ビデオ鑑賞
- 2010/08/17 21:57
ダメだったレースは必ず、反省会をしています。最近は鈴鹿の僕のレースをビデオで撮影してもらっているので、その映像はとても参考になります。
今回のレースもビデオ鑑賞しました。昔の僕のレースの定番は追い上げて結果を残すレースが多くて、したがってパッシングシーンも多かったのですが、今回のレースでは、あまり抜くシーンがありません。要するに抜けない状態が続いているんです。
この辺りを確認するための、ビデオ鑑賞です。
ビデオで確認すると、やはり抜けそうなタイミングが取れていません。その原因がシャーシーから来るものなのか?またはエンジンのセットのせいなのか?を確かめたのですが、やはり走行中に感じたようにエンジンのセットのようです。
最終コーナーと2コーナー、4コーナーにヘアピン。この辺りの加速はそれなりに鋭く立ち上がって来ているのですが、パッシングポイントでの伸びに欠けていて、それでインに飛び込めないようです。
この症状を消すために、前回の鈴鹿からのインターバルにテストを重ねて、今回の鈴鹿の金曜日にはかなり良い状況を作れていました。ストレートエンドやヘアピンの進入などでもインに飛び込めていました。それは土曜日にも大きな変化はなく、今回の鈴鹿は今までとは違って、良い感触でした。
ですが、日曜日にはまた逆戻りで、単独ではそれなりなのですが、誰かを抜くには厳しい仕様です。
この劇的な変化はいったい何故なのか?この答えをなんとか見つけたいと思います。
それと、もうひとつの謎ですが、MAXに出始めの頃はそんなに悩まずにきちんと走れていました。僕だけのスペシャル仕様ではなくて、ごく普通の仕様でです。では何時からこんな事になったのかを思い返したいと思うのですが、それがあんまりはっきりしません。
2007年にMAXのタイトルを獲得した時はあきらかに普通の仕様です。もちろんエンジンで苦戦した事もありましたが、速い時もありました。
では2008年はどうかと言うと、タイトル争いには絡めませんでしたが、スピードはありました。そして、この年も普通の仕様でした。
そして昨年ですが、速く走れたレースもありましたが、圧倒的に苦戦が続きます。この辺りで、エンジンの速い仕様を模索しようと思い始めて、トレンタさんやエイコーさんに頼んで、色々なエンジンを乗せてもらったのですが、速いはずのそれらのエンジンが僕が乗ると遅いんです。
もちろん、トップレベルで走れなくなっている事は解っていて、レースで結果が出ない事はそれが原因かもしれません。でも、思うように走れなくなって来ていても、その原因が自分なのか?もしくはエンジンなのか?またはシャーシーなのかは長年の経験で解ります。ドライバーがしょぼくなったのが理由であれば、先週の金曜日、土曜日に現在のトップドライバーと互角以上に速く走れた時間帯があった事の説明が付きません。
最近の僕の仕様はまさにボス猿スペシャルで今までの常識をまったく無視した自由な仕様です。今までではテストもしなかったほど突飛な仕様なのですが、これが最近の僕のメカを担当してくれているとくさんと一緒に導き出した仕様です。
地道なテストが実を結びそうだった今回の鈴鹿でしたが、またしても謎が立ちはだかって、復活の瞬間は遠のいたようです。
僕が何時から、普通の仕様で速く走れなくなったのかが解ると、その答えも解るような気がします。2009年のような気がしますが。。。。う~ん、思い出せない。。。。
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