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第2戦が終わって。

  • 2010/05/06 17:20

先日の鈴鹿第2戦が終わって、結果的には2戦とも今一歩のレースでした。

リザルトには順位とタイムしか載りませんので、今一歩って表現が適正かもしれません。順位はもうちょっとって感じですが、タイムはそんなに悪くない。タイトラでタイムが出せなかったのが問題で、決勝で前の方から出ていたら、ちゃんと前のほうでフィニッシュ出来たかも?とリザルトを見ると思われそうです。ですが、本当は違います。

もし、前のほうから出れていても、やはりその集団の最後尾に追いやられて、現在の鈴鹿の層の厚さを考えると、頑張ってもシングルフィニッシュが精一杯だったと思います。

では、 何が問題なのかと言うと、やはり戦闘力です。僕の考える戦闘力とは単純です。要するに、パッシングポイントでの伸びです。

タイムが何秒とか最高回転が何回転とかは目安であって、それはどうでも良いんです。単独でのタイムはそこそこでも誰かの後ろで周回する場合には、タイムを稼ぐポイントが問題です。この開幕2戦に関して言えば、インフィールドの旋回スピードやブレーキングで、タイムを稼いでいたので、前にドライバーがいると、抑えられてしまって、十分なパフォーマンスが発揮出来ません。今回のレースも決勝の中盤でどうしても抜けないドライバーに手を焼きました。最初はピッタリと付けるインフィールドでは煽るように走りましたが、だんだんと水温が上がって来てしまったので、車間を開けて、そのドライバーに前の集団に追いついてもらう作戦に切り替えました。やっと前の集団に追いついたのがファイナルラップの1周前で、残念ながら一人しか抜けませんでした。

鈴鹿はハイスピードコースと思われがちですが、実はエンジンにトルクも求められる非常に難しいコースです。したがって、ストレートの伸びだけでも、またピックアップだけでも戦闘力に繋がりません。

レースウイークにキャブセットやギアレシオ、シャーシーセット等を仕上げて、タイムを削り取って行くのですが、この2戦に関して言えば、どうしても自分の考える、戦闘力の高いマシンにはなりませんでした。

何が問題だったのかは不明ですが、傾向は同じで、その部分に辿り着けないと、第3戦も同じ結末になると思います。なんとか解明したいと思うのですが、なかなか難しいですね。

この2戦はビデオも撮ってあったので、後で検証したのですが、最終コーナーなどで、車間を詰めながら加速して来ても、トップエンドでは逆に離されてしまって、走りながら感じていたのがそのまま映像に写されていました。第3戦もすぐですので、何か策を講じたいと思います。まったく難しいMAXですが、次回のレースまでに「あれをこうしたら良くならないかな?」とか「次は最初からこういてみよう。」とかあれこれ考えるのはなかなか面白いです。

参加台数や顔ぶれも文句無く、日本の最高峰のレースと呼べると思いますし、タイヤもエンジンもワンメイクのMAXはある意味、メーカーのしがらみで勝敗が決まる全日本よりも見ていて面白いと思います。

第3戦は何かを掴んで、戦闘力のあるマシンで参戦出来れば良いなと思います。難しいですが。。。。

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