結局のところ。。。。
- 2010/08/18 10:31
鈴鹿の不調の原因を毎日、考えていますが、ふと疑問に思うことがあります。
僕は昔からトップグループを走れなくなったら引退しようと決めていました。
そこで今年の僕ですが、かなり微妙な位置しか走れていません。練習日やテスト日にはMAXクラスのトップドライバーと遜色無く走れていますが、決勝日には失速して、良くて表彰式にでれるかどうかって感じで、優勝争いには参加出来ていません。
練習日、テスト日の状態すら、周りに置いていかれるようになら、「もうダメだね。」となるのでしょうが、たまに速く走るもんだから、いつまでも踏ん切りがつかないんですよね。
今回の予選ヒートで僕のひとつ前のグリッドに外人さんがメカニックをしているドライバーがいました。(メカニックはヨーロッパ系ですが、ドライバーはシンガポール人らしいです。)
その外人メカが僕を見て、思いっきり驚きながら、なにやら栄光のメカ長のタカ~スと話をしています。どうやら、僕の年齢に驚いているようで、タカ~スが僕の説明をしてくれているみたいで、「3年前のチェンピオンだよ。」との説明でさらに驚いていました。いったいヤツは僕を幾つと思ったんだろうか?60歳くらいに見えたのかもしれません。そうだとしたら、「3年前は57歳?凄いじじいだなぁ。」って感じでしょうか。確かに、決勝のグリッド上位はほとんどが10代で20代でも前半なので、自分ところの若いドライバーのすぐ後ろに、こんなじじいがいるんだと驚いたようです。
最近思うのですが、僕のライバルの少年達には僕はいったいどう見えているんだろう?きっと「妖怪じじい」とかかもしれません。
レースの魅力に囚われて、やめるタイミングを逸してしまった感じの僕ですが、今は、難しいMAXの謎をどうしても解き明かしたい気持ちが強いですね。
確かにレースは面白いです。でも、現在の鈴鹿MAXは簡単に勝てるクラスではありません。全てが揃わなければ、優勝どころかシングルのポジションを走るのも難しいでしょう。
全てのパフォーマンスが大きく衰えてきてしまった今は、僅かな残り時間でMAXの謎を解き明かしたいと思います。それが果たせたら、MAXクラスから引退して、たまに鈴鹿のスーパーSSとかに出たいですね。その頃はまた違ったレースの楽しみ方が出来ると思います。
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