難しかった開幕戦
日曜日のレースの記事にヤマグチ君が反省コメントを書きこんでくれましたね。今回は路面温度が低かった事で、レース序盤はグリップが低く、コントロールが難しかったようですね。
動画で確認しましたが、前後のドライバーのブレーキングよりも、あきらかにカートが止まっていませんでしたね。自分でも、「あれ?、なんで当っちゃたんだろう?」ってところかもしれません。
この部分は予想で判断出来なければなりません。(本当はローリングラップからグリップを感じて、スタート直後の3コーナーでのアプローチスピードをコントロールして欲しいのですが。。。)
昨年の耐久シリーズのチャンプとして、大いに反省してくれると思います。
もうすぐ小4の母さんもコメントを寄せてくれていますね。
今回は試練のレースになりましたね。レース後に悔しくて泣いていたユウキ君でしたが、悔しい気持ちは大事なので、これからも持っていて欲しいですね。
僕の説明が上手く伝わったかは解りませんが、今回は現在のユウキ君が精一杯頑張った結果なので、次に気持ちを切り替えてもらえればと思います。
「フェアプレイばかりでは勝てないし。」の一文は誤解を受け易いので、僕が補足させてもらいますが、これは、ジャッジメンが見ていないところでは、違反をするとか、やられたらやりかえすとかの話ではなくて、次の「ファースティストを目指すならレースに出ている意味がないですし」とあるように、速く走るスキルだけを磨くのではなくて、激しいレースで生き残るスキルも必要だという意味だと思います。
ユウキ君も今回、スタート直後の3コーナーで接触があって、ポジションを下げてしまいました。
この部分をとてもに悔しがっていたと思うのですが、スタート直後はカートが密集していますので、どうしても多少の接触は起こりえます。
出来れば接触はないのが理想ですので、やはりお互いが相手のスペースを残すように頑張ってもらいたいと思います。
でも、今回の接触でユウキ君はスピンする事なく、上手くアウトに生き残りました。その後の4コーナー、5コーナーで接触が原因でスピードが乗らなかったので、5位まで落ちましたが、すぐに抜き返せる位置でレースが出来ました。
現状のユウキ君はまだ重たいカートのコントロールを勉強段階なので、すぐに全部抜き返す事は出来ませんでしたが、最後まで果敢にアタックしていました。だから今回のレースは2重丸だと思います。
レース後にすぐに泣き止む事が出来なかった点にはお父さんがご立腹でしたが、ここで早めの切り替えが出来れば、本当に満点でした。
これからも、速くて、強いドライバーを目指して欲しいと思います。今回のレースを含めて、レースは色々な事を教えてくれます。速く走るために必要な事、混雑するレース序盤で当らずに生き残る事、低いグリップを上げる技術、そしてグリップそのものを感じ取るセンサー。例を挙げたらきりがないくらいに沢山あります。
だから、レースには積極的に出なければなりませんし、出れば、レース中に沢山のお勉強が出来るんです。これは練習だけしていても、得られない部分です。
今回、悔しい思いも沢山したと思いますが、得られた部分も沢山あったと思います。レースはこれからも続くと思いますので、本当に次に繋がっていってくれると思います。僕に質問はどんどんして下さい。こんな時はどうしたら良いのか?どれが正解だったのか?なんでも構いません。(このブログは核心に迫る話はし辛いので、電話かメールでお願いします♪)
さてジュニアドライバーも順調に増えて来て、白糸レンタルレースでジュニアスプリントのクラスを作れる日もそんなに先ではないと思います。これからもジュニアの先頭に立って頑張って下さいね。
- 2013/01/29 08:53