのレースでしたから、パッシングに行って失速する可能性が高かったため、仕様変更となりました。
それもそれほど大きな変更ではなかったのに、あれほど一気に悪化したのも予想外で、悪い流れの時には、全てが悪い方向に向くんだなと改めて思いました。
マッドクロックになって、レインはある程度走れていたので、シャーシは素晴らしかったです。それだけになんとかしたかったのですが、上手く行きませんでした。
次にマスダ君ですが、レインレースになったお陰で、少し上向きました。シングルポジション辺りは走れていましたが、決勝は序盤に抜きに行って接触しそうになり、避けてスピンしてしまいました。
その後、追い上げましたが上位進出にはなりませんでした。
さて僕のゴールデンウイーク2連戦は、まったく良いとこなしで終了してしまいましたが、MAXエンジンのセットアップでまた前進出来た事もありました。この敗戦を無駄にしないように今後に活かして行きたいと思います。
海父
ボス猿・マスダさんお疲れ様です。
2戦連続でしたが全く違う天候になりましたね。
第2戦の感じではエンジン良くなったのかと思ってましたが…
第3戦は雨ですからエンジンが調子悪いと厳しかったですね~
今後も厳しい戦いが続きそうですが、次の鈴鹿も頑張って下さい。
このチームの流れはボス猿にビシ!!と変えてもらうしか有りません。