意識改革
- 2010/08/27 13:38
レースで結果を出すためには、いったいどうしたら良いのか?みんな悩んだり考えたりして頑張っている訳ですが、課題は解っていてもクリア出来ない事も多くて、どうやったらクリア出来るのかが解れば良いのにと思っていると思います。
最近、レンタルスクールを始めたので、スクール受講の方も色々な人が壁にぶつかっていて、その壁の打ち破り方はそれぞれなので、その人にあった、解決方法をご指導しています。
この解決策ですが、それぞれ違いはあるのですが、ある程度は分類分け出来ます。前回スクール受講された方の話ですが、その方はスクール2回目の方で、ある程度速いタイムを刻めるようになっています。その中で、細かいポイントを指摘したところ、改善するべく走りを変えるのですが、なかなか上手く行きません。当然の事ですが、そうなるとタイムが落ちてしまいます。
タイムアップのために走り方を変えたのに、逆にタイムダウンしてしまう。そうなると、気持ちも落ち込みます。「本当にこれで良いのか?」とか「自分には出来ないんじゃないのか?」とかのネガティブな考えが頭を支配して来ます。
これを、繰り返していって、少しも良い方向に向かないと、いよいよ走り方の変更をしたくなくなってしまいます。
それでも、やり続けなければならない訳ですが、そのエネルギーはハンパではありません。
前回のスクール受講の方も、トライはしているものの、ちょっと方向性が違っていて、その辺りの解釈の違いを説明しながら、さらにトライしてもらいます。何度かそんな走行を重ねていると、楽しい走行のはずが、ちょっと難しい感じになりますが、そこはガッツで、乗り切ってもらい、遂にタイムアップし始めます。
壁をひとつ乗り越えた訳ですが、これにはやはり根気と信頼関係が必要です。指導している人が信じられなければ、続けられませんし、乗り越えられません。出来てしまえば簡単な事でも、出来るまでは、厚くて高い壁なんですよね。
今回、例に出させてもらったスクール受講の方はスクールの有効性を再確認してくれて、今後もレベルアップに利用してくれるようです。
現在、タイムが伸びなくて悩んでいる方はまず、頭を一度リセットして、基本に戻ってタイムを出す上で、何が一番重要なのかを思い出す事が大事です。意外と、理論では解っているのに、実践の段階で違う事をしている場合が多いものです。
したがって、自分以外の第三者の目はとても大事です。自分の事を見てくれていて、アドバイスしてくれる人がいる場合はその人が素人でも、意外と的確なアドバイスだったりします。人の意見に素直に耳を傾けるのは大事って事です。
お父さんとかお母さんの意見を素直に聞けないジュニア君は自分で、速くなる機会を逸しているって事です。人間、素直が一番ですね♪
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