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MAXフェスタ決勝

先週末はMAXフェスタがありました。

ノービス勢はプレファイナルでヤスダ君がトップを走りましたが、終盤に2コーナーで入られて、2位でフィニッシュです。

ヤマシタさんはスタートで下がってしまって、4位フィニッシュです。

タシロッチはせっかくの5位スタートでしたが、攻めすぎてコースオフ。その後も出入りの激しいダメレースとなり、ファイナルのグリッドは思いっきり後方となってしまいます。

ノービスの決勝が始まり、今回もトップに立つヤスダ君です。ヤスダ君の方があきらかに速そうですが、相手の選手もスリップを使って、懸命に追走してきます。

通常のパッシングポイントでは抜きに来れない2位の選手はプレファイナル同様に、2コーナーで無理に入るしかチャンスはなさそうです。

ヤスダ君もそれは警戒していたのですが、ファイナルも終盤に、やはり今回も2コーナーで抜きに来る2位のドライバーはヤスダ君と並走して立ち上がります。アウトに残ったヤスダ君は押し出されるようにコースアウトしてしまい、ファイナルラップの最終コーナーで最後の攻防となるのですが、インをブロックする相手に対してクロスラインでストレートで並び掛けますが、本当に僅かな差で悔しい2位フィニッシュでした。

2コーナーの裁定は微妙でしたが、ゴール後に謝りに来た事と、レース運営している栄光スタッフの判定を受け入れて、抗議もしませんでした。

ヤスダ君のスピードは素晴らしかったので、2位は残念ですが、それでもMAXフェスタの大舞台で、良いパフォーマンスを発揮出来たのではないかと思います。

ヤマシタさんは、今回もスタートで下がる展開になって、やはり4位までは回復しましたが、その後は開いてしまったギャップを詰める事が出来ずに4位でフィニッシュです。上位3名は10代や20代の若者なので、ヤマシタさんの年齢での4位は凄い結果だと思います。

最後にタシロッチは決勝で順調に追い上げていましたが、やはり後方発進が響いて、途中で前のドライバーの接触に巻き込まれたりで上位まで戻る事は出来ませんでした。プレファイナルの自爆が悔やまれたレースでした。

さて僕ですが、プレファイナルのスタートグリッドは6位です。予定では3位まで上がるつもりです。なぜ3位かと言うと、今回、GTドライバーの松浦選手が参戦してきていて、彼がポールでプレファイナルを出走します。おそろくそのままトップでフィニッシュすると思われたので、スタートの上手い彼の隣でスタートする2位よりも3位を選択しました。

2位には、僕とシリーズポイントで2ポイント差のライバル君がスピードもあるし、レースもうまいので、やはり順当に入ると思われました。彼の次の3位フィニッシュでも、決勝前の総合ポイントで僕がトップになるはずなので、3位まで上がれれば、僕の思う展開で決勝を戦えそうです。

プレファイナルがスタートして予定通りに3位に立ちます。4位の選手との間にはセーフティマージンを築けたので、あとはタイヤを労わりながら、フィニッシュするだけです。

しかし、ここでエンジンの失火現象が顕著に表れて、ちょっと見過ごせるレベルではなくなってきます。失火現象は前日の予選辺りから出始めていましたが、大きなタイムロスにはなってなかったので、そのまま細かな対策を施しながら、レースは進んで行きました。

しかし、プレファイナルでは明らかにタイムロスするレベルになって、データロガーのグラフでもはっきりと解るようになってしまいました。

決勝を前に、配線やらコイルやらを一斉に交換して、キャブももう一度オーバーホールして、「これで直ってくれ~!」と神頼みしながらグリッドに付きます。

そして、長かったシーズン、長かったMAXフェスタの決勝がスタートします。

僕の思惑通りに松浦選手は今回も素晴らしいスタートを決めて、僕は彼をピッタリと追走して、2コーナーで2位に立ちます。

松浦選手とは予選が同じ組だったので、一度は彼を抜いて1位でフィニッシュしていますので、この展開は僕の狙っていたものでした。

しかし、1周目ですでにプレファイナルよりも酷い失火現象が現れて、ストレート以外でも、コーナーの進入前にはスピードが乗っていかない現象で、「これは、完全にどこかが壊れたな。」と思い、必死に応援してくれているみんなの前を通過する時に、「もうダメだから、ピットに戻るねー。」とサインを送ったところ、「そのまま突っ走れ!」との返答です。

「でも、このまま走り続けると、エンジンが焼き付いたりするかもしれんが。。。」と不安な気持ちは大きいです。

それでも5位まで落ちたところで、そこから後方のドライバーさん達には、抜かれそうで抜かれずに走れていて、結局、そのまま5位フィニッシュです。

フィニッシュ後に2位の選手にペナルティにが出されて、繰り上がりで4位となりました。決勝のシャーシセットは素晴らしく、あれだけ失火していたのにも関わらず、セクター2のタイムは上位陣と同等に走れていました。それだけになんとも悔やまれるレースになりました。

MAXフェスタのポイントを足したシリーズ最終の順位は僅か2.8ポイント差の2位でした。

相変わらず微妙なかすり方の僕は、あれだけ厳しい状況だったのにも関わらず、4位で終えられて、その結果、2.8ポイント差の2位って本当に神様は僕で遊ぶのが好きみたいです。

シリーズ2位は日本代表4人枠にはもちろん入っていますが、もともと「チャンピオンを獲得したら、世界戦に行こう。」と決めていたので、残念ですが、辞退する旨を栄光さんに伝えました。

なんでも、僕の枠は台湾のシリーズの上位選手に譲渡出来たらしいので、台湾の選手がイタリアに行けるらしいです。

でも、MAXフェスタはやはり面白いです。予選を3ヒート戦って、プレファイナルにファイナルと1セットのタイヤで戦うので、タイヤを労わりながら、ライバルともバトルをして、シャーシーセット、キャブレーション等、全てをファイナルに合わせこんで、そして誰がトップチェッカーを受けるのか?

これは出場してみないとその面白さ、難しさは伝わらないかもしれません。今回は最後の最後でダメでしたが、それでも大いに楽しめました。また来年も出たいと思います。

最後に、鈴鹿初開催となった今年のMAXフェスタ。栄光さんは大変だったかもしれませんが、僕は大成功だったと思います。栄光さんを始め、今回のMAXフェスタ開催に尽力してくださった多くの皆様、大変お疲れ様でした。これからもこの魅力溢れる素晴らしい大会を盛り上がて行って欲しいと思います。

  • 2016/09/15 19:00

2016MAXフェスティバル

いよいよ今日からMAXフェスティバルです。今回はノービスにタシロッチとヤマシタさん、そしてヤスダ君が参戦します。

今日はタイトラと予選ヒートがありました。ノービスの予選ヒートは2回で、僕のクラスは総当たり戦なので、予選ヒートは3回あります。

ノービスの3人は好調で2回の予選の結果、ヤスダ君が2位、ヤマシタさんが3位、タシロッチが5位から明日のプレファイナルを戦います。

僕は、3回の予選を1位、2位、3位と終えましたが、3回目のスタートで接触して、10秒ペナルティを受けて、12位となりました。ポイント集計の結果、明日のプレファイナルのグリッドは6位です。

スタート直後の接触は僕の判断ミスで、僕が接触したドライバーさんには後で謝りに行ったのですが、予選はポイント制なので、ポイント的に厳しくなったはずなのに快く謝罪を受けてくれました。

僕のプレファイナルのグリッドの6位は参加台数62台を考えると上出来なはずが、接触で気持ちはかなりブルーです。明日は気持ちを切り替えて、ファイナルの上位フィニッシュを目指したいと思います。

  • 2016/09/10 19:42

白糸レンタルシリーズ

先週末に白糸レンタルシリーズがありました。

最近は耐久レースよりもスプリントの方が人気があって、耐久は今回5チームと、ちょっと寂しいエントリーになりました。

ランキングトップの「テニス部男子」が欠場したので、ここで大量得点で上位に立ちたい各チームです。

そんな耐久レースを制したのは、ハラグチ親子が組んだ「DAN RAN F GO」でした。軽量級のハラグチ君がスプリンターで、好タイムを連発しながらレースを進めて、重量を一手に引き受けたハラグチ父が、それでもなかなかのタイムで走り、見事、優勝となりました。

2位には、出てくればしぶとい「静岡県中部連合軍」が入りました。そして3位には「薩摩関東軍」が入りました。この結果を受けて、ランキングですが、欠場した「テニス部男子」がそれでもトップをキープして、2位には「薩摩」さんで3位に「中部」が僅差で争っています。残るは2戦です。どこが勝ち残るのか楽しみです。

さて、スプリントですが、55クラス、70クラス共に、8台のエントリーが集まりました。

まず55クラスですが、優勝は稲葉兄弟の兄、リヒトです。2位争いが激化する中で、着実にリードを広げて、ぶっちぎりの優勝となりました。2位には、難しい状況を切り抜けて、勝負ところでしっかりと抜いて上がったマヒトが入りました。この日は稲葉父の誕生日だったので、しっかりと成長した姿も見てもらえて、父にとっても最高のバースデイプレゼントになったと思います。

3位には、終始2位争いを引っ張ったヤマグチ君が入りました。途中、セナ君との接触もあって、ヒヤリとする場面もありましたが、裁定は両者に厳重注意という事になりました。なによりセナ君にケガがなくて良かったです。

70クラスはここまで欠場した開幕戦以外は全勝のヤスダ君が、今回も優勝となりました。決勝ヒートを2番手でスタートしたヤスダ君は序盤にトップに立つと、今回もセーフティマージンを築いて、誰にも脅かされることなく優勝しました。今年の70クラスはまさにヤスダ君イヤーです。

2位には常に安定して上位を走り続けているフジガヤさんが入りました。シリーズランキングでも2位を堅持しています。

そして3位にはショウが走りました。シリーズ序盤は55クラスに出場していたショウですが、重量的にさすがに厳しくなってきたので、途中から70クラスチェンジにしたため、シリーズで5位ですが、残りのレースで上位フィニッシュを目指します。

早いもので、もう9月です。白糸シリーズも2戦を残すのみですし、各地のシリーズも佳境を迎えています。ここから最後までノンストップで走り切って欲しいと思います。

  • 2016/08/31 19:44

マスダ君完全復活?

先週末は瑞浪Slシリーズでした。

今回はマスダ君が半年ぶりに復帰しました。そしてキクチ君とジュニアにはオオモリ君とセナ君が出場しました。

ジュニアの二人ですが、まずセナ君は毎回、少しずつですがレベルアップしていて、今回もスピード的には他のドライバーにまた近づいたと思います。

しかし、今回はスピードで近づいた事で、頑張りすぎて飛び出したりスピンしたりと、焦りみたいなものも見えて、その部分ではまた新たな課題が見えたかもしれません。

しかし、決勝はスタートと共にジャンプアップして2位まで上がります。しかし、翌周には3位になり、4位まで下がりましたが、そこからは頑張って上位を追いかけて、そのまま4位でフィニッシュとなりました。まだまだ伸びしろがタップリあるので、次も期待したいと思います。

オオモリ君は、キャブの良いところがなかなか出ないようで、終始キャブレーションに悩まされて終了してしまいました。

決勝もオープニングラップにスピンしてしまって、大きく遅れてしまい単独での走行になってしまいました。次回までにキャブを含めた動力系を煮詰めて行きたいと思います。

マスダ君とキクチ君ですが、順調な土曜日を終えたマスダ君とは対照的にトラブルだらけのキクチ君は、ほとんどまともに走れないまま土曜日を終えてしまいました。

その影響から、決勝日の朝のタイトラで、キャブレーションを合わせる事が出来ずに、マスダ君に大きく引き離されてしまいます。

しかし、それでもキクチ君は2番手を獲得したので、グレンブルー勢のワンツーでタイトラを終える事が出来ました。

マスダ君のスピードはちょっと抜けていたので、予選もマスダ君がトップチェッカーかなと思っていたのですが、マスダ君は、スタートでもたついて、最後尾スタートとなり、さらにスピード差の割には抜きに行けなくて、終盤には大きなミスもあって決勝のスターティンググリッドは7位です。

マスダ君がいなくなった穴をきっちりとキクチ君が埋めて、決勝のポールはキクチ君となります。

タイトラから予選とキャブレーションを変更して、臨みましたが決勝でもさらに変更して、かなり良いだろう仕様で決勝のグリッドに着く、キクチ君です。

そして、決勝がスタートして、順調にトップをキープするキクチ君と、オープニングラップの混乱に乗じて、マスダ君も2位にジャンプアップしてきます。

2台はそのまま後続を振り切って、完全マッチレースになります。

逃げるキクチ君を終盤に追いついたマスダ君が11コーナーで抜きに行きます。そのままマスダ君が逃げてしまうかと思いましたが、キクチ君も踏ん張って、ファイナルラップの2コーナーで再びトップを奪還します。

その後、ヘアピンで飛び込むマスダ君ですが、クロスで返されて、タコツボを先頭で立ち上がってきたのは、キクチ君です。当然、最後の抜きどころの11コーナーはガッチリとブロックして、キクチ君の優勝と思いましたが、インから来るのか?アウトから来るのか?と判断に悩むキクチ君の狭いイン側にマスダ君が飛び込んで、かなり際どいシーンとなりましたが、大きな接触はなく、そのままマスダ君がトップチェッカーを受けました。

最後まで諦めなかったマスダ君と、最後の最後で、詰め切らなかったキクチ君。まさに明暗を分けた形になりましたが、絶好調だった今回のマスダ君に対して、ダメダメな土曜日を過ごして、それをタイトラ、予選と引きずってしまったキクチ君は結果は2位でしたが、ナイスリカバリーと言えるのかもしれません。

決勝のスピードは互角だったと思うので、次のレースが楽しみな二人です。

さて、気が付けばもうすぐ9月です。9月はMAXフェスティバルがあります。今回は4台が参戦します。日本を代表するビックレースなので、精一杯戦ってきたいと思います!

  • 2016/08/24 20:43

夏の鈴鹿は。。。

今回の鈴鹿は9月に開催されるMAXフェスティバルの前哨戦の意味合いもあって、盛況な大会となりました。

ヤスダ君は週末を通じて、かなりのスピードを発揮していたので、タイトラに期待が掛かります。

今回は40台のエントリーがあったので、2クラス分けとなり、抽選によるクラス分けが行われました。

ヤスダ君はA組ですが、鈴鹿のランキング上位選手とその他の有名どころが揃ってA組に集中して、せっかく好調なヤスダ君ですが、A組にいる有名人を数えると、どんなに頑張ってもシングルで終えられれば、良しとするしかないかなと思いました。

ヤスダ君のタイトラが始まって、序盤から上位に居続けるヤスダ君です。雨上がりで始まったタイトラは周回を重ねれば重ねるほどに、タイムはぐんぐんと上がって行きます。
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途中にヤスダ君がトップに立った周回もありましたが、最後のラップで3位に立ってヤスダ君のタイトラは終わります。その後にアタックを完結したドライバーが順位を上げてきて、ヤスダ君の最終結果は5位でした。

タイトラのリザルトを確認したところ、当初、どうにもならないと思っていた有名人達を何人も撃破していました。

予選ヒートのグリッドに着くと、周りはランキング上位選手と優勝経験者がぐるりと固めていて、ヤスダ君の緊張はなかなかのものでした。

それが災いしたのか、予選ヒートのコースインで、エンジンの始動に手間取り、隊列から遅れてしまいます。さらに焦ったヤスダ君は隊列復帰禁止区間に差し掛かった地点で隊列復帰をしてしまって、せっかくの上位ポジションでしたが失格の裁定を受けてしまいます。

気を取り直して、敗者復活戦の最後尾からなんとか決勝進出を目指します。

しかし、オープニングラップの最終コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれて、リアシャフトを曲げてリタイヤになってしまいました。

今回はエンジンも速かったですし、シャーシも決まっていたので、スピード的には素晴らしい状態でした。ヤスダ君を抜くのは有名ドライバー君のみんなが苦労をしていましたし、ヤスダ君が抜く側に回った場合はあっさりと抜いていましたので、本人的にもかなり手応えがあったと思います。でも、これがレースです。

スピードが身に付いて来たので、これからは周りの有名ドライバーに臆することなく、平常心で戦えるようになってもらいたいと思います。

さて、僕ですが、スピード的にはまずまずでしたが、流れがもう一歩で2回の予選と決勝、いずれもスタートが悪く、それがレースを左右する結果になりました。前回の瑞浪でも、スタートの加速不良があってスタートで下がるレースでした。

今回も加速不良は改善されずに最終結果は2位でしたが、優勝したドライバーとは予選1ヒートこそ、少し争いましたが、あとはまったく近くにいられてなくて、戦う以前のレースでした。

スピード差は僅かですが、タイム差以上にレースになっていなかったのは大きな反省点です。

フェスティバルまでにもう一歩スピードを付ける事と、スタートの加速不良を改善しなければならないと思います。

しかし、今回は根本的な部分で進歩できた部分もあって、明るい材料もあります。フェスティバルでは細かな点も精査して、もう少し全てを絞り出したいと思います。

  • 2016/08/17 19:46

夏の鈴鹿はやっぱり暑い!

今週末は鈴鹿です。今回は台数が半端ないので2DAYです。

今日は僕のタイトラと予選ヒート1がありました。結果はどちらも2位でした。

仕上がりは悪くないのですが、それ以上にトップの選手のスピードは素晴らしくて、明日までに対策を練って、もう少し上向きたいと思います。

ヤスダ君は最近、続けて走れています。その結果、大きくジャンプアップに成功して、今日もかなりのスピードで走れていました。

当然、明日のレースに期待が掛かりますが、まずはタイトラできちんと実力通りのポジションに着けて、しっかりと上位で戦うレースを経験して欲しいと思います。

明日も暑いようですが、二人でベストを尽くしたいと思います。

  • 2016/08/13 20:23

瑞浪

先週末は瑞浪MAXシリーズがありました。今回はキクチ君とタシロッチ、そしてこれが初レースのクニトモさんが参加しました。

土曜日の最終セクションで5番手まで調子を上げてきていたクニトモさんですが、初レースの緊張と、5分間でタイムを出さなければならないタイトラの難しさで、思うようなタイムが出せません。

それでも16番手とクニトモさんの後ろにはかなりのドライバーがいるので、まだまだこれからってところです。

予選でもう少し挽回したいところですが、前のドライバーを抜きに行って接触してしまって、人生初レースで初ペナルティと、厳しい展開です。

そして決勝は、どこまでがセーフでどこからがペナルティなのかの線引きが解らずに、思うようなレースにならなくて、18位で終了しました。次のレースまでにもっと走りこんで、レースを楽しんでもらいたいと思います。

キクチ君は前回優勝なので、3キロのハンデウエイトを搭載してのレースです。3キロの影響か、単純に仕上げきれていないのか不明ですが、タイトラで8位と、優勝を狙うには少し厳しいスタートです。

しかし、予選で挽回して決勝のグリッドは4番手です。

そして決勝です。オープニングラップで5位に下がりますが、なんとかトップグループで食い下がっています。しかし、徐々に引き離されて最後は6位に順位を落として終了です。

何かと忙しいらしく、前回のレースが終わって、そのまま今回のレースを迎えた事で、練習不足、準備不足、それらによるメカトラも多く、優勝を狙えるようなレースにはなりませんでした。次までにしっかりと立て直したいところです。

キクチ君とは対照的に、前回のレースで苦汁を飲まされたタシロッチはとにかくこのインターバルで走りこみました。本人もかなり昔の感覚を取り戻しつつありますし、走行データも取れたので、なかなか良い仕上がりです。好調を生かして、タイトラでポールを獲得します。

予選ヒートではやはりレース感が鈍く、3位に下げて終了です。

しかし決勝では、スタートで2位に上がり、その後、トップのインにも飛び込みましたが、パッシングには至らずに、終始トップのドライバーの直後につけて、隙を伺い続けましたが、好機は訪れずに、2位で終了です。

トップのドライバーとはスピードで互角だったと思うので、2位は残念ですが、前回よりは大きくジャンプアップ出来たので、もうちょっとリハビリを続ければ、レースが楽しめそうです。これからのタシロッチに期待したいと思います。

最後に僕のレースですが、公式練習、タイトラ、予選とトップで通過しましたが、決勝ではバトルとなって、残念ながら2位となりました。敗因は、優勝したドライバーの方が貪欲に勝ちに拘ったのに対して、僕は綺麗に抜く事に注視しすぎて、アタックも中途半端だったのかもしれません。

ブロックラインもほとんど取りませんでしたし、残り2周の段階で先頭で通過したのに、2コーナーでインを抑えずに飛び込まれた事は、少々、甘いレースをしたといえるのかもしれません。さらにはタコツボで、相手のブロックを崩せずに、僕のライン上に戻ってきたトップのドライバーを避けきれずに接触してしまい、先頭には出ましたが、すぐに譲って元のポジションに戻りました。ブロックのさらにインに飛び込むのか?それとも諦めて、次のチャンスを待つのか?躊躇があってはダメですね。

今回は路面温度が60度近くて、みんなが上手に走れない難しいレースでした。僕の厳しい状況でしたが、それでもみんなとは同等以上に走れていたので、最後はやはり勝利への執念でしょうか。

まだ、30代の後半の頃に、佐野和志さんが「ボス猿さん、僕らくらいの年齢になると、何が何でも勝ちたいって気持ちが薄くなるよね。」って言っていたのを思い出します。

もちろん当時の僕は、「あなたは世界の佐野和志だから、そうかもしれないけど、僕は年齢はいってるけどまだキャリアは浅いから、当分は勝ちたい気持ちはあると思うよ!」と反論しました。

でも、僕ももう50代になりましたので、昔、佐野選手が言った気持ちが少し解るようなきがします。

確かに優勝はしたいのですが、そこには勝ち方みたいなものも意識してしまって、でも、シンプルにもっと行かなければならないのかもしれません。

レースを長く戦っていると色々な事がありますね。今回は良い勉強になりました。次のレースもより頑張りたいと思います。

  • 2016/08/03 13:29

暑いです。。。

今週末は瑞浪MAXです。とてもとても暑いです。

今回はクニトモさんがMAXレースにデビューです。

クニトモさんはレースに慣れてもらうのが目標なので、順位は二の次ですが、諸々と仕上がっていって、今日の最終セクションには5番手まで上がって来ました。

まだまだ走り足りていませんが、それゆえに明日もまだまだ延び白があるので、更なるパフォーマンスアップに期待したいと思います。

キクチ君は前回優勝なのでハンデウエイトを3キロ積んでの参戦です。

3キロがそれなりに効いているのと、前回のレースから一度も走っていないので、明日にはもう少し上がると思います。

タシロッチは前回の瑞浪MAXで20年ぶり位のレース復帰だったので、このインターバルに頑張って走ったので、まずまずの仕上がりです。明日はこの3人に期待したいと思います。

さて、僕ですが、可もなく不可もないってところです。今日の4回の走行は2回がトップで2回が2位でした。

安定して上位を走れていますので、悪いとは言えませんが、もう少し頑張りたいところです。

明日も暑いと思いますが、死なない程度に頑張ります‼

  • 2016/07/30 20:51

鈴鹿選手権第4戦

先週末は鈴鹿選手権でした。

金曜日の段階で、ちょっと面白い発見をして、KTエンジンの3人は揃ってペースアップを果たしました。ストレートエンドも伸びますし、ピックアップも良くて、とても良い感じです。

しかし、土曜日の午後辺りからナオさんのペースが少し落ちて来ました。どうやらエンジンのライフが終了して崖を越したようです。

ヤマシタさんとヤスダ君は好調なまま決勝日を迎える事が出来ました。

タイトラでヤスダ君はもう一歩決まらずに中段です。実はヤスダ君、ちょっとスランプで、幾つかのコーナーの走り方が分からなくなってしまっていて、週末を通じて、色々とアドバイスしましたが、なかなか良い方向に向かないままレースになってしまいました。

ストレートは速いので、抜きに行けるのですが、インフィールドセクションはパッシングに行けません。逆に失うタイムが大きくて、コーナーで抜かれる感じです。

予選、決勝と前を走るドライバーのスピンに巻き込まれる不運もあって、最終的に中段を抜け出せずに終了です。エンジンは終始、速かったので、このままの調子を持続しつつ、スランプを早めに抜け出して欲しいと思います。

ナオさんとヤマシタさんも厳しいレースでした。ナオさんは力のないエンジンで頑張りましたが、トップグループはいるものの、抜け出す力がなくて、前を走るドライバーの執拗なブロックを打ち破れずに、7位フィニッシュでした。

ヤマシタさんは、タイトラで鈴鹿のオフィシャルのミスでコースイン出来ずに、抗議してやっとコースに入った時には、残り時間も僅かで、残念なタイトラになりました。鈴鹿のオフィシャルさんの教育を徹底してもらって、さらに悪質なブロックや接触にペナルティを課して欲しいと強く思いました。

ヤマシタさんは焦りからか予選のスタートで接触して、大きく出遅れて単独走行になりました。でも相変わらずスピードはあって、単独走行のタイムがトップを独走するドライバーさんと同等のものでした。これにはとても驚かされました。

期待のかかる決勝です。今度は接触することなく、順位を上げ続けて、12位でフィニッシュです。タイトラ、予選が悔やまれたレースでしたが、決勝で気持ちよくパッシングを決め続けられたので、いくらかは慰めになったようです。

さて僕ですが、今回は参加台数が多いので、タイトラが重要です。しかし、今回も引っ掛かって、A組の16位とピンチです。

予選で挽回したいところでしたが、スタート直後の1コーナーで多重クラッシュを避けていたら、すっかり順位を落としてしまいます。さらに急に降りだした雨の影響で、直前のカートがスピンしたので、コースオフして避けましたが、僕もスピンです。

17位までに入らなければ、デビジョン2行きになってしまうのですが、再スタート後には、前には誰も走っていなくて、「これはデビ2行き決定だな。」と思ったのですが、雨スリックのレースで接触も多いですし、コントロールが出来ずに大幅にペースを落とすドライバーも多く、誰にも追い付かないと思っていたのが、どんどんと順位を回復します。

しかし、僕自信もバトルで接触もあって、せっかく回復した順位をまた失ったりしながら、結局は3回もストップしましたが、16位でフィニッシュ出来て、何とかデビ1進出となりました。

デビ1のスタートポジションは32位と思いっきり後方ですが、それでもまだジャンプアップして上位進出を目指します。

決勝がスタートして、今度はうまく1コーナーをクリアして3コーナーまでは順調でしたが、S字に入ろうとした時に後方のドライバーが止まりきれずに僕のリアバンパーに乗り上げて、そのままサイドボックスまで進行して、2台はコース脇に停止しました。そこから相手のカートを降ろすのに一苦労している間に今回も前には誰もいなくなってしまいました。

結局は、ファイナルラップの最終コーナーでやっと1台に追い付いて、抜いたところでチェッカーです。

今回は、まったくレースをさせてもらえずに終了して、フラストレーションが溜まる酷いレースでした。年齢の衰えと共に、こんなレースが増えてきました。だいぶ厳しくなりましたが、今年は精一杯頑張り続けると決めたので、諦めずに頑張りたいと思います。

  • 2016/07/20 21:48

瑞浪SLシリーズ

先週末に瑞浪SLシリーズがありました。今回はアバンティに初挑戦のタシロッチと高橋名人、それにサワダ君の3名が参加して、ジュニアに稲葉兄弟とセナ君の3名が参加しました。

ジュニアクラスは常にタイム差も少なく、実力が拮抗した中でのレースが多く、今回も接戦となりました。

セナ君は最近、MAXエンジンでのトレーニングで、着実に伸びてきています。まだ安定度でもうひとつですが、レース序盤で上位陣と互角に戦えるようになってきました。

レースが安定してからは、やはり引き離されてしまいますが、この調子で伸びていってくれればと思います。

稲葉兄弟は前回のレースから、練習走行の時間が取れなかったので、土曜日の走行が重要でしたが、雨となったので、ぶっつけ本番の決勝日になりました。

タイトラ、予選とテストをしながらのレースでしたが、決勝ではどのセクターをとっても大きな問題点はなく、最高速も互角でしたが、勝負所のパフォーマンス不足があって、二人とも頑張りましたが、表彰台には届きませんでした。

細かな点の煮詰めがなかなか進まない現状を打開して、また表彰台に立ってもらいたいと思います。

アバンティ組は、謎のパフォーマンス不足に悩むサワダ君と、それとは対照的に絶好調なタシロッチです。

名人は初参加と言う事と、瑞浪の走行経験そのものが大幅に足りていないので、今回はお試し参戦の色が濃く、まずはキャブレーションの良いところを模索するところから始まって、順調にレースを楽しめていましたが、決勝はクラッチトラブルでリタイヤとなりました。

次回はより準備も頑張ってもらって、上位進出を目指してほしいと思います。

さて、サワダ君ですが、初めての1周タイトラで苦戦も覚悟していましたが、それ以前にキャブが上手く合わなくて、劇的に遅いです。予選、決勝と諸々のトライをしましたが、どうしてもエンジンに力がなくて、上位には届きませんでした。

タシロッチは前日に僕が走行して、ある程度の状態にしてあったのと、1周タイトラは慣れたもんなので、上出来の2番手を獲得します。

しかし、予選からはレース感の鈍さが露呈して、決勝もタイムは良いものの持続せずに、残念な5位フニッシュでした。体力も厳しかったようなので、彼が昔の実力を発揮するには、もう少し掛かりそうです。

今回は残念なリザルトとなりましたが、実力的に大きな差はないと思われるので、引き続きテスト&トレーニングを続けて行きたいと思います。

さて、今週末は鈴鹿です。今回は僕とナオさん、ヤマシタさんにヤスダ君の4台が参戦します。僕が出場するMAXクラスは59台のエントリーです。前回同様にデビジョン制となるので、タイトラ、予選が重要です。スピードを出しつつ、若いドライバーにぶつけられないように、しっかりとデビジョン1に生き残りたいと思います。

またみんなで頑張って来ます!

  • 2016/07/13 16:59

ユーティリティ

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Re:もしかしたら。。。
2024/09/01 from 承認待ち
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2024/09/01 from 承認待ち
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2024/08/31 from 承認待ち
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2024/08/31 from 承認待ち

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