賞味期限切れ。。。。
- 2010/11/22 11:33
昨日の鈴鹿も晴天で気温も高く、走った後は汗かいちゃうくらいでした。
王子とオオキ君のクラスを先頭にタイトラが始まります。王子は渋滞にはまって、思ったようなタイムが出せずにいたのですが、最後のラップでリーダーボードのトップに躍り出て、嬉しいポールポジションを獲得します。
オオキ君は上手いアタックを決めれませんでしたが、それでも9位に踏みとどまります。
王子&オオキ君の予選ですが、王子を先頭にレースが進みますが、ポールの緊張からかミスも出て、後続を引き離せずにバトルになります。2位に下がった王子が3コーナーで仕掛けたのですが、接触して、リタイヤになってしまいます。ここまでランキングトップの王子はまさかの決勝最後尾スタートとなってタイトル獲得に黄色信号です。
オオキ君はそんな上位陣の混乱にも助けられますが、自力でもバトルに打ち勝って、決勝グリッドは6位です。
二人の決勝がスタートして、スタートで下がるオオキ君です。王子はスタートダッシュを決めて、追い上げ開始です。
王子は決勝に向けたセット変更が決まり、別人のようなスピードで抜いて上がって残り2周で3位争いに追いつきます。
圧倒的なタイム差がありますが、残り周回も僅かなので、確実に仕留めなければなりません。王子は1コーナーで並び掛けますが、簡単には抜かせてくれません。そのままの順位でファイナルラップに突入して、3台でラインを交錯させながらの攻防が続いて、いよいよ最終コーナーです。3位の選手がインをブロックしたので、4位の選手がアウトに振ったそのインに王子が飛び込んで、そのままゴールです。結果は4位と場内を沸かせた追い上げ劇でした。
オオキ君も序盤に下がった順位を徐々に取り戻して、最後は8位でフィニッシュです。
ニシ君のクラスですが、前日まで絶不調のニシ君はタイトラでちょっとエンジンが復活します。それでも順位は12位です。
タイトラの状況からセットを変えて予選に臨み、さらにタイムアップして、トップグループとコンマ2秒以内まで来ます。順位も二つ上げて、10位です。
決勝に向けてさらにセットを進めて、これも良い方向に向いたようで、エンジンは完全に普通になります。しかし、前のカートに引き離されなくなった途端に「つっこみ番長」に変身して、パッシングには至りません。そのままの順位で終了です。急激に戦闘力を取り戻したもんだから、嬉しすぎてちょっとやらかしちゃったみたいです。
マコちゃんとヤマシタさんのクラスですが、タイトラでマコちゃんらしからぬメカトラが発生して好調のマコちゃんは200メートルくらいしか走れずにダートにカートを止めます。新品タイヤの皮むきも出来ずに予選を最後尾からスタートです。
ヤマシタさんもやはりフレッシュタイヤを攻略出来ずに後方に沈んでしまいます。
予選がスタートしますが、最初からテストが目的で参戦したマコちゃんは自主的に敗者復活戦に出る気のようで、なかなか順位を上げません。順位を数えながらの走行を続けて、最後は敗者復活戦のポールの位置でフィニッシュです。
ヤマシタさんは予選の前にセットを変更したところ、だいぶ走りやすくなったようで、別人のようにちゃんと乗れるようになります。しかし、敗者復活戦は激しいので、接近したバトルで揉みくちゃになって、3台くらいでクラッシュしてしまい、無念の予選落ちです。
マコちゃんの決勝ですが、28番グリッドから次々に順位を上げて、追いついたカートは全部抜きましたが、8位でフィニッシュです。20台抜きは気持ち良かったのではないでしょうか。
最後は僕のX30ですが、タイトラで有力ドライバーのスリップを使ってアタックして、序盤に3位を確保します。その後、タイム更新も無かったので、タイヤ温存で早めにピットに向かいます。
しかし、その後にみんながタイムを上げて、7位まで後退してしまいます。
予選までにセット変更して少しでも上位陣との差を詰めれればとスタートしますが、最初こそ4位まで上がりますが、すぐに抜き返されて、タイトラよりもますます走らなくなったマシンと格闘しながら8位でフィニッシュです。
打つ手のない僕は決勝のセットで今週末にテストしていない仕様に変更します。ギャンブルになりますが、仕方ありません。
決勝がスタートして、今回もスタートでジャンプアップを狙います。狙ったとおりに上手く抜いて行きますが、あと少しのところで、横のカートに押し出されてしまいます。鈴鹿のグラベルは深くて、抜け出せずに降りて引っ張り出して再スタートです。
当然の事ながら単独での走行となってぶっちぎりの最後尾ですが、変更したセットがどうだったのかを確認する意味でその後もしばらく走りました。しかし、予選よりもさらに悪化しただけでギャンブルは失敗に終わったようです。(ギャンブルしてあまり成功した事もありませんが。。。。)
僕のX30初挑戦はなんだか何が悪いのか解らないまま終了となりました。乗り物としてのX30はかなり面白いです。参加ドライバーのレベルも高く、それも楽しいですね。ただ最低重量だけがちょっと変で、トップ争いをしていた小柄なドライバー以外はみんなオーバーウエイトになると思います。設定変更が必要かもしれません。
いよいよ鈴鹿も来月の最終戦を残すのみとなりました。王子とマコちゃんの二人が現在、ランキングトップです。最終戦を無難に乗り切れば、鈴鹿選手権の二つのクラスを制することが出来ます。静岡からの遠征組としては良い結果と思います。
今回の鈴鹿で色々な方が僕のところに来てX30のアドバイスをしてくれました。苦戦する僕を見かねての事だと思います。みなさん、ありがとうございました。アドバイスの多くは、過去に体験された事が多く、「きっと○○が悪いんですよ」とか「X30はよく○○が壊れるんです。」とかなんですが、「僕が単純に遅いのかもしれません。」と答えるとみなさん、それはないでしょうとありがたい事を言ってくれるのですが、本当に賞味期限が切れたのかもしれません。
ただ、遅い事に対して、自分で原因が解ると思っていたのがちょっと不思議です。僕の現在のドライビングは年齢からくる衰えでパフォーマンスが落ちているのは自覚出来ていて、MAXで走りながら「あぁ~、3年前ならこのコーナーはこんな感じで走れていたのに。」って具合です。それでもMAXクラスに出ていて、タイムでそんなに負けてはいません。ですが、今回のレースはその辺りがよく解らなくて、ちょっと謎です。
でも、老化現象で感覚そのものも衰えていて、遅い原因が自分のドライビングにあるのにそれを自覚出来ないのかもしれません。もしそうだとすると、とてつもなく悲しいですね。
次の鈴鹿は何に出ましょう?
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