鈴鹿第2戦決勝
- 2011/03/21 10:27
昨日の鈴鹿は朝のブリ-フィングで震災でお亡くなりになった方々に黙祷を捧げてからのスタートとなりました。鈴鹿のコントロールタワーには災害支援のための義援金を入れられる募金箱も設けられていました。支援物資もスムーズに被災地に届かないようで、歯痒い思いがしますね。一刻も早く、被災された方がいつもの生活を取り戻せると良いですね。
さて、昨日の鈴鹿ですが、まず、ヤマシタさんは土曜日の後半の症状を改善するためにシャーシーセットを大幅に変更して、タイトラに臨みます。その甲斐あって、タイトラは3位と好位置に付けます。
予選がスタートして、前半のタイムが厳しいヤマシタさんは、順位を4位に下げますが、後半はスピードアップに成功して、抜くまでは行きませんでしたが、過去の自己ベストを塗り替える素晴らしいタイムを連発します。昨年の、このクラスのコースレコードにコンマ2秒差まで詰め寄る走りは本当に素晴らしかったと思います。今年から5キロのウエイト増がなされたので、それを考えると、十分すぎるタイムです。速くなったカートで良いラップを刻めるようになった事が走りの部分の開眼にも繋がったようです。
そして、決勝がスタートします。課題の序盤のタイムアップ対策と走りの課題を説明して、グリッドに付きます。
スタートが切られて、まずは鬼門の第1コーナーを無事に4位で通過するヤマシタさんです。その後、3コーナーでイン側に飛び込んで、3位に浮上。
トップが逃げない内にさらに仕掛けるヤマシタさんはホームストレートで2位に立ちます。目の前にはトップの選手がいます。本人的にはトップも捕らえられそうだったようですが、最終コーナーで3位の選手に入られて、繋がって入ってきた4位の選手と接触してしまいます。
ほとんどストップしてから再スタートを切りましたが、大きく遅れて、単独走行です。そして、残念ながら表彰台圏内から転げ落ちて終了です。
しかし、課題だったアウトラップも速かったですし、速いラップを維持する事も出来たので、この鈴鹿はヤマシタさんにとって得るものの多かったレースだったと思います。
「こうなると、もっとしっかりとテストしたくなっちゃうんですよね♪」と言っていたので、本人もかなりの手ごたえを感じたんだと思います。
次に、僕達4人のアバンティですが、タイトラで最終周まで僕がトップでしたが、最後で前回優勝のドライバーにひっくり返されてしまいます。でも、タイム差も僅かですし、単独で出したタイムなので、まずまずです。
当日入りのケンタは僕の仕様をフルコピーして臨みました。結果は5位です。王子は前日からの不調を引きずる形で9位と奮いません。ニシ君も同様で12位です。
王子とニシ君もちょっと厳しいですが、ケンタのタイムはそんなに悪くありません。予選に期待が掛かります。
予選がスタートして、フロントロー発進の僕はかなりのバットスタートで一気に6位に落ちます。ケンタにも抜かれてしまいますが、3コーナーで1台、25Rで1台と抜いて上がって、3位にはすぐに戻ります。トップ2台よりも速いラップを刻めていたので、追いついて、1台ずつ抜いてあげるつもりでしたが、インを伺いながら向かった最終コーナーで直前の2台が接触して、インが空いて、そこに飛び込んで、あっさりとトップに立ってしまいます。
棚ぼたみたいで、がっかりですが、そのままゴールです。ケンタも終盤まで2位にいましたが、後方のドライバーに乗り上げられて、最後は4位でフィニッシュです。王子が7位、ニシ君が11位と各自順位を上げれたので、みんなで6位までの表彰式を目指します。
決勝がスタートして、ポールスタートの僕は無事にトップでコントロールラインに帰ってくる事が出来ましたが、スリップが効かない距離まで逃げる事は出来ずに、これから長い決勝をピッタリと張り付いた後続の選手を背負いながらのレースとなります。
しばらくして、ストレートエンドで並びかけられて、2位に落ちますが、すぐにトップに返り咲けます。またしばらくすると、今度は違う選手がやはりスリップから抜け出して来ますが、今度もすぐに抜き返せます。どうやらポテンシャル的には僕がトップグループの中でも良さそうです。
そして、僕を先頭にファイナルラップに突入して、コーナーではブロックしないと決めていた僕は背後にエンジン音が常に聞こえていましたが、パッシングポイントのヘアピンも最終コーナーも通常のラインを通過します。
しかし、直後のドライバーにインに並びかけられる事なく、そのまま無事にトップチェッカーを受ける事に成功しました。
後方ではやはりファイナルラップを3位で通過したケンタが最終コーナーでイン側を厳しくブロックして、アウト側に流れたところを前回優勝のドライバーにクロスラインで並ばれて、4位に落ちてしまいます。
王子も同様に表彰式に出られる6位でファイナルラップに突入しますが、7位の選手との攻防に敗れて7位フィニッシュです。ニシ君10位フィニッシュでした。
僕は前回のリベンジに成功しましたが、グレンブルーチームで表彰台を独占する野望は、またしても達成出来ませんでした。今回は王子の不調が激しく、原因は5年も乗り続けたシャーシーがその寿命を全うしたせいかもしれません。次回のレースで王子の復活を願いたいと思います。
表彰台独占、なかなか難しいです。開幕戦よりも全体のレベルが上がったみたいで、速いラップを刻めるドライバーが増えました。ですが、王子やケンタ、ニシ君も順調にレースウイークを過ごせれば、間違いなく、表彰台に立てる力があるので、懲りずに狙って行きたいと思います。
苺
いろいろな思いがある中
お疲れ様です!!
前回のリベンジ成功
おめでとうございます♪
夢、目標は尽きませんね!!
これからも
応援しています※