瑞浪シリーズ第3戦
- 2014/08/04 18:04
昨日の瑞浪は、天気予報どおりの不安定な1日になりました。
ドライで始まった公式練習でしたが、タイトラでは雨になり、予選ではまたドライで、決勝は再びの雨と、本当に忙しい一日でした。
まずは、ジュニアの3人ですが、前日から好調なマヒト君とユウキ君に対して、もう一歩、仕上がりきれないリヒト君は、土曜の夜の夕食の席で、僕の隣に座って、「座学の時間」です。
現在、彼が抱えている問題点を克服するために、細かくメカニズムを説明します。
かなり理解は出来たようですが、実際に走らせて改善出来るかは別の問題なので、今後も頑張ってトライしてもらうしかありません。
決勝日の様子ですが、ジュニアクラスのレースの優勝は、やはり昨年のチャンピンのゼッケン1番君でした。公式練習までは肉薄するタイムを出しましたが、予選、決勝と路面が変わっても、しっかりと対応して、まさに各の違いを見せ付ける形でのトップチェッカーでした。
2位には、ユウキ君が入りました。前回同様に、スピードではマヒト君に分があったのですが、スタートでのポジショニングに始まり、アウトラップの速さでマヒト君を退けて、2位表彰台を獲得しました。3位にはユウキ君の後ろでパッシングの機会を狙い続けたマヒト君が入りました。
残念ながらリヒト君はスタートの混乱で接触してコースアウトを喫して、その後は単独走行になって5位フィニッシュです。
グレンブルージュニアの最上位でフィニッシュしたユウキ君はお父さんのお仕事の関係で、前回の瑞浪シリーズ以降、まったく練習出来ずに瑞浪のレースになってしまいましたが、今回も現状で望めるべストなリザルトだったと思います。次回もまたグレンブルージュニア勢のみんなで、速くて、強いゼッケン1番君に迫りたいと思います。
サクライ君は決勝の結果はリタイヤと、残念な終わり方になりましたが、朝の公式練習では6番手とかなり調子は良さそうでした。しかし、ウエット路面になってからは、古すぎるレインタイヤの影響で、上位進出は叶いませんでした。スピンや接触もありましたが、着実にスピードアップして来ているので、次のレースにも力が入るのではないでしょうか。
ヤスダ君とサワダ君のコンビは土曜日から好調なサワダ君と、なぜか、上手く走らないカートと格闘するヤスダ君で明暗が分かれる形になりました。
今回が瑞浪のデビューレースの澤田君は激戦のSSクラスで、公式練習の8番手を皮切りに、難しいコンディションを上手く乗り切って、最後は13位でフィニッシュです。
一方、不調を引きずっているヤスダ君は決勝日も苦戦が続き、接触で下がる場面もあって、残念ながら、15位でレースを終えました。次のレースまでには原因を突き止めなければと思います。
次に、ここまでのランキングでトップに立っているマスダ君と、今回が2レース目のウエハラさんの二人のクラスですが、ウエハラさんは、キャブ調整に失敗したらしく、エンジンを壊して終了となってしまいます。
マスダ君も、ドライ、ウエットと目まぐるしく変化する状況に対応出来ずに、タイムトライアルも終了間近になって、やっとコースインするダメダメスタートに始まり、予選ヒートもギアレシオを変更する時間が無くて、明らかにずれた仕様で走って、上位から置いていかれる事になり、決勝で巻き返す予定も、スローパンクチャーでそれも叶いませんでした。
流れが悪いときにはこんなもんですが、救いは、なんとか4位で追われたことで、まだ残りも3戦あるので、次こそはベストなレースをして欲しいと思います。
最後にハラグチ君ですが、今回もエンジンが掛からない症状に悩まされて、良い状況を作れないままレースになってしまいました。
エンジン関連の信頼性の向上に重点を置いて、次のレースに向かいたいと思います。
ジュニア君達が表彰台に立ちましたが、参加者全体的には変わって行くコンディションに適応出来ずにまさに翻弄された形になりました。
メカニカル的な部分も時間に間に合わないシーンも多く見られました。
ドライバーが初心者なので、お手伝いの友人メカ、お父さんメカも、まだまだ大変な時期だと思いますので、ドライバーと共に成長していって欲しいと思います。
さて、今週末は鈴鹿です。今年はSL全国大会が鈴鹿で開催されるので、もともと台数が多いのですが、夏の鈴鹿は通常でも参加台数
が爆発していました。
今年はまさに大爆発で、全エントリーが270台近いようです。
それこそ、全国からカートレースの猛者が集まるので、楽しい週末になると思います。グレンブルーチームもしっかりと楽しみながら頑張ってきたいと思います。
最速の男
反省中(~o~)