鈴鹿です。
- 2010/12/17 20:14
白糸耐久の件で色々な方が書き込みをしてくれていますが、お叱りのコメントもありますし、私を擁護してくれるコメントもあります。
インターネットの性質上、あまり行き過ぎますと、感情的になってしまって、収集が付かなくなってしまいます。したがって、この時点で白糸耐久の件は終了とさせて頂きたく思います。今後についてのご意見やアドバイス、お叱りについては、メールにてお願い出来ればと思います。
ただ、一点、白糸耐久の重量失格の件はレギュレーションをご理解頂いていない方がいらっしゃるのが一連のコメントで解りましたので、解説させて頂きます。
まず、朝のドライバー計量ですが、例えば体重が80Kgの方と60Kgの方がチームを組む場合の平均体重は70Kgとなります。
ドライバー込みの重量を145Kgに設定してありますので、145Kgから平均体重の70Kgを引いた75Kgがカート単体の必要重量となります。
この75Kgをタイムトライアルと決勝後の重量測定でクリアすれば良いので、ガソリンやウエイトを何Kg積むかは各チームの戦略となります。
朝のドライバー計量で不正なく、きちんと重量測定が出来れば良いのですが、今回のように何らかの重量物を体に隠して計量に臨み、その後にそのウエイトを体から外して走行する人が出て来てしまうと、やはり、抜き打ちで走行直後のドライバーのウエイトを再確認しなければならなくなります。
今回は残念ながら、朝の計量時と比べて、走行後に抜き打ちで計ったドライバーの体重がおよそ8Kg軽いという状況でした。これは一日の人間の体重変化の域を超えた数値であったため、朝の計量時に不正を行ったと判断し、失格となりました。
ですので、私がレギュレーションをその場で変更した訳ではありませんし、たまたま軽い方のドライバーさんが最終ドライバーだったから失格になった訳でもありません。
違反をしたドライバーさんは、身に覚えがあるので、何の反論も無く素直に失格を受け入れて引き上げて行きました。
抜き打ち検査には賛否両論あるかもしれませんが、たった一度の抜き打ち検査で違反者が出てしまった以上、今後も違反の抑止の意味からも実施しなければならないのかもしれません。抜き打ち検査をしないと解ってしまうと、モラルの問題なのですが、不正を働く人が出てきてしまう可能性があります。
この平均体重のレギュレーションを採用して、かなりの年月が経ったのですが、正確に解っていない方もいらっしゃったみたいです。
ですが、朝の計量で重量物を体に隠して計量に臨むのは、レギュレーションを理解した上でバレなければ良いと故意に違反したのですから、やはり論外ですね。
みなさんには、これからもレギュレーション等を正確にお伝えして行こうと思いますし、文面ももっと工夫して解り易くして行こうと思います。
さて、今日から鈴鹿です。今回は僕を含めた6台が出場します。チャンピオン獲得の可能性もあるので、気を引き締めて行きたいと思います。
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