エントリー

やっちまいました。。。。

今日は白糸にいたんですが、午後から天気がぐずつき始めて、3時頃に一気に降り始めました。

僕は「遂に来ちゃったなぁ。」とレンタルカートを急いでガレージの中に避難させようと、振り向いて体の向きを変えたのですが、その途端、腰に激しい痛みが走りました。

そうです。ぎっくり腰です。以前にも何回かやってるんですが、ほんの些細な事で、突然やって来ます。

幸いにも完全に逝ってしまう直前で、体の力を抜く事が出来たのですが、歩くのはとても困難です。

痛む体で撤収作業をこなして、なんとか店に帰って来たのですが、だんだんと厳しい状態になって来ました。

今週末は鈴鹿です。エンジンの慣らしがあるので、金曜日から走ろうと思っていたのですが、かなりヤバそうです。それどころかレース出場そのものもスーパーピンチです。

今回は、シャーシーがご臨終になった王子がお金を貯めるために欠場して、ニシ君も引越しを敢行したので金欠となって、やはり欠場です。「マジか?俺とケンタだけなの?」とかなりがっかりしていたら、なんと!ケンタのおバカさんと来たら、エントリーするのが遅くて、エントリー拒否となって、みんなで楽しく走るために選んだクラスなのに、参加するのは僕だけとなってしまいました。

なんだか、がっかりし過ぎて、とてもブルーなところに、ぎっくり腰と、神様は本当にいじわるです。

前回の優勝でランキングトップらしいので、あまり下位に転落しない程度にはフィニッシュしたいのですが、期待しないほうが良さそうです。

こうなったら、マコちゃんとヤマシタさんのスーパーSSコンビに期待するしかありませんね。

  • 2011/04/27 23:07

祝!ユウガ優勝!!

昨日のAPGでユウガが優勝しました。参加台数こそ少なかったのですが、このシリーズの上位陣は参加していたので、ステップアップ初戦のユウガの優勝は価値のあるものだと思います。

直前にシャーシーをチェンジする事になって、練習走行も出来ずにレース当日にぶっつけで投入と、やってはいけないパターンのはずでしたが、公式練習の僅かな時間でシャーシーの美味しいツボをしっかりと掴んで、良いパフォ-マンスでした。

エンジンも今までのKTとは比べ物にならないほどパワフルですし、タイヤのグリップも高いです。簡単には攻略出来ないパッケージのはずなのですが、あっさりと会得したようです。

さらにタイトラ、予選、決勝と走れば、走るほど、後続との差を広げて、完全なぶっちぎりでした。特筆すべきは、アウトラップの速さで、スタートが切られて、オープニングラップは後続を1秒引き離して帰って来て、その後は、後ろのドライバーとのギャップを測りながらのレースを展開しました。

あまり誉めると調子に乗って良い事にならないので、このくらいにしておきますが、成長が伺えたレースでした。

一方、オオキ君はユウガと対照的に苦戦となりました。APGを走りなれていないのが一番の原因ですが、X-30のパッケージも、まだ、掴みきれていないようです。

レースは後半に単独で飛び出して、大幅に遅れてしまいました。レース後は、かなりがっかりとしていましたが、走り足りていないだけの事ですので、しっかりと走りこめば、必ず、上位に絡めるようになります。今は精神的のも厳しいですが、諦めずに頑張ってもらえればと思います。

いつも言う事ですが、レースは難しいです。今回、優勝したユウガも沢山、がっかりして来ました。それなのに、今回のように厳しい条件がテンコ盛りのレースのはずが、あんなに完璧なレースになったりします。些細な事で結果は大きく変わります。

オオキ君が飛び出した事でコースに砂が出てしまったのですが、そのスリッピーな路面に真っ先に飛び込んできたのはトップを走る、ユウガでした。本来はかなりヤバイ局面のはずですが、瞬間的にベストな回避ラインを見つけて、迷わずにそこをトレースした結果、後続が大きくタイムロスしたにも係わらず、ユウガは僅かなタイムダウンで切り抜けました。そこで開いたタイム差は約1、5秒です。

こんな事も紙一重です。せっかくトップを走っていたのに、砂に乗ってコースアウトもありえました。それを逆手にとって、後続を引き離す事に成功する事もあります。

レース中の精神状態によって、結果は180度、違ってしまうって事ですね。

あぁ~また、誉めちゃった、イカン、イカン。

マジメな話で、これに自惚れる事なく、僕が出した課題をクリアして欲しいと思います。ズバ抜けた身体能力のユウガは、もっと開花すると僕は思っています。ジュニアの成長を妨げるのは、本人の自惚れです。親御さんを含めた周りの大人のアドバイスを素直に聞けなくなってしまうようでは、進歩がそこで止まってしまいます。

大きな可能性を秘めたユウガには、もっと上を目指して欲しいと思います。上と言っても、カテゴリーの事ではありません。ドライバー的に、人間的にって意味です。僕の出した課題のクリアはそうした事に繋がっています。辛抱強く、頑張ってもらいたいと思います。

今回は、とにかくおめでとう!とても良いレースでした。みんなで食べた夕食も美味しかったね♪

  • 2011/04/25 22:14

明日はAPGです。

明日はAPGに行きます。開幕戦が震災で中止になったので、事実上の開幕戦のようです。

チームからはオオキ君とユウガが出場します。

オオキ君はAPGのレースに出るのは初めてです。ユウガはAPGがホームコースのような感じですが、X-30は初めてです。

さらに、ユウガは明日のレースはほとんど、ぶっつけ本番です。エンジンもレンタルです。さらにさらに、明日は乗った事のない、シャーシーで出場します。したがって、公式練習の僅かな時間で何処までフィーリングを掴めるかが重要です。(今日の雨が痛かった。。。。)

まぁ、そんな訳で、あまり過度の期待を持たないようにしたいと思います。

さて、オオキ君ですが、前回の鈴鹿でX-30にデビューして、今回が2レース目です。鈴鹿はシャーシーのトラブルがレース後に発覚しましたので、今回はもう少し良い状況で走れるかもしれません。

二人とも、若いドライバーなので、ワンレース、ワンレースがお勉強です。順位も大事ですが、何かしら掴んでくれれば、それで良いなと思います。

しかし、練習にも付き合えなかったし、今日も走れませんでした。テストから一緒にいられないと、僕が役に立てる事は少ないと思います。若い二人の成長を確認しに行くだけって感じですね。

さて、久しぶりのAPGなので、楽しんで来たいと思います。

  • 2011/04/23 21:33

白糸レンタル第3戦

昨日の白糸は天気も良くて、最高のレース日和となりました。

チームから、修行のために王子とオオキ君、ケンタにヤマシタさん、それに久しぶりのサクライ君とタクヤ君が参戦しました。

午前中の耐久レースは少年率いる、「team july」が終始トップ争いを繰り広げてたのですが、終盤に車両にアクシデントが発生してしまい、ルーティーンのピットインで対処したのですが、若干のタイムロスとなり、トップから陥落してしまいます。その後、クラッシュにも巻き込まれて、残念な5位となってしまいました。初優勝が目前だった為に、申し訳なかったのですが、実力がメキメキと上がってきているチームだけに、次回は是非、悲願達成してもらいたいと思います。

「team july」とトップ争いを演じていた、「AMT」は今回も好調でやはりトップチェッカーとなりました。2位には「オオキ君とタクヤ君が組んだ、「チーム MAZDA」が入りました。残り2周でパッシングに成功しての2位表彰台は見ているみんなが注目したバトルでした。

最後の最後で2位から引き摺り下ろされた「チーム天」ですが、今回はタイムが上がらずに、苦しみながらのレースでしたので、それでも、表彰台の一角に食い込むのは流石と言えると思います。

しかし、今回は上位4台が、同一周回の僅差だったので、(team julyにトラブルが出なければ、5台でした。)最後まで優勝の行方が解りませんでした。

みんなの実力が上がってきている証拠だと思います。「team july」はドライバー全員が大幅にタイムアップしていますし、4位に入った「ますだおかもと」も同様です。

やはりレースは最後まで、優勝チームが解らない混戦が面白いですし、争うチーム数も多いほうが盛り上がります。そんな観点で見れば、まさに良い感じになって来ている白糸レンタルです。

さて、午後のスプリントですが、タイムトライアルの総合トップをヤマシタさんが獲得します。アラ還レーサーのヤマシタさんは先日の鈴鹿でも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれましたが、そのままの勢いで予選A組のポールポジションを獲得します。

総合2位に僕の甥っ子のショウが入り、予選B組のポールとなります。

A組、B組と分かれて争った予選で、ポールシッターの二人がそのままのポジションでトップ通過しました。その結果、トータルレース時間の速かった、ショウがデビ1のポールとなり、ヤマシタさんがセカンドとなりました。

今回の予選はかなりの波乱があって、白糸レンタルキングのミッフーが接触によって、なんとデビ2行きとなってしまいます。そのクラッシュの余波を受けて、王子にアキヤマ君、タクヤ君もデビ2行きなりました。

その結果、デビ1で楽しいトップ争いを演じてくれるはずのメンバーがデビ2に行ってしまって、デビ2でトップ争いで楽しむ方達にとっては大きな迷惑でした。

そしてやはり、デビ2の優勝はタクヤ君、2位に王子、3位にアキヤマ君となりました。(そりゃ、そうだろ。)

デビ1はレース序盤に逃げたショウを後半に猛追して来たのが、ガクちゃんさんです。残り僅かで遂に追いついて、3コーナーでインを伺いますが、ちょっと厳しそうだったので、そのまま2位でゴールとなりました。あと、1周あったら解らなかったと思えるレースでした。

3位には、オオキ君が入りました。レーシングカートの練習に出てくれたのですが、徐々に良い方向に向いていると思います。

今回、レーシングカート組がレンタルレースに出たのはまさに修行のためなのですが、混戦の抜け方、パッシングの仕方等、レーシングのレースで必要な事が容易に学べます。誰かと接触しても、スピンやコースアウトしないのも技術です。海外のレースで育った外人ドライバーは接触しても飛びません。これも大事な事です。

現在、白糸レンタルで僕が感心するのはガクちゃんさんです。彼はレーシングカートのレース経験もほとんどありませんし、体重もかなり重いです。それでも、常にトップ争いに食い込んで来ます。何よりも混戦を上手くすり抜けたり、誰かのバトルを冷静に観察しながら、便乗して、順位を上げたりと、僕が学んで欲しい事柄を実践しています。

ヒート中に夢中になってしまっていると、そんな芸当は出来ませんし、視野も広くないと出来ません。白糸レンタルに出続けてくれているガクちゃんさんは、今や、レースが出来る点ではレーシングカートのチーム員の中でもナオさんに匹敵すると思います。

何年もレーシングカートのレースに出ていても、なかなか身に付ける事が出来ない「レース力」を昨年1年のレンタルレースで身に付けたガクちゃんさんは、僕の注目のドライバーです。

白糸レンタルは、走れば、ドライバーを育ててくれる白糸で、濃密なレースレッスンをとてもリーズナブルな価格で出来ます。これは思わぬ副産物でした。今回、ヤマシタさんが、僕の誘いでレンタルレースに初めて参加してくれました。レーシングのレースに出ているドライバーにしたら、いくらボス猿がためになると言っても、話半分で聞いて、なかなか参加してくれないのが現状です。しかし、ヤマシタさんは普段から僕のアドバイスを真剣に聞いて、ちょっとでもためになると思えば、必ず、実践してくれています。今回も半信半疑だったと思うのですが、レース後に、自分に足りてない部分に気が付けたようです。スピードはかなりのレベルに来ているヤマシタさんですが、それとレースで結果を出す事は別の話です。その辺りをこれからも練習してもらえればと思います。

もっと、しっかりと宣伝して、参加者を増やせれば、かなり面白いレースになると思うので、これからも頑張って行こうと思います。

  • 2011/04/18 17:29

やっぱり面白い今年のF-1

F-1も第2戦が終わりましたが、マレーシアGPもなかなか面白いレースでしたね。

路面温度が高かった事もあって、タイヤに厳しいドライバーは苦戦を強いられました。速いドライバーはタイヤに厳しいドライバーが多いですが、速いドライバーの中にもパフォーマンスを落とさずに、タイヤの磨耗を最小限に抑えられるドライバーが存在します。

これは、僕達、カートドライバーも同じで、速いドライバーの中にも磨耗を最小限に抑えられるドライバーがいるんです。

僕がチームのみんなに、目指して欲しいのはそんなドライバーです。

速く走るためには、コーナーでもグリップの限界で走る事になって、必然的に磨耗も進みます。脱出速度を上げるために、誰よりも早く加速体制に入るので、トラクションを最大限に利用します。そうなると、やはり磨耗が進みます。

速いドライバーはタイヤにとっては、厳しいドライバーって事になるのですが、速いのに、タイヤにも優しい。そんな都合の良い事が出来れば苦労はしないと言われそうですが、ちょっと視点を変えると、その相反する二つが可能となるんです。

今年のF-1はピレリタイヤ導入初年度って事で、これからも、磨耗の厳しいドライバーは苦戦するレースがあるかもしれません。そんな事を加味して考えると、タイトル獲得は誰になるのか楽しみですね。

さて、マレーシアGPで感じたのは、マッサはタイヤがピレリになっても、アロンソには勝てないんだなって事と、シューミーもマッサ同様に昨年の不振はBSタイヤの特性が合わなかったからとしていたのに、ピレリになっても、ロズベルグにスピードで負けているんだなって事です。

やっぱり、単純にマッサよりもアロンソの方がだいぶ速くて、シューミーはやっぱり歳には勝てないって事ですね。(これは、僕個人としてはかなり寂しいですが。。。。)

そして、もうひとつ、可夢偉君は凄いですね。メルセデスやレッドブルを格下のザウバーで抜くって、それはそれは難しいミラクルだと思うのですが、何回も実践していました。タイヤの磨耗も抑えて走っていましたし、彼のキャリアを考えると、とても素晴らしい事です。

速く走る才能もあって、ベテランのようにクレバーにも走れる。贔屓目を抜かしても、間違いなくF-1ドライバーの中でもトップクラスのドライバーだと思います。

ザウバーの戦闘力が一気に上がるか、もうワンステップ上のチームに移籍出来れば、F-1で優勝する事も夢ではないと思います。

今年はザウバーで走る以外の選択肢はないと思うので、なんとかザウバーの戦闘力が上がる事を願うしかありませんね。

今週もF-1です。失格にはなりましたが、開幕戦もポイント獲得圏内でフィニッシュしましたし、マレーシアでも7位でした。もうポイント獲得は目標ではなくなってきたと思います。今年、何処かで表彰台に立てると良いですね。

17日はレンタルレギュラー戦の第3戦もあります。昼間は白糸で楽しんで、夜はF-1を観る。楽しみです♪

  • 2011/04/12 23:06

バカも書けない?

今回の震災で沢山の方が亡くなったり、家や財産を失って、厳しい状況に追い込まれている方達が沢山います。

被災地で避難生活をされている方は、暗い気持ちで毎日を過ごされていて、生活の中で、笑う事さえも、いけない事のように思っている方も多いと報道で知りました。

そんな状況なので、このブログも、おちゃらけた事を書くのは不謹慎なような気がして、ついつい更新も滞りがちです。

僕も思うようにみんなも同じように考える人が多くて、自粛ムードも高まって、お祭りやお花見、または市民マラソン大会なんかも各地で中止になっています。日本中で楽しい事を控えるような雰囲気です。

そんな中、被災地の方がお祭りやお花見を、日本中で自粛せずに、やってもらった方が、自分達も嬉しいと、止まりかけている日本経済を心配してくれているようです。確かにこのままでは、本当に日本は大丈夫なんだろうか?と気になりますね。

自粛は二次災害なんて声も、最近は聞こえて来ています。

被災されている方も生きている以上は笑いも必要ですし、楽しい事も必要です。周りの人間が気を使いすぎて、腫れ物を触るようにしていても、良い方向に向くとは思えないので、自分達が楽しい思いをするのは間違っているとは思わないようにした方が良いのかもしれません。

悲しい事も楽しい事も時間が過ぎれば、全てが想い出に変わって行きます。忘れるのではなくて、変化して行くって事です。辛い経験が想い出に変わるまで、気持ちを強く持って、一日、一日を過ごして行ければと思います。

僕もこれからは、バカな事もまた書いて行こうと思います。ナオさんの伝説シリーズ等は、毎日書いても、当分はネタに困らないので、大丈夫です。

さて、来週は白糸レンタルレギュラー戦です。みなさん、思いっきり走って、明日の活力にして下さい。頑張りましょう!

  • 2011/04/08 22:12

マンデーレース第2戦

今週はマンデーレースがありました。耐久もスプリントもちょっと寂しい台数になってしまいましたが、それでも、みんな楽しめたようです。

まだまだ暗いニュースも多いですが、沈んだ気持ちを少しでも、それぞれの楽しい事で紛らわしていければと思います。

それと、日本経済も例えるならば、高速道路のようなもので、誰かが、自粛で速度を緩めると、すぐに渋滞が始まって、後方では停止してしまうと思います。今現在、被災されて経済活動が出来ない方達の分まで、走れる人間はなるべく渋滞を誘発しないように走っていかなければと思います。そうしなければ、被災された方が立ち直って、これから頑張ろうと、なった時に、日本が傾いてしまっていたんでは、支えてあげる事も出来なくなってしまうと思います。

さて、レンタル耐久ですが、開幕戦で優勝した「桃園レーシング」さんと優勝確実だったのを、ピットイン回数のペナルティで2位に落ちた「YOSEATUME」さん、それに3位に入った「NLS」さんはタイトル獲得に向けて、参戦してくれました。

彼等以外にも、優勝を自力で獲得出来る実力があるチームが他にも出場してくれたので、レースはかなり接戦となりました。

色々と波乱もありましたが、優勝は「NLS」さんで、2位に王子とオオキ君が組んだ「教師連」が入りました。3位には前回優勝の「桃園」さんが入ったので、ランキングでは「桃園」さんと「NLS」さんが同点で並ぶ、混戦模様となってます。まだ始まったばかりなので、解りませんが、面白くなって来ているのは間違いないですね。

次にスプリントですが、開幕戦の覇者で白糸レンタルキングのミッフーが仕事で不参加になったので、混戦が予想されます。

予選までを無難に勝ち上がって、デビ1に行った有力ドライバーもいれば、予選で躓いて、デビ2行きになってしまったドライバーもいました。

まずはデビ2ですが、優勝はオオキ君でした。予選のトラブルでデビ2行きになてしまったので、最後尾からのスタートとして、修行のために走りました。レース後、しきりに「レンタルはもの凄く練習になりますね。」と言っていましたが、確かにレーシングのレースに出ているドライバーがもうワンステップ上がるためのヒントが沢山隠れているのが白糸レンタルだと思います。

2位にはスギモトさん、3位にスギウラさんが入りました。二人とも、デビ1の実力があるのですが、今回は予選が鬼門だったようです。

そしてデビ1の決勝ですが、春休みだったので、僕の甥っ子達が出場してくれて、フロントローに兄弟が並びました。

スタートが切られると、セカンドスタートの弟ショウが1コーナーにトップで飛び込み、ポールスタートの兄ユウは出遅れます。

さらに、3コーナーまでに後方発信のオソザワ選手にも交わされてしまいます。

2位に立ったオソザワ選手はトップのショウを逃がすように、インにアウトに大暴れです。王子やユウが押さえ込まれている内に、ショウはすっかりとセーフティマージンを築いてしまいます。そしてそのままトップチェッカーで嬉しい初優勝を達成します。

10キロのウエイトを装着すると、なかなか思うように走れなかったショウですが、今回は高いスピードを維持して、予選を切り抜けたのが勝因でした。

2位争いは、やっと、オソザワ選手攻略に成功した王子とユウの二人で争われます。二人の戦いは膠着状態が続きますが、ファイナルラップの最終コーナーで3位のユウがインに飛び込んで、2台が併走するようにゴールに雪崩れ込みます。結果は僅差でユウに軍配が上がりました。

レーシングカートでは圧倒的な実力を誇る王子ですが、レンタルでは、周りのドライバーにチャンスが生まれます。これは周りのドライバーにも王子にも良い事で、実力アップに繋がると思います。

次回は4月17日のレギュラー戦です。もちろんこちらもハイレベルなバトルが楽しめると思いますので、エントリー希望の方はお早めによろしくお願いします。

  • 2011/04/06 20:41

今年のF-1

今年もやっとF-1が開幕しましたね。開幕戦が情勢不安で流れたので、F-1ファンは痺れを切らしていたと思います。

今年は去年と比べて、レギュレーションが変更になったり、タイヤがピレリになったりと変化の多いシーズンになりましたが、その多くは、F-1をもっと面白くするために考えたものが多いです。

可変ウイングなんかはコース上でのパッシングを増やす事が目的ですし、ピレリタイヤもソフトとハードの違いを顕著にする事で、戦略のバリエーションを増やしたり、各チームのマシン特性の違いも出やすくなっているようです。

走る実験室のF-1ですがF-1サーカスなんて呼び方があるように、多くのファンを楽します使命があります。

したがって、どうやったら面白いレースになるのかはとても大事なポイントですね。

さて、そんな今年のF-1ですが、まずまずな滑り出しだったのかもしれません。一番心配していたピレリタイヤも3ピットのドライバーもいれば、ワンピットのドライバーもいました。

自分のところのマシン特性やドライバーのタイヤマネージメント能力をデータ化して、その日の路面状況なんかを加味しながら、最善の戦略を採った結果なんでしょうね。

優勝はべッテルでしたが、2位にハミルトンが入りました。3位にはルノーのペトロフが入りましたし、4位はアロンソでした。

上位の4人が全部違うチームでした。これは今年のF-1も混戦となる可能性を示唆しているのかもしれませんし、開幕戦なので、各チームがチャレンジングな作戦を採ったせいかもしれません。

それと、可夢偉君とペレスのザウバーが失格になった点はかなり残念ですが、上告してもまず、結果は覆らないと思うので、次のレースに集中した方が良いかもしれません。

違反がなくても、まず結果は変わらなかったと思うので、レースディスタンスを走りきれた信頼性に加えて、実力も昨年よりは上位チームに近づいているのかもしれません。

次はマレーシアです。やっとF-1が始まりました。また1年楽しめそうです。

  • 2011/03/30 23:11

鈴鹿第2戦決勝

昨日の鈴鹿は朝のブリ-フィングで震災でお亡くなりになった方々に黙祷を捧げてからのスタートとなりました。鈴鹿のコントロールタワーには災害支援のための義援金を入れられる募金箱も設けられていました。支援物資もスムーズに被災地に届かないようで、歯痒い思いがしますね。一刻も早く、被災された方がいつもの生活を取り戻せると良いですね。

さて、昨日の鈴鹿ですが、まず、ヤマシタさんは土曜日の後半の症状を改善するためにシャーシーセットを大幅に変更して、タイトラに臨みます。その甲斐あって、タイトラは3位と好位置に付けます。

予選がスタートして、前半のタイムが厳しいヤマシタさんは、順位を4位に下げますが、後半はスピードアップに成功して、抜くまでは行きませんでしたが、過去の自己ベストを塗り替える素晴らしいタイムを連発します。昨年の、このクラスのコースレコードにコンマ2秒差まで詰め寄る走りは本当に素晴らしかったと思います。今年から5キロのウエイト増がなされたので、それを考えると、十分すぎるタイムです。速くなったカートで良いラップを刻めるようになった事が走りの部分の開眼にも繋がったようです。

そして、決勝がスタートします。課題の序盤のタイムアップ対策と走りの課題を説明して、グリッドに付きます。

スタートが切られて、まずは鬼門の第1コーナーを無事に4位で通過するヤマシタさんです。その後、3コーナーでイン側に飛び込んで、3位に浮上。

トップが逃げない内にさらに仕掛けるヤマシタさんはホームストレートで2位に立ちます。目の前にはトップの選手がいます。本人的にはトップも捕らえられそうだったようですが、最終コーナーで3位の選手に入られて、繋がって入ってきた4位の選手と接触してしまいます。

ほとんどストップしてから再スタートを切りましたが、大きく遅れて、単独走行です。そして、残念ながら表彰台圏内から転げ落ちて終了です。

しかし、課題だったアウトラップも速かったですし、速いラップを維持する事も出来たので、この鈴鹿はヤマシタさんにとって得るものの多かったレースだったと思います。

「こうなると、もっとしっかりとテストしたくなっちゃうんですよね♪」と言っていたので、本人もかなりの手ごたえを感じたんだと思います。

次に、僕達4人のアバンティですが、タイトラで最終周まで僕がトップでしたが、最後で前回優勝のドライバーにひっくり返されてしまいます。でも、タイム差も僅かですし、単独で出したタイムなので、まずまずです。

当日入りのケンタは僕の仕様をフルコピーして臨みました。結果は5位です。王子は前日からの不調を引きずる形で9位と奮いません。ニシ君も同様で12位です。

王子とニシ君もちょっと厳しいですが、ケンタのタイムはそんなに悪くありません。予選に期待が掛かります。

予選がスタートして、フロントロー発進の僕はかなりのバットスタートで一気に6位に落ちます。ケンタにも抜かれてしまいますが、3コーナーで1台、25Rで1台と抜いて上がって、3位にはすぐに戻ります。トップ2台よりも速いラップを刻めていたので、追いついて、1台ずつ抜いてあげるつもりでしたが、インを伺いながら向かった最終コーナーで直前の2台が接触して、インが空いて、そこに飛び込んで、あっさりとトップに立ってしまいます。

棚ぼたみたいで、がっかりですが、そのままゴールです。ケンタも終盤まで2位にいましたが、後方のドライバーに乗り上げられて、最後は4位でフィニッシュです。王子が7位、ニシ君が11位と各自順位を上げれたので、みんなで6位までの表彰式を目指します。

決勝がスタートして、ポールスタートの僕は無事にトップでコントロールラインに帰ってくる事が出来ましたが、スリップが効かない距離まで逃げる事は出来ずに、これから長い決勝をピッタリと張り付いた後続の選手を背負いながらのレースとなります。

しばらくして、ストレートエンドで並びかけられて、2位に落ちますが、すぐにトップに返り咲けます。またしばらくすると、今度は違う選手がやはりスリップから抜け出して来ますが、今度もすぐに抜き返せます。どうやらポテンシャル的には僕がトップグループの中でも良さそうです。

そして、僕を先頭にファイナルラップに突入して、コーナーではブロックしないと決めていた僕は背後にエンジン音が常に聞こえていましたが、パッシングポイントのヘアピンも最終コーナーも通常のラインを通過します。

しかし、直後のドライバーにインに並びかけられる事なく、そのまま無事にトップチェッカーを受ける事に成功しました。

後方ではやはりファイナルラップを3位で通過したケンタが最終コーナーでイン側を厳しくブロックして、アウト側に流れたところを前回優勝のドライバーにクロスラインで並ばれて、4位に落ちてしまいます。

王子も同様に表彰式に出られる6位でファイナルラップに突入しますが、7位の選手との攻防に敗れて7位フィニッシュです。ニシ君10位フィニッシュでした。

僕は前回のリベンジに成功しましたが、グレンブルーチームで表彰台を独占する野望は、またしても達成出来ませんでした。今回は王子の不調が激しく、原因は5年も乗り続けたシャーシーがその寿命を全うしたせいかもしれません。次回のレースで王子の復活を願いたいと思います。

表彰台独占、なかなか難しいです。開幕戦よりも全体のレベルが上がったみたいで、速いラップを刻めるドライバーが増えました。ですが、王子やケンタ、ニシ君も順調にレースウイークを過ごせれば、間違いなく、表彰台に立てる力があるので、懲りずに狙って行きたいと思います。

  • 2011/03/21 10:27

鈴鹿第2戦

今日から鈴鹿に来ています。やはり震災の影響でエントリーは少なくなっています。僕を含めて、参加を決めたドライバーさん達も複雑な気持ちです。レースに出場するために頑張ってきたドライバーが多いので、早く日本が今回の災害から立ち直って、また、いつもの活気溢れる鈴鹿に戻ってくれればと思います。

さて、少しは上向いていると良いなと思って鈴鹿に来た僕ですが、前回優勝のドライバーにかなり近づいている気がします。

前回は完敗だったので、今回はもうちょっとレースらしくなれば良いなと思っています。

しかし、テストで上向いた僕の仕様を王子やニシ君で試したのですが、あまり上向く感じがありません。やはり、個別に細かく煮詰めないといけないようです。

ケンタはぶっつけ本番で明日入りなので、かなり心配です。でも、前回のケンタは好調だったので、なんとかなるんじゃないかと思います。

ヤマシタさんも今日から走りましたが、ちょっと難しい路面になった午後からリズムを崩してしまいました。明日は天候も変わるので、明日に期待したいと思います。

鈴鹿は相変わらず花粉が厳しく、走行中はフェイスマスクをしっかり付けて、走行が終わったら間髪入れずにマスクを装着する事で
、だましだまし過ごしました。早く花粉の時期が終わってくれればと思います。

明日は天気が崩れるようなので、決勝辺りで波乱があるかもしれません。とりあえず、みんなで表彰式を目指したいと思います。

  • 2011/03/19 20:02

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