寂しい光景
- 2010/04/19 22:15
昨日のF-1は不安定な天候のせいで、最後まで白熱したレースになりましたね。優勝はバトンでしたが、彼はまたしても絶妙なタイミングでタイヤ交換を行って、ライバル達を出し抜くことに成功しました。
バトンはオーストラリアでもまだ路面が濡れているのに、誰よりも速くスリックにチェンジして、その結果、見事に優勝しました。
09年のチャンピオンですが、後半の失速で「守りに入っている」とか散々悪く言われて、さらにマクラーレン入りした後も、「ハミルトンには勝てない。」みたいに言われて来ましたが、しっかりとランキングトップです。
ハミルトンにしてみると、面白くないところでしょうが、バトンの判断能力が素晴らしかったのは間違いないので、素直に認めるしかないでしょうね。
やっぱり、F-1のチャンピオンはまぐれではなれないって事です。予選の一発タイムやレース中のオーバーテイクシーン。ドライバーの実力は派手なパフォーマンスの方が、注目されがちですが、バトンのように、一瞬の判断力で、ライバルを一気に打ち負かすのも物凄い才能です。
そんな中で、シューマッハーが精彩を欠いていて、オーバーテイクされるシーンも多く、終いにはアナウンサーにも、「シューマッハーは錆付いてしまった!」とか言われて、なんだかとても寂しい気持ちになりました。(あのアナウンサーがとてもウザイと思ったのは僕だけでしょうか?)
チームメイトのニコは予選でもレースでも良いパフォーマンスを発揮して、メルセデスの性能がある程度のレベルにある事を証明しています。レースは厳しいですね。なんらかの事情があるのかもしれませんが、ニコが輝けば輝くほど、シューマッハーが色褪せて行ってしまいます。
別に、シューマッハーファンではありませんが、同じ40代として、若いパワーにねじ伏せられるシューマッハーは見たくない感じです。なんとか往年の実力を取り戻して、あのアナウンサーに「やっぱり皇帝は健在でした!」ぐらいの事を言わしたいですね。
次のスペインに期待したいと思います。頑張れ!シューちゃん!
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