白糸耐久 夏の陣
- 2010/08/10 13:08
日曜日の白糸は夏空がちょっとだけ翳ってくれたので、暑さ爆発とまでは行きませんでした。それでも、レーシングウエアを着て走るので十分に暑いです。
さて、今回はレンタルカートの1時間耐久とレンタルスプリントのクラスをレーシングカートの3時間耐久と併催で行いました。まずはレンタル耐久ですが、関東からの遠征チームのBIAさんが優勝しました。タイトラでは奮わなかったのですが、予選で3位まで挽回して来て、決勝も勢いは衰えずに優勝となりました。
2位にはインザダークが入りました。タイトラ、予選と完璧なレースでしたが、決勝のピットワークを含めた、些細な部分でBIAチームに及ばずに、悔しい2位となりました。
3位には地元H○Sさんが入りました。スピードは常にトップクラスのH○Sさんですが、接触やペナルティに泣かされて来ました。次は優勝候補かもしれません。
今回の耐久ですが、タイトラで今まで以上に、タイムが接近していて、レベルが向上してきた事を実感しました。
次に、レンタルスプリントですが、前回優勝のタクヤ選手が今回もタイトラと予選を制して、2連勝を予感させましたが、決勝は初代撃墜王さんが激しいバトルを制して、優勝しました。前回が初出場3位で今回が優勝と、実力が本物である事を証明した形になりました。3位には、ジュニアドライバーの僕の甥っ子のショウ選手が入りました。ウエイトが軽い事で上位進出と思われないために、自主的に10キロのウエイトを搭載していますので、3位は実力と思われます。伸び盛りのジュニアですから、次回辺りはひょっとするかもしれません。
今回のレンタルスプリントは懐かしいチーム員が多数復活してくれました。まだまだ準備不足で実力を出し切れなかった人もいましたし、初代撃墜王さんみたいに、すっかり感覚を取り戻した人もいました。また、昔のようにみんなで楽しく遊べれば良いと思います。
そして、メインイベントのレーシングカート3時間耐久はKATZレーシングが表彰台を独占する形で終わりました。白糸耐久の優勝はグレンブルーがほとんど取り続けていましたので、それが優勝どころか、表彰台にも乗らなかったのは大いに反省しなければなりません。
今回の敗因は、グレンブルーから2チームしか参戦出来なかった事と本命のはずの王子チームがパートナーが見つからずにやむなく参加出来なくなりそうだったので、仕方なく僕が参加したのですが、それが間違いでした。レースの運営があるので、僕はあまりカートのところにいれませんでしたから、基本的に王子がドライバー兼メカニックになって頑張るしかありませんでした。もともとメカが苦手な王子はそれだけでキャパオーバーでしたから、次から次にトラブルが出て、タイトラからすでにまともに走れない状況でした。それでも決勝のポールから出る事になったのですが、レース序盤にチェーンが外れて、回収にも手間取りましたし、ハブもスプロケも損傷が激しくて、その復旧にも手間取り、20周以上のギャップになって、その時点で上位入賞の夢は絶たれます。
話は変わるのですが、今回は第3ドライバーとして、レンタルカートの常連さんをレーシング耐久にご招待しちゃいました。この方は経験はないのですが、センスの良い方なので、今回も走らないカートで十分なタイムで走行していました。
さて上位入賞は無理でも通常であれば、王子の爆発的なスピードで面白い追い上げ劇が見れたはずなのですが、シャフトのイモネジが外れていたらしく、まったくまともに走りません。その結果、良いところがない状態で大本命のグレンブルーチームは下位に沈んだままでした。チェーン外れも、イモねじもタイヤのエアー漏れも全て、初歩的なミスです。そんな初歩的なミスをしているようではやはりどんなに速いドライバーでもまったく実力を出せずに終わるって事ですね。今回の件は王子と僕が組む事で、ちょっと油断がありました。メカが苦手な王子に孤軍奮闘は厳しかったですし、選んだシャーシーも寄せ集めのガラクタ号で、それが相次ぐトラブルを呼びました。やはり自惚れてはいけないって事が身に染みたレースでした。僕も大いに反省したので、次はベストな状態で臨みたいと思います。
次の、グレンブルー2号車ですが、タイトラは3位でした。それも僅差でしたので、王子が止まってからは、トップを走っていたのですが、徐々にスピードが落ち始めます。そして、チェーンが外れて、トップ争いから脱落します。すぐに修復してコースに戻りますが、またすぐに外れてしまい、その繰り返しでやはり下位で終了です。
レース後に、エンジンをチェックしたところ、フロントのドライブが激しく損傷していて、ほとんどスプロケット部分の山が無くなってしまっていました。タイムが突然に落ちたのも、チェーンが外れるのも、当たり前です。レース前に交換予定だったのですが、何時の間にかうやむやになってしまって、これも初歩的な、そして致命的なミスでした。
このグレンブルー2号チームは新人君が2名で組んだチームで経験を積ませるために出場しました。一人は今年からカートに乗り始めたばかりの僕の甥っ子で、もう一人が昨年の後半から乗り始めたオオキ君です。二人ともスピードはそこそこ付いてきましたが、レースがまだ出来ないので、良い練習になるはずでした。ですが、トラブルのおかげで、せっかくの機会を有効に利用出来ませんでした。こちらも次回は完璧な状態で出場させるつもりです。
ダメダメで終わった白糸耐久でしたが、今週末はすぐに鈴鹿です。新人二人も出場します。良い経験を積んで、すぐに手強いドライバーになってくれると思います。
Cavan_club 1954
夏の祭典の白糸3時間耐久レースの結果報告としては、なんだかよくわからないですね。Katz Racingとは何なんでしょう。
グレンブルー以外のチームが表彰台を独占したと言うことは、もう少し丁寧にこの優勝チームの紹介がされるべきではないでしょうか?
いったい何者なのか?
知らない人にわかるように教えてくれませんか?
それと、6台しか参加しなかったと言うことの深刻さについても、根本的に考えるべきではないでしょうか?「レンタルカート」がメインレースになるようでは、レーシングカートの衰退をもたらすのではないでしょうか?