昨日の鈴鹿は、天気予報が外れて、朝から雨が降ったり止んだりしていて、路面は濡れてしまっています。
その後も路面が乾いたかと思ったら、また濡れてしまったりを繰り返しますが、午後の決勝では全クラスがドライとなりました。
チャンピオンの掛っているマコちゃんは、決勝でトップを走ったりもしましたが、最後は3位でフィニッシュとなり、残念ながら2年連続のチャンピオン獲得は叶いませんでした。
しかし、最後まで、トップグループを走り、充実した1年だったので、ランキングは2位ですが、本人的には、楽しい1年だったようです。
同じクラスのヤマシタさんも、ニューシャーシーでの参戦で、決勝はかなりのスピードまで来ていました。来年に繋がるレースとなったと思います。
ナオさんとシュンのクラスはタイトラでナオさんが9位のシュンが10位です。
ナオさんの9位はちょっと不本意かもしれませんが、シュンの10位は頑張った結果と思います。今年はレーシングカートのレースに出場していませんでしたし、鈴鹿のレースも2回目なので、もっと苦戦を覚悟していました。フルグリッドに近い鈴鹿ですから、この後の予選をきちんと戦ってもらいたいと思いました。
しかし、予選も決勝も二人して接触するダメレースになってしまい、楽しみにしていた鈴鹿は、厳しいものになりました。
最後にオオキ君と僕のX-30は、絶好調のオオキ君に対して、ニューシャーシーの良いところを見つけられない絶不調の僕とで面白いくらい対照的なスタートとなりました。
まず、オオキ君は自己ベストの9位でタイトラを終えて、上位陣との差も僅かです。
一方、僕はまったくまともに走れずに15位と厳しいポジションからのスタートです。
予選がスタートして、オープニングラップで9位くらいまで順位を上げますが、酷い入り方をしてくるドライバーが多く、接触を回避するために、順位を下げます。
決定的だったのは、3コーナーでインに入って来たドライバーが止まり切れずに、僕をコース外に押し出す形になって、しっかりとダートを徐行して、コースに戻りましたが、大きく順位を下げました。
その後、また抜いて上がりましたが、未だに良いセットを見つかられずに、ぶっつけのテストで走っているため、大幅なポジションアップは出来ずに、14位とワンポジションしか回復出来ませんでした。
オオキ君も途中で接触を回避したりして、11位とポジションを下げる事になりました。
タイトラから、セットを大幅に変更しながら、ギャンブルに出ている僕ですが、少しも症状は改善されません。決勝はホイールベースを変えて、グリッドに付きます。(これもぶっつけのために、どんな動きになるのかまったく解らないのですが。。。。)
スタートでいつものように、ジャンプアップを決めて、9位くらいを走ります。いままでのパターンだとスタートの混乱が落ち着くと、一気にタイム差が出始めてしまうのですが、ホイールベースの変更で少し上向いたシャーシーのおかげで、一気には置いて行かれません。
激化するバトル助けられながら、なんとか集団には付いています。
しかし、その段階で初めて、エンジンの仕様が厳しい事に気が付きます。
タイトラも予選も立ち上がりが苦しかったのですが、それは決まっていないシャーシーのせいで、旋回スピードが低い事から来るのだと思っていいました。しかし、それなりの旋回をしてもエンジン的に、ピックアップが無くて、途中でキャブのバランスを大きく変えたり、水温を上げたり下げたりしながら、レースをしましたが、少ししか改善出来ずに、上位陣を打ち破るような走りは出来ませんでした。
結局、最後は8位でチェッカーを受けて、目標にしていた6位入賞には届きませんでした。
オオキ君は僕に抜かれた後に、後方のドライバーに乗り上げられて、シャーシーにダメージを負ってしまって、頑張って走りましたが、その後の追い上げも不可能となってしまいました。
タイトラ、予選と順位以上に好調だっただけに、とても残念な結末になりました。
しかし、X30のトップドライバーと互角に走れた事は今年の序盤戦を考えると、大きく成長した結果だと思うので、その部分では、良かったのではないでしょうか。
レースはとても難しいスポーツなので、沢山のファクターが複雑に絡み合っていて、時として、理不尽なくらい厳しい結果になる事があります。進歩しているのは今回のレースで、本人も親御さんも感じられたと思います。鈴鹿でオオキ君がトップチェッカーを受けて、ガッツポーズする姿を見るのもそんなに遠くではないと思うので、頑張って精進してもらいたいと思います。
さて、今年も残り僅かとなりました。今年のグレンブルー忘年会は12月25日です。場所と時間はまた告知しますが、沢山のみなさんに参加して頂き、楽しい会にしたいと思います。(参加、不参加を早めにショップにご連絡下さい。レーシングカート関連の方もレンタルカート関連の方もどちらもお待ちしています。)