今年のF-1
- 2011/03/30 23:11
今年もやっとF-1が開幕しましたね。開幕戦が情勢不安で流れたので、F-1ファンは痺れを切らしていたと思います。
今年は去年と比べて、レギュレーションが変更になったり、タイヤがピレリになったりと変化の多いシーズンになりましたが、その多くは、F-1をもっと面白くするために考えたものが多いです。
可変ウイングなんかはコース上でのパッシングを増やす事が目的ですし、ピレリタイヤもソフトとハードの違いを顕著にする事で、戦略のバリエーションを増やしたり、各チームのマシン特性の違いも出やすくなっているようです。
走る実験室のF-1ですがF-1サーカスなんて呼び方があるように、多くのファンを楽します使命があります。
したがって、どうやったら面白いレースになるのかはとても大事なポイントですね。
さて、そんな今年のF-1ですが、まずまずな滑り出しだったのかもしれません。一番心配していたピレリタイヤも3ピットのドライバーもいれば、ワンピットのドライバーもいました。
自分のところのマシン特性やドライバーのタイヤマネージメント能力をデータ化して、その日の路面状況なんかを加味しながら、最善の戦略を採った結果なんでしょうね。
優勝はべッテルでしたが、2位にハミルトンが入りました。3位にはルノーのペトロフが入りましたし、4位はアロンソでした。
上位の4人が全部違うチームでした。これは今年のF-1も混戦となる可能性を示唆しているのかもしれませんし、開幕戦なので、各チームがチャレンジングな作戦を採ったせいかもしれません。
それと、可夢偉君とペレスのザウバーが失格になった点はかなり残念ですが、上告してもまず、結果は覆らないと思うので、次のレースに集中した方が良いかもしれません。
違反がなくても、まず結果は変わらなかったと思うので、レースディスタンスを走りきれた信頼性に加えて、実力も昨年よりは上位チームに近づいているのかもしれません。
次はマレーシアです。やっとF-1が始まりました。また1年楽しめそうです。
承認待ち
このコメントは管理者の承認待ちです。