2016年鈴鹿開幕戦
先週末は鈴鹿開幕戦でした。今回は僕とヤスダ君、マスダ君の3人がエントリーしました。
まずはヤスダ君ですが、タイトラでもう一歩タイムが出せません。練習タイムから行くと、もう少し上位のタイムが出せそうだったのですが、やはり5分間のタイトラで良いベストのタイムを出すのは難しいって事かもしれません。
タイトラの順位はちょうど真ん中位の16位です。予選ヒートで上位進出を目論みますが、スタートで下がってしまって、最後は15位で終了です。
そして決勝がスタートして、今度も若干後退しますが、そこから徐々に抜いて上がります。しかし、一度のアタックで決めきれずにバトルになって、2度、3度と同じドライバーと順位を入れ換えている間に、前のドライバーは逃げて行ってしまい最終順位は14位でした。
バトルの質を向上させるのも、上位を走るためには重要です。ヤスダ君はスピードが上がって来ているので、ここからは難しいですが、トップ争いのお勉強が始まる感じですね。次のレースに期待したいと思います。
僕のレースですが、エントリー台数が48台でタイトラから2クラス分けです。
タイトラが始まり、前日の雨で路面には水溜まりもありますし、濡れているところもあります。当然、滑るのでラインを選びながらの走行です。さらに毎周、グリップレベルがどんどんと上がって来るので、見極めも難しく、みんな思ったようなアタックができない中でのタイトラでした。
そんな中で、僕の順位は5位とまずまずです。もっと行けたとも思えましたが、それはみんなも同じだと思うので、予選を5番手から出れれば上出来です。
予選がスタートして、前には4人しかいないので、スタートで酷い事にもならんだろうと、リラックスして1コーナーに入りましたが、後方から押し出されて、コースアウト寸前です。なんとか止まりませんでしたが、大幅に順位を下げて、3コーナーまで来たところで、またまた激しく押されて、本格時に後方までドロップです。
そこからまた抜いて上がって10位で終了です。
予選の結果で決勝のグリッドは20位です。5位から出ても押し出されたので、20位からでは誰にも当たらずにスタートを乗りきれる気がまったくしませんが、それでもなんとか踏ん張るしかありません。
決勝がスタートして、思った通りに1コーナーで接触。それなりに浮き上がって着地したので、その場でリタイヤの感覚でしたが、なんとか走れそうです。
しかし、ステアリング回りは大きく曲がってしまって、タイムは伸びません。
レースは荒れた展開になって、直前のクラッシュをなんとか避け続けた結果、スピードはありませんでしたが、11位まで上がって終了です。
参加台数48台、総合11位のマスターズ優勝となりました。
なんだか1月のウインターカップと同じような感じです。僕の年齢で頑張っているって事なのかもしれませんが、やはり総合順位でもう一歩、上位を走りたいなと思います。
しかし、みんなスタートで勝負に出過ぎですね。ぶつかってしまっては意味が無いのに、まぁ、凄い勢いでぶつかって来ますね。あれでは僕達マスターズ勢はみんなやられちゃいますね。
今回も決勝の34台に残ったマスターズは2台しかいません。もちろんスピードももう一歩なのが原因のひとつかもしれませんが、それだけではなくて、相手のことや、明日の仕事のことを考えると分別のある大人は、あんな勢いでぶつけられませんもんね。
お金の心配もなく、明日のことなんて考えないイケイケジュニア君達と互角に戦うためには、僕ももうワンランク上のスピードを身に付けるしか無さそうです。だって、どうやっても誰かを押し出してまで前に行くってのは無理です。体がそうなってます。
次のレースには流れを掴んで、もうワンランク、スピードを上げたいと思います。
最後にマスダ君ですが、鈴鹿開幕戦迄に走行時間をほとんど作れなかったので、当然ですがスピードがありません。ダメだった昨年の最終戦から対策を施していないので、他のみんなが頑張った分で、逆に差が広がった感じです。
貴重なお休みを利用して手弁当で頑張ってくれているメカニックのヤマグチ君の気持ちに答える意味でも、マスダ君には奮起してもらって現状から抜け出して欲しいと思います。
- 2016/02/26 20:30