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2016年05月の記事は以下のとおりです。

鈴鹿MAXユーザー占有日!

昨日は鈴鹿に行ってきました。昨日の鈴鹿はMAXユーザーだけの走行日です。

今回は僕とヤマシタさん、ヤスダ君とセナ君が走りました。

ヤマシタさんとヤスダ君はMAXの最終戦に当たるMAXフェスティバルのノービスクラスに出場するために、テストを兼ねて走りました。

鈴鹿でノービスクラスは初開催なので、何秒あたりがターゲットタイムなのかが分かりませんが、瑞浪で換算するとSSクラスの1秒落ちが妥当なところでしょうか。

まずは、そんなぼんやりとした目標で走り始めた二人でしたが、なかなか好調で、ほぼSSクラスと同等のタイムまで来ました。

瑞浪での換算なので、鈴鹿では当てはまるかが分かりませんが、他のカテゴリーで考えても、瑞浪と鈴鹿はなんとなくイメージが出来るので、まぁ昨日の出来としては、まずまずではあると思います。

セナ君もジュニアMAX仕様で、初めての鈴鹿に挑戦です。

自分よりも速いカテゴリーと混走だったので、なかなか自分のラインを走れなかったと思いますが、それでも頑張って走っていました。また鈴鹿にも一緒に行ければと思います。

僕は前回の鈴鹿でリタイヤしたので、シャーシーの確認と暑くなってきた事でのキャブレーションのテストです。

相変わらず、難しいMAXエンジンですが、このところのテストでなんとなく方向性が見つかったので、そんなに劇的に遅い事は、これからはあまり無さそうです。

レースは鈴鹿の前に瑞浪ですが、鈴鹿用、瑞浪用とキャブレターの特性の違う仕様のベースが出来たと思うので、あとは変わって行くコンデションに追いついていくだけです。(それもなかなか難しい♪)引き続き頑張るのみです!

  • 2016/05/30 19:25

どこかで打開しなくては。。。

先週末は瑞浪SLシリーズがありました。

今回のメンバーはアバンティにキクチ君とウエハラさん、ジュニアに稲葉兄弟とセナ君、そして1年ぶりのレースになるケンタが激戦のSSクラスに出場しました。

ウエハラさんも1年以上瑞浪を走っていませんし、レースも出ていない上に、日曜日にぶっつけ本番でレースに臨むので、結果よりもまずはリハビリってところです。

土曜日は好調だった稲葉兄弟です。まずは公式練習でリヒトがトップです。僅差ですが、まだ好調を維持していそうです。

タイトラはマヒトが百分の3秒差で2位です。リヒトが5位です。

予選ヒートが始まって、スタートで5位まで落ちるマヒトです。リヒトと二人で順位の挽回を狙いますが、リヒトが5位でマヒトが6位です。

決勝がスタートして、マヒトが3位まで順位を回復して2位にも仕掛けますが、もう一歩、決まらずに逆に4位に下がってゴールです。リヒトも良いパッシングが決まらずに、最後は6位でフィニッシュです。

二人のレースは確かにバトルももう一歩ですが、レース日に戦闘力が下がってしまっていて、そこに問題がありそうです。

一番の課題は、レース路面でのキャブレーションにあって、その辺りのデータと収集する必要がありそうです。

単独での走行では速いタイムを刻めるのですが、誰かを抜いて置き去りにするようなパフォーマンスがないので、レースになると苦戦を強いられてしまいます。次回までにはしっかりと対策を立てたいと思います。

セナ君は、今回もまだまだお勉強といったところでしょうか。全体のタイムに追いつくにはもう少し掛かりそうですが、少しづつスピードも上がって来ているので、次回までのインターバルでもう少し上位陣とのタイム差を減らして行きたいと思います。

アバンティの二人ですが、当日入りのウエハラさんはグリップの高い路面に翻弄されて、思うように走れないまま、レースが終了してしまった感じです。お仕事が忙しく、なかなか練習も出来ませんが、当日入りでも何でも、レースに出ていれば、だんだんと慣れてくれると思います。また出れるレースがあったら、頑張って出場してほしいと思います。

キクチ君もグリップする路面を攻略出来ずに、なかなか彼本来のスピードを出せないままレースが進んでしまいました。さらに決勝ではスタート直後にエンジンの調子がおかしくなって、スピードが上がりません。トップとはラップタイムで秒単位で遅いので、トラブルと諦めて、ピットに戻れば良かったのですが、そのまま最後まで走り続けて、最終的にはエンジンがロックして止まったようです。

最後は上位陣の3秒落ちまでタイムダウンしていたのに何故、走り続けてしまたのかが残念ですが、最後はエンジンブローという残念な形で終了です。

レースはメンタルスポーツなので、焦りや緊張で、当たり前のことが出来なくなってしまったりします。こうした事も経験なので、また頑張って欲しいと思います。

最後はケンタですが、彼は普段はレーシングカートに乗っていないので、1年ぶりのカートですし、レースです。「練習が出来ないんだから、しっかりとカートの整備をして来なよ!」と言ってあったのですが、土曜日に登場したケンタのカートは色々なところに不具合があって、タイヤも1年前のものですし、タイムは恐ろしく遅いです。

エンジンを3基、キャブもいくつも試しましたが、どれも変わりがありません。考えられるところは全て変えましたが、根本的に遅すぎて、どうにもなりません。

フレッシュタイヤを履いたところでそんなに大きなタイムアップをするとも思えないので、今回はかなりヤバいと思って臨んだレースでしたが、タイトラでもやはり前日のままで、圧倒的な遅さです。

予選ヒートまでにさらに大幅な変更をしましたが、スタート直後の2コーナーで接触後、コースアウトを喫してそのままリタイヤです。施したセット変更がどうだったのかも解らないまま、もう決勝です。

決勝がスタートして、今度は普通にスタート出来ました。タイトラまでのタイム差も無く、みんなと一緒に走れていますが、すぐに大きく遅れ始めます。その頃からキャブの辺りを押さえながら走るケンタです。そしてスローダウン。なにやらもぞもぞとキャブの辺りを触って、また走り出します。

しかし、すぐにまたキャブの辺りを押さえながらの走行になって、片手で運転しているからか、ヘアピンでスピンを喫して、今度は押し掛けで再スタートを試みますが、エンジンは掛からずに、そこでリタイヤとなりました。

ピットに戻り、「何をしてたの?」と聞いてみると、「キャブの負圧のホースが抜けちゃうんです!」との事。これも整備不良って事ですね。

今回は本当に厳しいレースでした。先々週の鈴鹿もそうでしたが、悪い流れを断ち切れていないので、ここから気持ちを切り替えて、なんとか打開して行きたいと思います。

  • 2016/05/25 20:51

流れが無さすぎです。

今回の鈴鹿は、良さそうな空気のヤスダ君と対照的に厳しい仕上がりの僕って感じで土曜日を終えました。

ヤスダ君は日曜日のタイトラで、決して上手いタイトラではありませんでしたが、それでもやはりスピードがあって、30台中の11位で終えます。

予選ヒートのスタートで7位までジャンプアップしますが、格上のドライバー相手にバトルで敗れて9位でフィニッシュです。

決勝グリッドの9位は、まずまずのポジションですので、ここからさらに順位を上げられれば、目標の6位入賞も充分に射程距離です。

決勝がスタートして、1コーナーから2コーナーで多重クラッシュが発生、ギリギリのタイミングで接触だけは避けられたヤスダ君でしたが、残念ながらエンジンが止まってしまいました。

その後再スタートしましたが、エンジンが急に走らなくなって、上位進出は叶わずに13位でフィニッシュです。

今回はスピードがありましたが、以前にはなかったコーナーリングの問題点が露呈して、その修正に取り組みましたが、簡単にはいきませんでした。次のレースまでの課題になりました。

ヤスダ君は、鈴鹿を走ったのが久しぶりなので、こんな事もあります。次までに修正してくれると思います。

さて、日曜日のタイトラで、なかなかの冒険したセットで臨んだ僕は、ちょっとした突破口が見えました。

タイトラはB組の12位と、参加台数55台って事を考えると、マスターズの僕は健闘しているって事かもしれませんが、総合の6位以内を目指す僕には、すでに黄色信号です。

予選ヒートがスタートして、上手く9位まで上がりますが、S字コーナーでぶつけられながら抜かれて、10位に落ちます。その後、抜いて上がれそうな瞬間もありましたが、今回は予選で接触とかすると、そのままデビ2に行く事になるため、セット的にも厳しかったので、とりあえずそのままの順位でフィニッシュしました。

その結果、決勝のグリッドは19位です。

決勝を前に、予選ヒートで感じたパフォーマンス不足の対策を施して、グリッドに着きます。

決勝がスタートして、1コーナーを通過したところで物凄い多重クラッシュが発生しています。なんと!ポールポジションの選手もスピンしています。どうやら1列目、2列目、3列目と上位の選手が大勢、クラッシュしています。

あまりの台数に僕が通過出来るラインは残されていなくて、ハーフスピンしながら右に避けましたが、後方から来たドライバーが僕を避けきれずに、激しく接触。エンジンも止まってしまって、再スタートをしましたが、真っ直ぐ走りません。

走りながら、右のナックルを見ましたが、凄い角度を向いていて、ブレーキを掛けると、激しくフレームが擦れて、さらに一気に横を向こうとするので、スリル満点です。

とても走れそうになかったので、車検場に戻ろうとしましたが、決勝の前に施したセット変更の確認がしたかったので、そのまま我慢して走りました。

物凄く走りにくいカートに変貌した僕のワニ君ですが、わりとすぐにコツを掴めたので、頑張って走った結果、変更したキャブレーションは狙い通りで、低速から高速まで良い感じです。

セットが上向いたのを確認できたところで車検場に戻りました。ピットに戻って、よくよくカートを見ると、やはり損傷が激しくて、その割りにはタイムも上位陣のコンマ5~6落ちで、元気な状態で決勝を走れればと強く思いました。

しかし、このクラッシュで誰にもペナルティが出ない鈴鹿は本当にダメダメですね。スタートのコリドー違反しかペナルティを課さないんだからまったく意味不明です。誰かが大怪我しないと変わらないんですかね。

それと、何であんなクラッシュが起きるんでしょう?スタート直後の1~2コーナーは危険な場所です。そこにまったくマージンを持たずに他人にぶつけながらでも順位を上げようとするドライバーが多すぎます。

誰にも当たらずに、そして他人のラインを残す技術をみんなが持って欲しいですね。まぁ技術よりも頭の中ですかね。レース中のテンションのコントロールが出来ないと、いつまでもすぐにぶつける危険なドライバーのままです。

あー、しかし、つまらないレースでした。唯一の収穫は決勝のセットが良い方向に向いたことです。貴重なレース路面でのデータが取れました。次に繋げて行きたいと思います。

  • 2016/05/17 20:34

今回は。。。

今日の鈴鹿は完全に夏でした。自分の走行時間は走っているので大丈夫ですが、ヤスダ君の走行時間は、コンクリートウオールで、彼の走りをチェックしていますので、日焼けが厳しいです。こうしていつもの黒いボス猿が出来上がる訳です。

今日の状況ですが、僕は正直、かなり厳しいです。参加台数が多い事と晴天が続いている事、そして路面温度が高い事で路面に載っているラバーの影響が大きいです。どうにもシャーシが決まらないので、エンジンのテストも信憑性がないですし、ともかく乗りづらいです。

きっと他のみんなも同じかもしれませんが、上位陣はやはりきちんとタイムを出していますので、僕ももっと仕上げなければ、デビ2に行く事になりそうです。

明日は今日の走行後に思い付いた仕様を試す予定です。当然、外れる可能性も大きいですが、現状が良くない以上は、やれる事はトライしたいと思います。

うーん、少しは上向いてくれないと、体力が持ちません。乗りにくいカートに乗っていると疲れも倍増です。最低限、決勝の周回を走りきれるようにしたいと思います。

ヤスダ君も難しい路面に悩まされています。夕食を食べながら今回のような路面の攻略ポイントを説明しましたが、簡単ではありません。若い吸収力に期待したいと思います。

明日も晴天のようです。どうなることやら。。。

  • 2016/05/14 20:37

鈴鹿第3戦

今週末は鈴鹿です。今回は僕とケンタとヤスダ君が出場する予定でしたが、ケンタが仕事で欠場したので、僕とヤスダ君の二人です。

最近、瑞浪の練習日にはとても速く走れているのですが、レース日にはトーンダウンしています。これをレース日にも持続させたいと思っていますが、鈴鹿に関しては練習日もレース日も、どちらももう一歩の仕上がりにしか辿り着けていないので、そろそろ良いところを探り当てたいと思います。

今回の鈴鹿のMAXクラスは参加台数が55台です。この台数だとデビジョン制が適用されるので敗者復活戦が無くて、予選の結果でそのままデビ1とデビ2に分けられます。予選で接触とかすると、そのままデビ2行きとなってしまうので、なんとか当たらずに生き残りたいと思います。

そんな訳で、デビ1に進出するためにはやはりタイトラが重要です。しかし、タイトラはなかなか決まりませんね。単独でのアタックを選択しても、ピットアウトしてくるドライバーがいたり、スローダウンしているドライバーがいたりします。

上位タイムを狙うとなると誰かのスリップに付きたいところですが、そうなるとますます難しいです。速いと思っていたドライバーが思いの外スピードに乗ってなくて詰まってしまったりすると単独の方がよっぽど良かった!って事になったりします。

そんなことから、昔ながらの1周タイトラが良いですね。時間的な問題で難しいと思いますが、1周タイトラの頃はスリップを使う事は出来なかったし、誰かに詰まるって事もまず無かったですので、本当にドライバーの実力が試されました。

1周で出来るだけタイヤを温めて、キャブレーションも合わせる。アタックに入ってからは、タイヤの限界を探りながら、ギリギリのプッシュをする。スキルもさることながらメンタルも大いに試されたのが1周タイトラでした。

この1周タイトラの技術はレースがスタートしてからの序盤のタイムアップにも応用が出来て、タイトラが速いドライバーはレースでも、冷えているタイヤで序盤に凄いタイムで逃げて行きます。今でも1周タイトラの経験者はアウトラップが速いのではないでしょうか。

そう言えば1周タイトラの経験者っていったい、いくつぐらいなんだろう?

5分タイトラが始まった最初のコースは確かつま恋でした。何故、5分タイトラが採用されたのかと言うと、つま恋は当時、危険な接触が多くて、1周タイトラだと、速いドライバーがタイトラで失敗すると後方からの追い上げとなります。

本来は速いので前を走るドライバーを抜いて行く事になるのですが、そうなると接触の危険が増える。だから5分タイトラにすれば、ほぼほぼ速い順に並ぶので、後ろのドライバーが抜いて上がるシーンが減る。そんな説明を受けたのを覚えています。

当時の僕は「なんじゃ、そりゃ!」って感じでした。速いもん順に並べて、パッシングが起きないようにするって、もうレースじゃないじゃん!ってところです。

それから月日は流れて、時間的に短縮も出来る5分タイトラが全国的に広がって、現在に至ります。

時代は流れて行って、色々なものが変わって行きますね。時代が違うって言えば、先日、速くて有名なジュニアドライバー君が、押し掛けカートに乗ろうとしていたのですが、上手く行かない様子です。どうやら押し掛けは経験が無いようです。あれだけ速くて結果も出してきたドライバー君が押し掛けが出来ないのはなんとも奇妙な光景でした。これも時代の違いなんでしょうね。

僕がカートに乗り始めた頃はもちろん押し掛けでした。KTエンジンなどは押し掛けも楽チンでしたが、全日本のエンジンみたいにハイスペックエンジンになると押し掛けも、とても難しくて、一発で掛けられないとすぐにカブってしまってスタート出来なかったりしました。なので押し掛けを補佐してくれる押し屋さんと二人で掛けるのが多かったですね。それでもやはり押し掛けにも技術があって、押し掛けの時に適切なアクセル開度と適切なキャブレーション。それを音と感覚で合わせると、ひと転がりでエンジンが掛かります。これも最適な燃焼を感覚で合わせる立派な技術で、これが走行中のキャブレーションにも活きてきます。

そう言えば、ワールドカップのモテギの時に外人ドライバーは押し掛けの時に前のドライバーの押し屋さんをわざと跳ねている節があって、多くの日本人ドライバーの押し屋さんが跳ねられていました。これも技術と言わんばかりでしたが、押し屋を無くしたドライバーは一人ではエンジンを掛けられなくて、労せずして、ワンポジションアップとなる訳です。

その時の僕の押し屋さんは、チーム員の佐野くんだったのですが、モテギに到着後にすぐにぎっくり腰の軽いのをやってしまって、押し掛けもやっとこさって感じでした。

レースが始まって、グリッドで僕の後ろのドライバーの押し屋がレスラーのようなパワフルそうな大男で、怯えるような声で佐野くんが「ボス。。。ボスが押し掛けが上手いのは知ってますが、後ろの押し屋はハンパないっす。本当に頼みます!俺、轢かれたくないっす!」なんて会話をしたのを覚えています。

押し掛けは、まだKTエンジンとかでは見られますが、それでもセル付きKTも増えました。1周タイトラはほぼ絶滅したかもしれません。

また、データロガーも普及したので、セットアップの方向性も見つけやすい。 昔は感覚が頼りって部分が多かった。でも、感覚が今よりも重要だったので、感じる力が養われたような気がします。

時代が流れて、昔よりも便利になった事も多いけど、昔なら自然に身に付いた感覚や技術が、自分の物にならなくなる。なんだか不思議な気持ちです。

じじいの僕は押し掛けも1周タイトラも経験して来ました。今回の鈴鹿に出てくるドライバーの多くは10代のドライバーなので、この辺りの経験値で対抗して行きたいと思います♪

でも。。。根本的な能力が落ちすぎていますが。。。

  • 2016/05/11 20:29

瑞浪MAX第2戦

日曜日は瑞浪MAX第2戦がありました。

開幕戦がメカトラで2周でリタイヤしたので、まずはしっかりとフィニッシュするのが目標です。

タイトラはちょっと引っ掛かって、僅差の2位です。

予選ヒートは序盤こそスピード差を感じましたが、中盤には逆にトップの選手の方がスピードがあって追走するのが精一杯でした。

後半には僕のスピードも上がって、互角な雰囲気で終了です。

決勝を前に、予選のまま行くべきか、もうワンステップ上を目指して仕様変更をするべきか悩みましたが、やはり常日頃から僕のレースは、走る実験室と思っているので、思いきってキャブとシャーシの変更を施して、決勝のグリッドに着きました。

決勝がスタートして、フォーメーションラップで、「これは、外したな。。。」と実感しましたが、これもレースです。外れる時もあれば、当たる時もあります。外れた時にこそドライバーの実力が試させるので、乗りにくかろうが、エンジンが遅かろうが、レースがスタートしてしまえば、頑張るのみです。

フォーメーションラップが終わり、いよいよスタートが切られて、セカンドスタートの僕は4位まで落ちます。

その後、タコツボで3位に戻り、翌周のヘアピンで2位に戻ります。

しかし、トップの選手は少し逃げていて、その間隔を少しつめはじめたのですが、やはり中盤からトップの選手のペースが上がって、決勝のセットを外してしまった僕は予選とは違って追走する事も出来ずに、逆に3位の選手に詰め寄られ始めます。

しかし、決定的な間合いにまでは近づかれる事なく、なんとか2位でフィニッシュです。

予選のセットのままで決勝に臨んでいたら、良いレースになったのかもしれませんが、最近、練習日のテストでは、良いタイムで走れているのにレース路面になると、その状態は消えてしまっていたので、レース日のテストが重要と考えての仕様変更でした。

相変わらず、みんなと同じ仕様ではまったく走れない僕は、独自のテストで速い仕様を導き出さなければならないので、これからもレース日のテストを繰り返して行きたいと思います。

さて、今回は結果が悪い方向に向かって残念でしたが、ちょっと前進したと思います。次のレースは鈴鹿です。前回の鈴鹿は決勝で5位まで上がって、そこからやはりペースが上がらずに、7位まで落として終了しました。今回もしっかりとテストをして、MAXフェスティバルまでには、決勝でも良いパフォーマンスを出せるようにしたいと思います。

一時はMAXエンジンでまったくタイムが出せなくなって、その後、みんなと大きく違う仕様である程度は速さを取り戻したところでEVOエンジンが登場して、排気バルブのトラブルやら、配線のトラブルやらで迷走を繰り返して来ましたが、やっとここからまた、スピードを追求していきたいと思います。もうちょい頑張ります!

  • 2016/05/04 20:47

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