デビュー戦
- 2012/01/29 21:34
2月5日に白糸レンタルシリーズの開幕戦があります。今日は開幕戦にレースデビューする新しいチームの皆さんが走りに来てくれました。
レースの世界は面白いですが、奥がとても深いので、良い結果を出すのは簡単ではない場合も多いです。
デビュー戦でポールtoウインとかしたいですが、現実はそうは行かなかったりします。
でも、ダメなレースも良いレースも、必ず、良い想い出になるので、少しずつ、色々な知識や技術を身に付けて貰って、表彰台の真ん中を目指してもらいたいと思います。
今日は、コウタ君もレーシングカートで走りました。ニューシャーシーなって好調なコウタ君ですが、今日は路面温度も低いし、タイヤの鮮度も悪いしで、自己ベスト更新とはなりませんでした。
それでも、以前のように厳しい条件でも大幅にタイムダウンする事も無いので、やはり今度のシャーシーは乗りやすいようです。
外から見ていて、概ね良さそうなラインを走っていますが、何箇所か、改善したいポイントがあったので、レンタルレーシングで僕が一緒に走る事にしました。
問題のコーナーを後ろから観察してもらう作戦です。
これは、昔から色々なチーム員の成長の手助けをする時に採って来た作戦です。
なかなか一度で理解するのは難しいですが、頭の何処かに記憶してくれると、何かの拍子に理解出来たりします。
最終的に、悪条件ではありますが、自己ベストタイムのコンマ2秒落ちまで来る事が出来ました。
次回の練習ではフレッシュタイヤを装着する予定なので、大幅にタイムアップすると思います。しかし、白糸のコースを走っている多くのドライバーの中でもコウタ君はすでに良いタイムの部類に入るので、ここからのタイムアップは簡単ではありません。
走りの精度を上げていかないと、タイムアップは難しい領域に入ってきています。
ここで大事な事は、走行中に自分の走りをきちんと観察する力です。
レーシングスピードで走っていると、視力も思考能力も下がります。視野も狭くなりますし、記憶力も下がります。
ピットで受けたアドバイスを苦手なコーナーでトライする事がすでに難しかったりします。
今までと違う走り方は、簡単では無いので、すぐにタイムアップに繋がらなかったりします。すぐに結果が出ないと、やる気を失って、元の走り方に戻してしまうドライバーも多いです。
自分が突き当たっている壁を越えたければ、何かを変えなければならない事が多いので、難しくてもトライし続けることが重要です。
コウタ君の場合は、比較的にアドバイスがすぐに結果に繋がって来ました。これからもこの調子で頑張ってもらいたいと思います。
王子やケンタ達にタイムでは負けないようになるのも、あと一歩です。(その先もまだまだ長い道のりですが。。。。)
まずは、タイムで追いつく。次はレースで打ち負かす。簡単ではないですが、今までどおりに頑張っていれば、結果が付いてきます。結果が付いてくれば、また頑張れる。そうなると、成長のスピード
もテンポアップして来ます。2012年は始まったばかりですが、ジュニアは1年で大きく成長するので、今年の年末のコウタ君が楽しみですね♪
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