なんて、微笑ましいんだろう。
- 2010/07/27 22:45
最近、毎日暑いので、レンタルカートも平日は利用者が少ないです。そのために、コースで売れたカートを組んだりしています。
今日は、組むカートも無く、暇をもてあますことになりそうだったので、読書タイム用の本を持って行きました。
しかし、今日は暇をもてあますどころか、楽しく一日を過ごせました。それは何故かと言うと、東京から来ていたジュニア君とそのご家族がなんとも微笑ましくて、ちょっとエンジン不調で悩まれていた事もあって、いらぬお節介を焼いたりしていたからです。
ジュニア君は小学3年生で、おねえちゃんも一緒に来ています。それとお父さんとお母さんの4人なのですが、まず、お父さんが俳優さんでも通用するような男前で、当然のようにお母さんも女優さんバリの綺麗さです。子供さん2人もとても可愛くて、「なんだ?この家族?」ってしげしげ見入っちゃいました。
これだけだと、都会の洗練されたご家族ってだけですが、僕が感動したのが、その仲の良さです。
ジュニア君のカートを乗用ワゴン車に積んできていたので、後部座席はカートで一杯です。家族4人全員は乗れません。そこで、感動その1ですが、お母さんは別の車で来ていたんです。それも軽自動車です。
東京から白糸まで、女性ドライバーが軽自動車で来るには、結構大変です。なのに、お父さんの車と2台で来るのは、親子で休日を楽しむためだと思われます。どうですか?ちょっと羨ましいと思いませんか?
さらに、感動その2ですが、ジュニア君の走行をご家族みんなでコース脇で見ていて、そのラップタイムをおねえちゃんがストップウオッチで計測して、それをラップチャートに記録しているんです。
どうですか?これ?いくら兄弟仲良くても、おねえちゃんはなかなかそんな事してくれませんよね。普通の感じだと、1台の車に乗れないなら、お母さんと、お姉ちゃんは、コースに来てくれないと思います。なんとか来たとして、ジュニア君が走っている時にコース脇でずーっと見てはいませんよね。
さらに、さらに感動その3ですが、ご家族みんなとても感じの良い方達で、たいした事をしてあげた訳ではないのですが、とても感謝されちゃいました。そんなもんだからついつい、ジュニア君に走りのアドバイスをしちゃたんですが、ちゃんと真剣な顔で僕の説明を聞いて、アドバイスを実行しようとしていました。
最後には、ジュニア君がわざわざ僕のところに走ってきて、「今日は一日、ありがとうございました!」とふかぶかとお辞儀して帰って行きました。
なんて、躾の出来た子供さんでしょう。およそ、カートのジュニア君って、よく言うと、勝気。悪く言うと小生意気な子供が多くて、「きっとわがまま一杯に育ったんだろうな。」と推測出来ちゃう事も多いんですよね。
今日のご家族は東京近郊にお住まいですし、お父さんのお仕事が平日休みで、なかなか息子さんと合わないようなので、白糸でお会いする事はそんなに無いかもしれません。ジュニア君はなかなかセンス良く走っていたので、是非、レース参戦を白糸で果たしてくれると良いんですけど、難しそうですね。まったく残念です。
なんだかあまりの微笑ましさに、今日一日、ほのぼのとした気持ちにさせてもらいました。
レンタルカートを始めてから、コースにいる事が多いんですが、いろいろな方とお話出来てとても面白いです。
明日は、白糸耐久に向けて、シュンとオオキ君の新人コンビが走行します。どちらのカートでレースに出るのかを決める予定です。彼らには表彰台の一角に立ってもらうつもりなので、真剣です。
明日も暑いんだろうか?これ以上黒くなりたくないなぁ。。。。
承認待ち
このコメントは管理者の承認待ちです。