マコちゃん優勝♪
- 2011/07/19 13:27
日曜日の鈴鹿はいきなりの雨でしっかりとレインタイヤでのタイムアタックとなりました。
マコちゃんとヤマシタさんのタイトラはマコちゃんが2位と好位置です。ヤマシタさんは12位です。
予選ヒートはマコちゃんを含めた3台が争いますが、マコちゃんがトップフィニッシュです。ヤマシタさんは最終コーナーの多重クラッシュに巻き込まれて、接触、シャーシーを曲げてしまい、決勝もリタイヤとなってしまいます。直前のクラッシュで避けるには厳しいシーンでした。怪我が無かったのが不幸中の幸いでしたが、シャーシーがダメになったのは残念でした。
そして、マコちゃんの決勝ですが、スタートで出遅れるマコちゃん。しかし、すぐに挽回して、トップグループでレースを進めます。
トップ7台くらいが一列で接近して行きますが、終盤にマコちゃんが抜け出して、後続バトルも激化した結果、そのままマコちゃんの優勝となりました。震災で自粛欠場もあって、タイトル争いでは、出遅れていましたが、これでランキング2位に立って、トップとの差も僅かです。今年もタイトルを獲得して2年連続となってもらいたいですね。
さて、次にオオキ君のクラスですが、土曜日の状態からはかなりの苦戦と思われます。タイトラが始まって、レインタイヤとスリックが二つに分かれたアタックでした。オオキ君はレインで出走しましたが、急激に天気が回復して、オオキ君を含めたレイン組は後方に下がってしまいます。
予選での挽回が必要となりましたが、かなりの頑張りを見せるのですが結果は10位です。でも、内容的には土曜日とは別人のようなので、決勝に期待が持てます。
決勝がスタートして、スタートでミラクルジャンプアップを決めるオオキ君です。一気に5位まで駆け上がりますが、ヘアピンで6位
落ちます。しばらくは6位で踏ん張りますが、やがて、徐々に抜かれ始めて、9位まで下がってしまいます。
今回の結果は9位でしたが、このレースで一番伸びたのは間違いなくオオキ君でした。ここから土曜日を迎えるくらいなら、シャーシーを含めて、さらなるタイムアップも可能だと思えるので、本当に次のレースが楽しみです。すぐに何処かのレースに出て欲しいと思います。
さて、僕とニシ君のクラスですが、前回のウエットレースから僕の仕上がりはイマイチで、結果は2位でした。2位はさておき、スピードが無かった事に疑問が残るレースでした。
そんな訳で、今回こそと思いましたが、タイヤが瑞浪の練習会で使ってしまったからなのか、それとも、根本的にニューシャーシーの美味しいレインセットから外れているのか解りませんが、やはり他のライバルよりも、グリップしていない症状は変わらずに、今回のタイトラも9位と出遅れます。
ニシ君はレインタイヤそのものが無くて、スリックで形だけのアタックをして、後方に沈みます。
予選までにシート位置を大幅に変更して、対策を講じますが、予選が始まる頃には完全にドライとなってしまいます。レインのテストは鈴鹿でまた後日、実施しなければならないようです。
予選がスタートして、スタートから上手く順位を上げて行きますが、3位に立った段階でトップ2は逃げていて、先ほど抜いたドライバーと3位争いにもなって、そのバトルには競り勝ちますが、ポジションアップは3位までとなりました。
ニシ君ですが、予選フィニッシュは9位で、土曜日の状況を考えると、かなり上向いてきました。決勝には表彰式に出れる6位以内まで頑張って帰ってきて欲しいところです。
そして、決勝です。僕はスタート直後の1~2コーナーで2位に立ちたかったのですが、ポールの選手よりもセカンドの選手の加速が鋭くて、1コーナーをトップとセカンドの選手が併走して、進入して行きます。僕は2コーナーの脱出で一番イン側に立ち上がれるようにラインを選び、3台が並んで加速して行きます。
3コーナーの進入では、2コーナーを加速の良い通常のラインで立ち上がれたセカンドの選手がトップで入り、2番目には僕とポールの選手が並んで入ります。しかし、僕がイン側だったので、そのまま2位に立ちます。
その後、すぐにトップも捕らえて、しばらくは、僕を先頭にレースが進みます。しかし、1台だけ、引き離す事が出来ずに追走してくるカートがあります。2台でバトルになると、せっかく引き離した後続が来てしまう事になるので、あまり争わずに、トップを譲ります。
完全にマッチレースで進み、僕は2位でエンジンを労わりながら、追走を続けて、勝負を掛けるのは、ファイナルラップのヘアピンか、最終コーナーと決めていました。
そして、迎えたファイナルラップで、予定通りにヘアピンでインに飛びこみますが、ファイナルラップですから、トップも素直には譲るわけも無くて、イン側をブロックしたラインを取ります。
僕はさらにそのインに飛び込んで、パッシングは成功するはずだったのですが、ブレーキでまったく制動が得られずに、ほとんどコースアウト寸前の所まで行ってしまいます。カートは、ほとんど真横まで向きましたが、なんとかコースに踏みとどまって、再び追いかけますが、再び抜きに行くには致命的な距離が開いてしまい、最終コーナーで飛び込む間合いはありませんでした。ランキングを考えて、最低でも2位で終われるようにレースを組み立てて、狙い澄ました予定通りのパッシングだったのですが、最後の最後でやらかしちゃいました。雨で始まったレースだったので、あまり誰も通っていない一番イン側の路面には砂が浮いていたのかもしれませんが、それでも止める自信がありました。原因は不明ですが、僕の能力が落ちたかもしれません。
またしても2位と、今回は優勝出来る状況だっただけに残念ですが、ランキングではまた、2位の選手との差を若干広げて、残すは最終戦のみです。当然、ランキングトップの僕が一番有利ですが、やはり勝ってチャンピオンを獲りたいです。
今回のレースの反省は自分のパッシング技術に過信があって、ファイナルラップに一発で仕留めるつもりでいた事です。口では衰えたと認めているのですが、何処かで、昔のような能力がまだ自分に備わっていると思っているのかもしれません。最終戦は貪欲に優勝を目指したいと思います。
今回はマコちゃんが優勝してくれて、本当に嬉しいレースでした。オオキ君もニシ君もちょっと光が見えたレースでした。次の鈴鹿が楽しみですね。
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