無力を感じます。
- 2010/09/06 21:31
昨日の瑞浪は結果から言えば、まったくの惨敗でした。
特に、ナオさんはまったくレースになりませんでした。タイトラで前日まで彼を苦しめていた、ブレーキトラブルが遂に影を潜めます。周回を重ねても、フェードする事なく、タッチも安定しています。
これで、問題は解決したので、やっと久しぶりにナオさんのまともなレースが観れると思ったのですが、今度はエンジンがまったく走りません。
彼のレースはこんな事の連続なのですが、土曜日の午後こそ、ブレーキトラブルでまともに走れませんでしたが、午前中はかなりのスピードを見せていました。
エンジンはあきらかにマージンがあって、午後から細かいポイントを詰めれば、誰も寄せ付けない速さに到達出来そうでした。
それが、いったいどうなってるの?って感じですが、僕も彼の不思議ワールドには慣れっこです。そもそも前日まで苦しめられていたブレーキトラブルももう一度、当たり前の事を最初からやり直しただけで、すっかり直ってしまいました。いや、トラブルその物が、原因不明なので、直ったと言うのも違うかもしれません。症状が出ないってだけかもしれません。
ともかく、ブレーキは解決したのに、ナオさんの決勝は2周で終了です。始めから、「エンジンの症状が回復しなかったら2周で帰ってきます。」と言って、ナオさんは決勝のグリッドに付きました。
これは、予選ヒートで思いっきり後方から、2周で10台以上抜いて上がって、その後に、2コーナーで後ろから抜きに来たドライバーがスピンしながらインに飛び込んできて、思いっきりナオさんを押し出してしまいます。あれがトップグループで起きたのならあきらかにコントロールタワーに呼び出しだったと思うのですが、10位近辺での出来事だったので、お咎めなしでした。
これは、エンジンが不調なために高速域がまったく伸びなくて、そんれなのに、インフィールドで抜いてくるものだから、全部、2コーナーで抜かされます。予選のような事が決勝でも起きそうだったので、決勝リタイヤの判断になりました。
今回は僕は走りませんでしたので、ひたすらナオさんをまともに走らす事に集中していたのですが、こんな結果になりました。まったく無力を感じます。ナオさんの負のパワーはハンパではなくて、僕の力ではとても太刀打ち出来ませんでした。まったく恐るべしナオさんです。
さて、好調だったタナ~カも決勝日の路面にやられて思うような走りが出来ずに、良い順位を走れません。決勝も中段からスタートだったために、前のドライバーを抜きに行ったら、もの凄いブロックにあって弾き飛ばされてしまいます。スピードが乗っているコーナーだったので、ドライバーとシャーシーにダメージが無かったのが不思議なくらいでした。まったく中段以降のドライバーの精神状態には困ったもんです。ハイスピードコースの瑞浪は過去には重大事故も起きています。誰かを生命の危険に晒すようなブロックはありえませんね。
そんな訳で、期待のタナ~カも撃沈して、みんなでドナドナを歌いながら帰ってきました。次の瑞浪はもっと大勢で出ないとダメですね。そうです。保険です。今回はまともに走るかどうかギャンブルみたいなナオさんとブランクから復活を目指すタナ~カの二人でしたが、二人ともアラフォーレーサーです。本来ならスーパーSSのドライバーです。そんなおじい二人に全てを任せるのは酷ってもんです。だから、次回は王子かケンタ、もしくはアムロ辺りの若いイケイケドライバーも連れて行きたいですね。
今回は僕の前日の書き込みを読んで、ヤマシタさんが、ナオさんのために自分のシャーシーを車に積んで、駆けつけてくれました。もしもナオさんのブレーキトラブルが解決していなかったら、自分のブレーキを使わせるつもりだったようです。まったくチーム員ってありがたいですよね。
そのヤマシタさんもあっけに取られたトラブル大魔王のナオさんでした。僕も不思議なトラブルにやられる事がありますが、ナオさんには負けると今回は思いました。しかし、このままでは終われないので、懲りずにまた行きます。次はしっかりとテストに行って、データを採りたいと思います。僕もKTで走る予定です♪
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