白糸シリーズ第10戦
- 2011/11/30 22:09
先週の日曜日は白糸レンタルレースがありました。
季節は冬となって、白糸シリーズも第10戦です。耐久レースもスプリントレースもレギュラー戦は先週の10戦を入れて、残すところ2レースです。
まず、耐久レースですが、一年を通じて、安定したリザルトを積み上げた「AMT」がチャンピオンを決めました。
最終戦の前にタイトル獲得を決めるってカッコ良すぎですが、ともかく今年のAMTは強かったですね。
さて、耐久の結果ですが、このところ好調の「ますだおかもと」が優勝しました。ランキングでも2位に浮上しましたし、今年ブレイクした、一番のチームです。
2位には「こどもⅡ」が入りました。ジュニアにはウエイトを積んでいるので、軽めの大人ぐらいの重量にはなっています。ジュニアの成長は凄いって事ですね。
3位には、即席で作った「GB」が入りました。前回、初参戦してくれた、ナカムラさんもメンバーに入っていましたので、嬉しい初表彰台になりました。
シリーズチャンピオンは「AMT」に決まりましたが、2位以下は混沌としています。したがって、まだまだ楽しめるはずです。
そして、耐久以上に盛り上がっているのが、スプリントです。
ここまでの9レースで常にランニングトップをひた走っていたのが白糸レンタルのコースレコードホルダーのガクちゃんさんです。
それを追うのが、昨年のチャンピオンのミッフーとレーシングカートのスピードキングの王子です。
シリーズ後半にトップのガクちゃんさんを猛追し始めた二人は、十分に、チャンピオンになれる位置まで来ていました。
かなり、面白くなって来た白糸スプリントですが、10戦は多くの波乱がありました。
まずは、今回も2ヒートに分かれて予選までを戦う事になったのですが、デビ1出場のボーダーラインは予選順位の5位までで、後は、予選トータルタイムの速いグループから1名がデビ1に行ける事になっていました。
したがって、なんとか5位までに入っておかないと、レースの展開しだいで、デビ2行きとなってしまいます。
この危険な6位のポジションで予選を終えたのが、ランキングトップのガクちゃんさんと、ランキング2位のミッフーです。
このシリーズ上位の二人の内のどちらかが、デビ2行きとなる訳です。
その予選トータルタイムですが、王子がトップ通過したA組の方が速かったために、A組6位のミッフーがデビ1進出となり、B組6位のガクちゃんさんは無念のデビ2行きとなりました。
ランキング3位の王子は決勝ポールポジションとなって、ランキング2位のミッフーは最後尾からの追い上げです。
そして、決勝ですが、まずはデビ2の優勝はこの日が誕生日だった、コウタ君が獲りました。デビ1での優勝経験もあるコウタ君ですが、この日はウエイトを修行のために、いつもの10キロの他に6キロ追加しての参戦となり、苦戦を強いられました。レーシングカートでのレースにまた出場したいコウタ君ですから、厳しい状況でのレースは良いトレーニングになると思います。
2位にはガクちゃんさんが入りました。3位に入ったのは少年で、次こそはデビ1に出てもらえればと思います。
そして、メインイベントのデビ1は序盤からケンタと王子の一騎打ちとなります。毎周のように仕掛けあいながらも後続を引き離していく二人はやはり流石です。
ファイナルラップをトップで通過したのはケンタですが、そのまま終わる王子ではなくて、勝負どころの3コーナーでケンタのインに飛び込みます。しかし、もともとインをブロックしていたケンタのさらにインに飛び込んだので、サイドバイサイドの攻防の中、お互いに引ききれずに接触して、ケンタはストップ。王子は生き残って、そのままトップチェッカーとなりました。
レーシングカートでもライバルの二人は、最後までクリーンに戦いましたが、最後の最後で残念な接触になってしまいました。二人とももっと修行してもらいたいと思います。
ケンタの脱落で2位に入ったのが、マズダ君で、3位が甥っ子ユウです。
最後尾スタートのミッフーは4位まで追い上げました。その結果、ランキングトップはガクちゃんさんですが、ランキング2位に、ミッフー、3位に王子です。しかし、有効ポイントでは王子とミッフーは同点で並びました。この二人とトップのガクちゃんさんのポイント差も僅か4ポイントです。
最終戦はポイントが1,5倍ですので、この3人がチャンピオン候補ですが、ポイント的には4位のマズダ君にも可能性が残されています。
今年のブレイクドライバーナンバーワンはマスダ君だと思うので、最後まで、諦めずに頑張ってもらいたいと思います。
さて、今年も残り一ヶ月です。マンデーレースが1戦、レギュラー戦が1戦です。来年に繋がるレースになると思うので、沢山の方の参戦をお待ちしています。
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