瑞浪シリーズ
- 2013/07/15 11:56
昨日の瑞浪は夏の暑さ全開で始まりました。
鈴鹿と違って瑞浪は、公式練習の時間が別に設けられているので、タイトラの前に最後のテストが出来ます。
まずは、ナオさんとケンタのクラスです。
ケンタはレーシングカートのレースは久しぶりなので、練習で履くタイヤも無かったため、前日にフレッシュタイヤを装着してテストできましたので、まずまずの滑り出しです。一方、ナオさんは、これ以上は無いんじゃないかと思えるようなダメタイヤで土曜日を走っていたので、フレッシュタイヤとの違いで、タイトラまでに方向修正が必要ですが、それでもなんとかなりそうなタイムです。
次の公式練習は、前日に謎のトラブルでまともに走れなかったニシ君と、今回がデビューレースのマスダ君です。
ニシ君も久しぶりの復活レースなので、ケンタ同様に練習タイヤが無くて、土曜日にフレッシュを履きました。しかし、トラブルでタイムは良くありませんでした。でも、シャーシーのデータは取れたので、あとはトラブルが解消しているかが鍵です。
心配していたトラブルは完治していましたが、キャブレーションを僕任せのニシ君ですので、短い公式練習で2回ピットインして、およその位置に合わせ込みます。
マスダ君は土曜日のタイヤがそれなりに減ってしまって、フレッシュとの違いに戸惑い気味です。しかし、これがデビューレースって事を考えると上出来の2番手で終えます。
次にタイトラです。ケンタは思いっきり引っ掛かるダメダメタイトラをかましますが、それでも5位で終えます。明らかに速そうなので、きちんとアタック出来れば、ポールも狙えたかもしれません。
ナオさんも引っ掛かって、タイムを伸ばせません。しかし仕上がり的にはケンタの方が良さそうなので、予選でもうひとひねり必要みたいです。
ニシ君達のタイトラはマスダ君が3位のニシ君が4位です。
予選ヒートですが、なんと!ケンタのエンジンが掛かりません。ケンタは土曜日の段階で、走り出してしまえば、かなり速い仕様に辿り着いたのですが、始動性が悪く、練習中もやっと掛かる状態でした。せっかくの5番手スタートでしたし、決勝に向けてのセット確認もしたかったので、ここで走れなかったのはとても厳しい状況でした。
そしてナオさんは、怒涛の追い上げをかまして、一気に5番手まで来ますが、ヘアピンで追突されてスピンしながら接触、大きく遅れて再スタートします。こうしてケンタ、ナオさんともに最後尾の方からの決勝スタートです。
マスダ君とニシ君の予選はスタートでマスダ君を抜いたニシ君が次に2位の選手も抜いて、ファースティストラップも記録します。マスダ君もなんとかニシ君に続きたいところですが、なかなか抜く事は難しく、決勝は4位スタートです。
いよいよ決勝と言うところで、突然のゲリラ豪雨です。ありえない強風と豪雨で屋根下ピットにいた僕達は高圧洗浄機を当てられているかのように本当にずぶ濡れです。
かなり長い中断のあと、決勝がスタートしますが、豪雨のあとは一気に真夏の太陽が戻ってきて、急速にコースは乾いて行きます。
ナオさんとケンタの決勝の前には、かなり乾きますが、スタートポジションが後方の二人が中断でレースラップも短縮された超スプリントの状態で、スリックギャンブルは無理だろうと判断して、セオリー通り、レインで行きます。
上位陣の中には、スリックもいて、3分の1くらいがスリックを選択しています。
レースがスタートして、序盤はレインが逃げますが、徐々にスリックが優勢になり、上位はスリックが占めてしまいます。
ナオさんは9位まで追い上げます。レイン装着組の中ではダントツのタイムですが、追い上げもここまででした。
ケンタもインフィールドはナオさん同様に速いのですが、予選でエンジンが掛からなかった事と、セミウエット路面って事で、キャブレーションを変更したのが裏目に出て、エンジンがまったく走らなくなってしまいます。
残念ながら、ケンタはナオさんのような追い上げは出来ずに、15位で終了です。
最後はニシ君とマスダ君の決勝です。路面はかなり乾いたので、再びスリックです。フロントロースタートのニシ君は緊張からかバットスタートであっさりと3位に後退です。ニシ君の真後ろのマスダ君も5位に後退してしまいます。
トップが快調に逃げる中、ニシ君は2位の選手に詰まってしまって、なかなか抜けません。乾いたと言ってもレコードライン上の話で、パッシングでインに飛び込もうにもラインを外すと水に乗ってスピンの危険があります。
しばらく、抜きあぐねていましたが、なんとか2位に立つことに成功したニシ君はトップを追いたい所ですが、すでに3秒以上のビハインドです。レースラップも短縮してますので、そのまま2位でフィニッシュです。
一方、マスダ君ですが、ニシ君に続きたいところですが、なかなか抜けません。今回がデビューレースなので、無理も無いのところです。
やがて、痺れを切らして、タコツボの進入で並びかけますが、そこにはかなりの水溜りがあって、そのままスピンをしながら前のドライバーに接触。前を走っていたドライバーさんを巻き込んだ危険なパッシングだったと、レース後に失格の裁定を受けました。
こうして、トラブルで前日はまともに走れなかったニシ君が2位になり、それ以外の、なんとなくいけそうなメンバーが表彰式に出れないと言う結果で終わった今回の瑞浪でした。
久しぶりの瑞浪レースでしたが、また行きたいと思います。ケンタもナオさんもマスダ君も、このままじゃ終れないはずなので、是非リベンジして欲しいと思います。
とくさん
昨日は、本当に色んな意味でお疲れ様でした。<m(__)m>
当方のドライバーさんは、もう懲り懲りだと言って瑞浪は出ないと言っていました。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
石野とレインボーで頑張るそうです。