本当にポンコツです。
- 2013/03/25 21:43
昨日の鈴鹿は、決勝を完走する事は出来ましたが、結果は8位と微妙な順位でした。
好調だったテストと違い、流れが変わって来た土曜日を終えて、それでもタイム自体は参加ドライバーの中でも良い部類にいました。
しかし、いくつかの問題点が克服出来ずに決勝日を迎えて、その辺りから、歯車がかみ合わないレースになってしまいました。
まずタイトラですが、今回の問題点のひとつでもある、良いタイムが出るまでに時間が掛るって事から、時間切れでベストラップに到達出来ませんでした。
残り時間の最後の最後でタイムが出始めて、最終周のアタックが完結していたら、ポールポジションが獲れたと思うのですが、引っかかってしまって4位になってしまいます。
タイム差は本当に僅かで、トップと100分台の僅差でした。
気を取り直して、予選で挽回したいところでしたが、スタート直後の2コーナーで激しく追突されて、スピンしたところにさらに後続に突っ込まれて、再スタートした時には、トップグループは遥かかなたでした。
再スタート後9位まで回復します。しかし、この時に問題点の2点目に気が付かなければならなかったのですが、ほとんど単独走行だった事とパッシングしたドライバーが後方のドライバーだったので、僕とのタイム差が激しく、あまり苦戦せずに抜いてしまい、その問題点に気が付きませんでした。
予選のファースティストラップは僕となり、単独で走っていた時に出したタイムがトップのドライバーよりもかなり速かった事も、問題を上手く隠してしまい。「タイムも他のドライバーよりもかなり速いから、このまま決勝に行こう。」となってしまいました。
この2点目の問題点とは、単独走行だと速く走れるけれど、誰かをパッシングに行くには厳しい仕様だと言う事です。
誰かのスリップに入ると、単独で稼げるエンジン回転よりも、高くなって、前のドライバーを抜く事が出来るので普通ですが、不思議なくらい、単独の回転数とスリップについた時の回転数が一緒で、この事から、パッシングがとても難しくなってしまっています。
鈴鹿は高速サーキットですから、ヘアピンでインに飛び込むにもエンジンの高回転部分が重要になります。最終コーナーでも同じです。
この高回転部分がまるでリミッターに当っているかのように、まったく伸びない事から、コーナーの飛び込みで前のドライバーのインにカートを付ける事が出来ません。
仕方が無いので、立ち上がりで横に並んで、次のコーナーでインに並べるように並走するのですが、それでもトップエンドが伸びない事から、長いストレートで抜かし返されてやり直しです。
そんな事を決勝で繰り返して、なんとか隙をついて裏ストレートエンドでイン側に飛び込めたのですが、やはり伸びが足らずに、あっさりと閉められて接触、またしても再スタートです。
ここでもやはり単独で走るとスピードは遅くなくて、一気に前のドライバーに追いつきます。ファイナルラップでかなりあった差を詰めて、5位争いに追いつきましたが、笑っちゃうくらい抜ける気配も無くて、そのまま大人しく付いて行くだけでした。
またしても難しいMAXエンジンを仕上がられなかっただけですが、タイトラでポールを逃がして予選で追突。この2ヒートの結果がほんの少し違っていたら、決勝に臨む前に何か違ったセットを試せたのですが、それすら出来なかった事が悔やまれます。
そろそろ本当にポンコツになった自分を理解して、頭を切り替える必要があります。なまじタイムが出る瞬間があるためにレースに期待が掛りますし、結果が悪くてがっかりもします。
ポンコツなんだときちんと思えれば、今回ももうちょっとでポールポジションも獲れそうだったし、予選や決勝でも単独タイムはとても速かった事に満足出来ると思います。
今回は難しいMAXエンジンで間違いなく一歩前進したので、そこも喜べるポイントのはずです。
次回の参戦クラスに悩む事になりましたが、早々に決定して、どちらかのテストをしっかりとこなしたいと思います。
あ~、しかしレースは難しい。毎回、今度こそ!って思って参戦しますが、いつも何かに阻まれて、がっかりの帰り道になります。チャンピオンを獲るとか、優勝するとか、いったいどうやるんだっけ?って感じです。
4月も鈴鹿はあります。どうしたもんだろ???
承認待ち
このコメントは管理者の承認待ちです。