最近のシューちゃんは。。。。
- 2010/08/02 12:16
昨日のF-1はウエバーが優勝して、ランキングでもトップに躍り出ました。ランキング上位の顔ぶれも面白いですが、ポイント差が僅差なのがとても面白いですね。
僕が今年、応援しているのはウエバーです。不遇の時代が長かったのも、親しみが持てますし、なにより僕と同じ、じじいです。
それなのに、天才ベッテルとガッツリ対決しているのは凄い事だと思います。
今年のF-1で思うのは、上位チームの実力がとても近くて、コースレイアウトによって、速いチームが分かれているのが面白いですね。
以前のF-1は、速いチームはどこのコースでも速くて、トラブルでも起きなければ、ドラマもないようなシーズンも多くありました。
ですが、今年のF-1はマシン特性によって、マージンを持っているチームが変わって、その結果、ポイントも僅差になっているようです。
後半戦に突入して、面白さも加速して行きそうですね。
さて、復活したものの、なかなか良いパフォーマンスを見せられないでいるシューちゃんですが、皇帝と呼ばれていた頃と変わらないのが、そのダーティーな部分です。
昨日もバリチェロに抜けれる際に、思いっきり寄せて、バリチェロはあわやコンクリートウオールに激突するところでした。レース後にペナルティとなりましたが、あれはとても危険な行為でした。
抜かれないように、ある程度は寄せるドライバーも多いですが、反対側にランオフエリアの無いところでは、危険が大きすぎると思うので、どのドライバーもその常識の中で争っていると思います。
誰もが大クラッシュは起こしたくないし、誰がに怪我もさせたくないはずです。今回はバリチェロの横にあったのはコンクリートの壁でした。あれにまともにぶつかったらと考えると、やはりやり過ぎでしたね。
シューマッハーは現役最高潮の時代にもかなりダーティーな事をするドライバーでした。僕はそれがキライでしたが、スーパーヒーローの彼がやる分には、なんとなくみんなは受け入れていた感じでした。
ところが、現在の彼は現役に復帰したものの、チームメイトのニコに引き離されて、良いところをあまり見せられていません。それなのに、汚い事だけはスーパーヒーローだった時代と同じでは、周りが納得しませんよね。
相手を生命の危険に晒すような行為は絶対にやめるべきですね。
そして、僕が心配なのは、F-1を観ている、カートのジュニア達がシューマッハーの行為を「F-1でもやっているんだから、やっても良いんだ。」と勘違いする事です。
スーパースターはみんなが注目するのだから、その自覚をもって誰かのお手本になるようなレースをして欲しいとですね。それじゃなければ、現役に復帰なんてしないでくれって感じです。
シューちゃんの現役復帰をとても勇気のいる素晴らしい事と思っていたのに、かなりガッカリさせられた昨日のハンガロリンクでした。
それとは、別に、可夢偉君はまたしても魅せましたね。最後尾からの追い上げで、9位に入賞したのは、彼が速さだけのドライバーでは無いことの証明になりました。ますます可夢偉フィーバーが過熱しそうですね。本当に面白い日本人ドライバーが出て来ましたね。彼がこのまま順調にキャリアを積み上げて、何時の日か勝てるマシンを手に入れられると、日本人初のワールドチャンピオンも夢ではないかもしれません。大いに期待したいと思います。
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