ふぅ~。
- 2012/07/23 11:25
昨日のF-1でカムイ君が4位に入賞しましたね。予選でQ2で敗退した時には、また、今回も厳しい事になってるな。と思いましたが、決勝でそれを跳ね返しましたね。ピットワークも含めて、見ていて、「今回こそ、何事も起きませんように!」とハラハラしながら見ていましたが、無事にフィニッシュ出来て、思わずため息をついちゃいました。
しかし、振り返れば、やはり予選順位が良ければ。。。。と思ってしまいますね。
ザウバーチームの言い訳としては、決勝がドライだと予想されたから、車をドライよりにしたとの事でした。その結果、雨のQ2で、カムイ君もペレスもQ3に行けませんでした。
この辺りが、トップチームとの差なんでしょうが、決勝の終盤のスピードを考えると、やはり、予選の順位が。。。。になっちゃいますね。
それに加えて、ピットでの静止時間の長さは本当にハンパないですね。余裕でヒュルケンベルグの前に出れたはずなのに、ピットアウトしてみたら、余裕で後ろでしたね。やっかいなフォースインディアを抜かなければならないリスクと、大幅なタイムロスで、ライコネンにあと少しで届きませんでした。
それでも、ペレスを抜いて引き離し、さらにライコネンに猛チャージを掛けれたのは素晴らしかったです。その結果がベッテルの20秒ペナルティで僅か、1.8秒差で4位繰り上げとなりました。追いつかないからと諦めていたら、転がり込まなかったラッキーです。
そう考えると、本当にピットでのロスとピットアウト後のロスが無ければ、ライコネンももっと精神的に余裕が無かったと思うので、ミスも有り得たし、色々な事が違ってきたと思います。やっぱり「頼むよ、ザウバー!」ってところですね。
前回のピットでの「スタッフ跳ね飛ばし事件」も、もちろんカムイ君のミスですが、ザウバーチームの、遅いピットワークが解っているだけに、少しでも自分が頑張るしか無い!って思っちゃったんでしょうね。しかし、今回もピット静止時間のトップがバトンで2秒ちょいなのに、カムイ君は特にミスがあった訳ではないのに、4秒オーバーなんだから、どこまで遅いの?って感じですね。
さて、今回の優勝はアロンソ。それも、またしてもドライバーアロンソの凄さが際立ったレースでしたね。
予選Q3でのアタックもアタックするタイミングにドライビングスキル、どれを取っても、素晴らしいの一言ですね。さらに決勝でも、スタートから終盤まで、際どいタイム差で常に誰かを従えて走っていました。それなのにミスらしいミスなく、レースディスタンスを走りきってしまいました。
その集中力は本当に凄まじいものがありますね。逆に追っているベッテルやバトンの方にミスが見えて、最後までアロンソを捉まえる事が出来ませんでした。これはドライバーとして、精神的に厳しいはずです。
同じようなタイムは刻めるのに、集中力で負けるのは、本当にキツイです。自分よりも相手のほうが、優れているって認めざるを得ないような感じです。これはプライドが高いF-1ドライバー達にとっては、ずっしりと、堪えていると思います。(だから、マッサはあれだけボロボロなんだと思います。)
まだちょうど、半分が終わっただけのF-1ですが、フェラーリとマクラーレンのスピードが上がって来ているし、ロータスも速いです。アロンソが一歩リードした形ですが、まだまだ解りませんね。ザウバーもマシンだけは、かなり良さそうですが、チーム力が低すぎて、なかなか厳しいです。
しかし、優勝アロンソ、2位バトン、3位にライコネン、4位カムイ君、5位ベッテル。こう並べると、カムイ君以外は全てがワールドチャンピオンです。頑張っているんだけどなぁ。。。。
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