久しぶりのMAX
- 2012/08/06 13:32
昨日は鈴鹿に行って来ました。鈴鹿初走行のミッフーは、コース攻略のために、ひたすら走ります。
3セクション目からは、少しずつセットも変えて、ミッフーのコース攻略と合わせて、タイムはどんどんと詰まります。
最終的に、ミッフーの出場予定クラスの上位陣とのタイム差も想定内のところまで、たどり着けたので、初日としては十分な状況です。
レースはやはり簡単ではないですが、とりあえずは楽しめるレベルには来ると思います。あとは、接触やトラブルに気を付けるだけです。
さて、僕は1年ぶりのMAXエンジンですので、「久しぶりだから、みんなと同じ仕様で走れるようになっているかも?」なんて、根拠のない期待をしながら、コースインしましたが、笑ってしまうくらい、昔とまったく同じで、普通のドライバーがチョイスするだろうキャブセットでは、まったく走らず、ジュニアMAXをストレートで抜けません。
エンジン回転が千回転は回らないので、それは抜けないでしょうってところです。
さて、またしてもこの難問との戦いが始まる訳ですが、あれだけやって来て、答えが出なかったので、「やっぱりMAXは、僕には無理なのかも?」と諦めムードです。
最近出場しているアバンティは、多少の遅い、速いはあっても、まるで走らないなんて事はないので、僕とMAXエンジンのパッケージの相性の悪さはハンパない感じです。
嘆いていても、仕方ないので、とりあえずキャブセットを変更してみますが、思った通りの結果です。
やはり、ダメだなと思いますが、どうせダメなんだから、もっと思い切った仕様にしてしまおうと、今までやった事のない、仕様でコースに入ります。
すると、決して解決した訳ではありませんが、少し内容が変わって、排気バルブとの組み合わせで面白い発見をします。
あれだけ、やって来たのに、発見出来なかった事が1年ぶりのMAXで、頭の中がリセットされたのか、僕の中では、「なんで、今まで気が付かなかったんだろう?」と不思議になるくらい、すっきりと答えが出ました。
その後の仕様変更も、思ったよう変化して、今のところは方程式のように、答えに向かって、進んでいけるような気がします。
最後は、時間切れで終了となって、タイムはダメタイヤと相まって素晴らしく遅いですが、大きく前進出来た1日でした。
僕の心配材料のもうひとつが、ハンドブレーキで、せっかく、苦労してバランスが取れている僕の今のシャーシーに、そんな付加物を装着したら、また、苦労する事になるのではないかと言う事と、そもそも難しいハンドブレーキを昔みたいに使いこなせるのか?って事なのですが、この点は、まったく問題がありませんでした。
もっとも、装着したタイヤが年代物だったので、いきなりパンクから始まり、「どうしよう?」と途方に暮れていると、トレンタさんのチーム員さんから、廃棄予定のタイヤなら、ご自由にとありがたいお言葉を頂いて、速攻で1本だけ交換して、その後も走行出来る事になります。
しかし、パンクは直ったのに、動きがおかしくて、「タイヤがダメ過ぎるからなのか?または、ヨコハマタイヤにシャーシーが合わないのか?」等と、考えましたが、答えは単純なメカトラで、パンクしたタイヤで慣らしを終了するまで、走った事で(昨日は混雑でクラス分けになってしまったので、走行時間がタイトでした。)ナックルのキングピンが緩んだらしく、それで違和感があったようです。
しかも、そのせいでタイヤの減り方がかなり変なのに、自分が上手く乗れていないからだろうと、まったく気に留めずに、最後まで走り切ってしまいました。
走行時間が終わって、後片付けをしている時になって、やっと気が付くお粗末な事態に、MAXエンジンの謎にだけ取り憑かれていたのが、敗因とは言え、ちょっと酷すぎると、またしてもがっかりです。
さて、心配ごとはかなり減りましたが、僕の思ったようにエンジンが仕上がっても、やっと普通になるだけだと思うので、決勝までに少しでも良い状況を作れるように頑張りたいと思います。
このまま最後まで、思ったように進めば、MAXエンジンの謎もだいぶ解明出来るのですが、どうですかね。。。。
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