瑞浪SLシリーズ
先週末に瑞浪SLシリーズがありました。チームからは3台が出場しました。
4月からカートに乗り始めたハヤトが出場するSSクラスは、10代の若いドライバーと全日本やMAX等を経験した後に、SSクラスに出場して来ているドライバーとが混在する、激戦のクラスです。
瑞浪のノービスと鈴鹿のSSには出場経験がありますが、瑞浪SSは初参加のハヤトは、ビリでもなんでも経験値をあげるための参戦です。
タイトラは気負い過ぎて、飛び出すしスピンするしで散々で18位です。さらに予選ヒートもローリングでサイドボックスが脱落するメカトラを発生させて、1周も出来ずに終了。ここまで悪い流れのど真ん中って感じです。
決勝は最後尾スタートです。しかし、そこから毎周のように抜いて上がって、追い付けたドライバーは全て抜ききって、13位でゴールしました。タイム的にもまずまずでしたが、パッシングポイントでのスピードが良くて、予選から走れていたらと悔やまれたレースでした。でも、ハヤトが大きくレベルアップ出来たのは間違いないので、次のレースが大いに楽しみとなりました。
ミッフーも普段は瑞浪ジェントルマンですが、今回はスポットでKTマスターズに出場しました。前日から良い状況と悪い状況とがあって、あいかわらず読めないミッフーです。
しかし、タイトラは4位でまずまずなポジションです。予選ヒートがないKTマスターズはいきなりの第1決勝がスタートします。
スタート直後はキャブがひどくズレていて、順位を下げましたが、キャブが合ってからは良いパフォーマンスを発揮して、最後は5位でフィニッシュです。ファースティストがミッフーで、ハヤト同様にタイム以上にパッシングポイントでのスピードが高く、楽に抜きに行けていたので、序盤に順位を下げた事が残念なレースでした。
気を取り直して、次は第2決勝です。これは第1レースの1位から8位までをリバースして行われる形で、その結果、ミッフーは4番手です。前にいるのは第1レースでミッフーよりも後ろでゴールした選手達なので、今度こそスタートを決めて、表彰台に上って欲しいと思いましたが、今度はスタートでカブらせて、最後尾まで落ちてのスタートです。
しかし、第1レース同様にスピードがとてもあって、どんどんと抜いて行きます。ファイナルラップには3位に立って、タコツボに向かいますが、後続のドライバーをブロックするためにインベタのラインを通り、物凄く気持ちよくクロスを掛けられて、4位でフィニッシュでした。もともとブロックラインなんて通らないミッフーが負い詰められて取ったブロックラインでしたので、仕方ありません。
今回のハヤト&ミッフーもKTコンビは、エンジンやキャブの良いところが見つけられて、とても良いパフォーマンスでした。次は鈴鹿でも頑張って仕上げて行きたいと思います。
最後にセナですが、タイトラ、予選と2位で通過して、決勝もファイナルラップは2位通過しましたが、彼はミッフーとは逆にヘアピンをブロックしなかった事で飛び込まれて、なんとか11コーナーで差し替えしたかったのですが、インに行くのかアウトに行くのかの判断を一瞬躊躇した結果、前のドライバーのバンパーを押してしまう結果になって、2位でゴールしましたが、ペナルティで3位となりました。
今回のセナはヒート中にぴったりと後続に張り付かれても大きなミスをせずに、安定して走れていました。最後のバトルはちょっと甘さが出てしまいましたが、だんだんと良いレースが出来てきています。このままもうワンステップ上がって欲しいですね。
3人が三人共に得るものが大きかったレースでした。次も頑張りたいと思います。
- 2019/08/30 15:59