白糸レンタルカートシリーズ
- 2014/08/18 16:58
昨日は白糸シリーズでした。耐久レースに8チーム、スプリントの55クラスに7台、70クラスに7台が参加してくれました。
耐久レースは前回優勝の「稲葉兄弟」と昨年のチャンピオンチームの「中部連合」、それに「桃園レーシング」さんと「高2になってもカートがしたい」、さらに新チームの「TSTY」の5チームが僅差で続く接戦となりました。
レースが進むにつれて、優勝争いは「稲葉兄弟」と「中部連合」に絞られて、3位争いが「桃園」さんと「高2」で争われる形になりました。
ピットインすると、一度はバラけますが、ピットアウトすると、テールツーノーズの争いが終盤まで続いて、優勝は「中部連合」となり、2位には「稲葉兄弟」、3位に「高2」で4位が「桃園」さんが入りました。
シリーズも後半戦に入って来ましたので、どこがチャンピオンに輝くのかはとても興味深いところです。
現在のランキングではトップが「稲葉兄弟」で2位が「中部連合」、3位が「桃園」さんのようです。
トップの2チームのポイント差は僅かに5ポイントなので、今年も最後まで楽しめそうです。
そしてスプリントですが、今回は70クラスにマサヤが出場しました。今年は1回だけですが、スプリントに参戦してくれて、その時は流石と言える内容で優勝しました。
今回はその時のインパクトが強かったため、一緒に走れなかった55クラスのマスダ君とミッフーがダブルエントリーで70クラスにも参戦して、マサヤとの対戦を楽しんだようです。
午前中の耐久レースはドライ路面でのレースだったのですが、午後のスプリントからは雨になって、終始レイン路面でのレースになりました。
まずは55クラスですが、タイトラ、予選とマスダ君が制しました。
「最速の雨男」の称号を持つ彼は、先日も鈴鹿のレースに台風を導入して、中止にする離れ業を演じましたが、今回もその雨男ぶりは健在で、決勝に期待が掛かります。
決勝グリッド2位にはヤマグチ君、3位にはヤスダ君とスプリントの優勝経験者が続きます。
そして決勝ですが、序盤はマスダ君をトップにレースが進みましたが、終盤にはヤスダ君がトップに立って、マスダ君を振り切って優勝しました。2位に、マスダ君、3位に連続表彰台のキクチ君が入りました。優勝のヤスダ君は、カートを始めた頃からの良きライバルのマスダ君を破っての優勝は、とても嬉しかったのではないでしょうか。良かったね、ヤスダ君♪
そして、注目の70クラスですが、やはりマサヤの走りは際立っていて、タイトラ、予選と、ひとり異次元のスピードで独走となりました。決勝グリッドの2位にはアカマさんで3位にはマスダ君です。
いよいよ決勝がスタートして、上手くスタートで2位に上がったマスダ君が、マサヤに付いて行こうと頑張りますが、やはり徐々に引き離されて、最後はやはりマサヤの独走となりました。
2位にはマスダ君、3位にダブルエントリーのミッフーが入りました。
マスダ君はマサヤの後ろで必死に走ったので、マサヤの凄さが解かったと思うのですが、ドライビングはイメージです。
グリップしない状況やグリップが高くて重たい状況、そんな時にどうやって理想的な旋回をするのかは、頭の中で思い描いたイメージと、腰に伝わるフィーリングを元に、走行ラインや姿勢のアジャストをして行くと、他のドライバーが理解不能な走行が可能になったりします。
今回のように、雨が降っている中でのレースは、雨の量を常に意識して、走るラインを瞬時に選んで行かなければなりません。前の周までは通れなかったラインが、次の周には通れるかもしれないので、常にトライする気持ちが大事です。
いつも言っている事ですが、難しい局面に打ち勝つ力、路面から伝わってくるインフォメーションを感じ取る力、そして、速い走りをイメージする力。
速くて強いドライバーは、それらの能力をバランス良く持っています。
僕が褒めたマサヤも、ブランクがあって、僕が見ている分にはミスも目立つし、本調子からは程遠いですが、一度、身に着けた多くの能力は、ブランクも何も帳消しに出来るくらいの破壊力がありますね。
ちょっと練習して、瑞浪か鈴鹿のレースに出れると、とても面白いんですが、なんせヤツは、あの若さで三人の子持ちなので、なかなか難しいかもしれません。
まぁ、白糸レンタルレースくらいなら、また出れると思うので、次に彼が出るときまでに、みんなレベルアップして、もう少し肉薄出来ると良いですね。次も誘ってみるからね~♪
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