意外な事ですが。
- 2010/09/07 21:19
今日は平日なのに、お客様が沢山来てくれました。初めてのグループもお見えになりましたし、常連さんもいます。一度に沢山で走っていたので、僕がオンボードカメラを装着して乱入します。
後ろから、一人一人を撮影しながら走って、後で鑑賞会です。
初めての方達は当然の事ながら、ラインもまちまちですし、スピンもします。そこから周回を重ねるうちに常連さんと同じように走れるようになるので、心配はいりません。
ですがある程度からはタイムアップが厳しくなって来ます。それは当たり前で、そこからが本当の勝負です。
常連さんが走っているのを見ると、なかなか綺麗に走っているように見えます。しかし、真後ろから撮影すると細かいポイントが目に付きます。コーナーのアプローチポイントでアウトに寄り切れていなかったり、クリッピングポイントでも、縁石に完全に付けていなかったりと、些細な事なのですが、1周回ってくる間にそれが積み重なると、それなりのタイム差になってしまいます。
これって、自分では出来ていると感じているので映像として突きつけられて初めて、「本当ですね~」となります。
そうなんですよね、意外と細かい点は見過ごしてしまうのですが、実はとても大事な事です。
やはり、緻密に走るのが大事です。速いドライバーになるために、ブレーキングで誰にも真似が出来ないスーパーレイトブレーキを完成させる。またはリアタイヤをスライドさせても回転を下げないスペシャルな技を開発する。なんて事は実は必要ありません。基本を徹底的に磨きこめば、誰にも負けないタイムが出るんです。
そう考えると、速いドライバーは実は才能があるのではなくて、地道に基本を貫いてきた苦労人なのかもしれません。
速さの秘密は、全ての作業を緻密にこなす事です。これが意外と難しい。。。。
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