最終戦
- 2014/12/01 21:44
昨日は瑞浪シリーズの最終戦がありました。
ジュニアクラスに4台、SSクラスに3台、アバンティクラスに3台、X30クラスに1台の合計11台のエントリーです。
本当はスーパーSSクラスにサクライ君が年間エントリーしていたので、12台だったのですが、体調不良で欠場となってしまいました。
まずは、ジュニアクラスですが、ユウキ君が2位に入って、シリーズも2位を獲得しました。
このクラスは昨年のチャンピオンのゼッケン1番君が残留して、独走でシリーズを制しました。さらに彼は瑞浪シリーズのトップとして参加した鈴鹿の全国大会も優勝するツワモノで、ひとり異次元の走りでしたので、現実問題として、シリーズ2位が今年からレースを始めたルーキーとしては、狙える最上位だったと思います。
そんな事から、ユウキ君の獲得したシリーズ2位は非常に価値のあるものだったと思います。
シリーズ3位の可能性も十分にあったマヒト君は、タイトラで2位の好位置を獲得しましたが、予選のスタートでエンジンが掛からずに出遅れて、最後尾スタートになってしまいました。そこから4位まで戻りますが、決勝ではスタートで順位を下げてしまって、ファースティストラップで追い上げますが、結果は5位でした。シリーズは4位でシリーズ表彰を受けました。
シリーズの後半に来て、スピードを見せ始めたマヒト君でしたが、バトルの経験が少ない事から、もう一歩のレースも多かったですが、来シーズンは、スピードを生かせるようになって欲しいですね。
次に激戦のSSクラスですが、今回がデビュー戦のキクチ君は本来は来年から参戦予定だったのを、前倒しして、1レース、練習レースのつもりで参加しました。もちろん上位進出を狙える状況はありませんでしたが、貴重な体験が出来たと思います。ここから開幕戦まで、しっかりと練習して、序盤からレースが楽しめれば良いですね。
ヤスダ君とサワダ君もルーキードライバーですが、そろそろ上位を狙って行きたいところです。
しかし、今回は上位陣もタイムが上がらない難しい路面で、ここでも経験の差が出てしまって、タイトラ、予選の後方であえぐ形になります。
決勝は二人とも、上向きましたが、ラップタイムで劣る、他チームのドライバーさんを抜きあぐねてしまい、集団から大きく遅れる事になってしまいます。
ヤスダ君は終盤になんとか攻略して、前を追いますが、もう少しで追いつけそうなところで、チェッカーとなりました。
サワダ君は最後まで、そのドライバーを抜く事が出来ずに、終了となってしまい、二人にとっては残念な最終戦になりました。彼らも来年に向けてバトルの練習を重ねて、上位進出を目指してほしいと思います。
上級カテゴリのX30には、ハラグチ君がエントリーしました。彼もこれが3レース目のルーキーです。今回はスピードでは、もう一歩のところまで来ましたが、序盤のタイムが上がらずに、苦戦となりました。レース序盤のタイムを稼ぐのも技術ですので、来年は、スピードアップと同時に、この辺りもスキルアップしてもらいたいと思います。
最後にアバンティクラスの3人ですが、ランキングトップのマスダ君は、なんとか上位でフィニッシュして、シリーズチャンピオンを獲得したいところです。
ウエハラさんは、仕事が忙しいので、練習もなかなか出来ませんし、土曜日も仕事で走れないので、今回も日曜日入りです。
最後にミッフーです。半年ぶりくらいのレースです。
まずはタイトラで、マスダ君がポールを獲得して、3位にミッフー、5位にウエハラさんと、なかなかの好発進です。
しかし、予選のスタートでミッフーがセカンドスタートのドライバーと接触して、大きく出遅れる形になって、さらにレース後に、その接触のペナルティとして、ヒート失格を受けます。
そのクラッシュを切り抜けたマスダ君とウエハラさんの二人はワンツー体制を築きますが、やはりこれがレース3戦目のウエハラさんは、バトルでは分が悪く、徐々に順位を下げて、最後は6位でフィニッシュです。
マスダ君はトップをひた走りますが、ペースは良くなくファイナルラップに抜かれて、2位フィニッシュです。
そして決勝です。まずウエハラさんの電気系統がスタート前に壊れて、グリッドに着くことが出来ずに、不出走となってしまいます。ほとんど練習も出来ずに参加した割には奮闘していたので、残念なリタイヤです。
ペナルティで最後尾スタートのミッフーは、焦りからか、決勝でも接触を引き起こしてしまい、またもペナルティを受ける事になり、本人の責任なので仕方ありませんが、散々な一日になりました。かなり凹んでいて、レース後に僕のところに来て、「グレンブルーのエンブレムが付いたウエアを着ているのが申し訳ないので、すぐに着替えてきます。。。」と殊勝な事を言っていました。大いに反省して、次は接触のないレースを目指してほしいと思います。
最後にセカンドスタートのマスダ君はそのままのポジションでもチャンピオンとなれますが、なんとか優勝してタイトルを獲得したいところです。レースがスタートしますが、抜きに行って接触をすれば、タイトル獲得に黄色信号となるので、慎重になっているところで、まさかのチェーンガードのステーが折れて、そのまま序盤でリタイヤとなってしまいます。
グレンブルーチーム員のみんなの、がっかり感がハンパ無い中、決勝が終わり、打ちひしがれたマスダ君がピットに戻り、僕が慰めていると、マスダ君とタイトルを争っていた他チームのドライバーが重量失格の裁定を受けたとの情報が入り、二転、三転して、結局マスダ君がチャンピオンとなりました。
長くレースをしてますが、こんなシリーズの幕切れも珍しく、まったくレースは最後まで解りませんね。
あんなに一生懸命にメンテナンスしていたのに、あんなぶ厚いステーが決勝で折れるなんて、「なんて、持ってないんだ?」と思いましたが、終わってみればチャンピオンて、これって持ってるって事で良いんでしょうか?まったく不思議なレースでした。
これで、残すレースは来週末のスズカ最終戦だけです。
僕もランキングトップですので、マスダ君に続いて鈴鹿のタイトルを獲得するとアバンティクラスで2冠を達成することになります。(僕はマスダ君と違って持ってないので、とても心配です。。。)
でも、今年は後半に来て、MAXフェスティバルで優勝したり、なにかと好調なので、それが残っていれば、行けるかもしれません。
または、決勝の途中でチェーンガードのステーが折れちゃうかもしれません。(そうなったら、もはやオカルトだな。。。)
ユウキ母
瑞浪最終戦お疲れ様でしたm(_ _)m
今年1年無事に(?)走りきることができました。
初めてカートに乗って興奮していたのが昨日のことのようですが、シリーズ2位をいただいてオフシーズンは今の自分を見つめ直すいい時間にしてほしいです。
レースデビューしたものの、ほとんど練習もさせてやれないなか一生懸命走った1年でした。
1位にはなれませんでしたが、1番君と走れたことは無駄にならないと思います。そしてまた違うカテゴリーで一緒に走ってほしいです。今度は少しは視界に入れるように・・・。
監督はじめ、チームのみなさんレースに参加された皆さんにとてもお世話になりました。来年もどうなるかわかりませんがよろしくお願いします(*^^)v