白糸開幕しました。
- 2013/01/28 23:10
昨日は白糸レンタルシリーズの開幕戦がありました。
耐久レースに8チーム、スプリントレースに20台が参加してくれました。
まず、耐久レースですが、昨年のチャンピオンチームの「中部連合軍」がタイトラ、予選と順調にトップ通過を果たします。
しかし、「桃園レーシング」さんや「マコラーレン」他にも実力のあるチームが本当に僅差で続いているので、「中部連合軍」も余裕はまったく無さそうです。
決勝がスタートして、「中部連合軍」「桃園レーシング」「チームケンタウロス」の三つ巴になります。その中で、まず脱落したのが「チームケンタウロス」で接触によるペナルティで後退してしまいます。
そして、レースは終盤になり「中部連合軍」がトップでチェッカーを受け、2位には同一周回で「桃園レーシング」3位に「チームケンタウロス」4位に「もう中学生」が入ります。
しかし、決勝終了後に「中部連合軍」に危険走行のペナルティが課せられて、3ポジション降格となり、優勝は「桃園レーシング」さん、2位には「チームケンタウロス」3位に「もう中学生」が入りました。今回の耐久は、実力がかなり接近していました。そんな中で勝敗を分けるのが、バックマーカーの処理です。遅いカートに追いついた時にタイムロスを最低限に抑えられると、長丁場の耐久では、マージンを築く事が出来ます。1周のタイムで差が無くなって来ているので、やはり総合力のあるチームが上位に来るんですね。
次に午後のスプリントレースですが、20名の参加となったので、2クラス分けで、予選までを戦ってもらい、各組上位5名がデビジョン1決勝にそれ以降の5名がデビジョン2決勝となります。
各組予選までが終わり、デビ2の決勝からですが、優勝候補の一人のミッフーがデビ2行きです。他にも午前中の耐久を制した「桃園レーシング」のエースマエダさんもデビ2です。
デビ1行きは10名ですので、組み分けや展開で、実力はあってもデビ2行きとなってしまいます。そんな事から、白糸レンタルレースのデビ1優勝はなかなか価値のあるものだと思います。
デビ2の結果ですが、優勝はミッフー、2位にマエダさん、3位にシジョウさんが入りました。3人とも、次は是非、デビ1で戦って欲しいと思います。
そして、デビ1決勝です。ポールポジションはケンタです。セカンドにヤマグチ君、3番グリッドにショウ、4番グリッドにスギウラさんが並びます。
デビ1決勝がスタートして、ケンタが順調にトップを走ります。2位には8コーナーでヤマグチ君のインに飛び込んだショウが上がり、3位にヤマグチ君です。
しかし、2周目の3コーナーでヤマグチ君がブレーキングで止め切れずにショウに追突して、ショウはストップ。ヤマグチ君も大きく遅れてしまいます。この混乱で2位には王子が立ちますが、後続を抑えるのに必死です。防戦一方の王子はついに堪え切れずに、次々に順位を下げて、最終結果は5位です。
優勝はケンタ、2位にマスダ君、3位にデビ1では初表彰台のヤスダ君が入ります。
序盤の3コーナーの追突で混乱の原因を作ったヤマグチ君はレース後にペナルティを受けて、3グリッド降格となりました。
今回は耐久もスプリントもペナルティを受けるドライバーが多くいました。これは路面温度が低い事が原因のひとつですが、条件はみな一緒なので、路面温度が低い事も十分に考慮して走る必要があります。自分が混乱の原因を作ってしまうのは、とても不名誉な事なので、最低限のマージンは残してクリーンに戦って欲しいと思います。
今回のレースには、小学生のジュニアが4名も参加してくれました。ジュニアが増えてくれる事は僕が思っているカート人口の増加に貢献する事なので、これからももっと増えてくれると良いなと思います。
そんな中で、初参加のイナバ兄弟は練習ではノーウエイトでしか走っていなかったのが、今回レギュレーションを満たすために25キロのウエイトを搭載しました。その結果、止まらない、曲がらないカートとの格闘となり、大苦戦のデビュー戦となりました。
昨年最終戦のユウキ君も同じように、重量のあるカートとの格闘で、苦戦しましたので、まずはジュニアの大きな課題がこの重量のようです。
イナバ兄弟は次のレースまでに、このフルウエイトのマシンで練習を重ねる予定です。難しいトライになりますが、きっと克服出来ると思うので、頑張ってもらいたいです。
次のレースは4月7日です。若干のインターバルがありますので、今度こそ、2月辺りにレース形式のプチ走行会をやりたいと思います。
レースに重点を置いているドライバーさんにはとても有益なイベントになりますので、是非、沢山の方の参加をお持ちしています。
元祖 伝説の男!!
まずはじめに、ショウ君、押し出す形になり、申し訳なかったです。あの速度で、あの位置にいた自分が悪かったです。
今回の厳正な裁定を真摯に受け止め、次回に向けて反省します。