エントリー

2011年10月の記事は以下のとおりです。

全員集合?

今日は天気予報では午後から崩れそうだったのですが、それでも沢山の方が遊びに来てくれました。

ミッフーにヤマグチ君、コウタ君に僕の甥っ子達と白糸レンタルの上位陣が集まったので、練習走行なのですが、楽しくバトルしていました。

レースはもちろん盛り上がるし面白いですが、練習日でも役者が揃えば、十分に楽しめます。

来週も日曜日は走行出来ます。レースで上位を目指す人もそうじゃない人も、速いドライバーと一緒に走るのは勉強になるので、みんなで示し合わせて集合すると、とても楽しいと思います。

今日は夕方から雨が降りましたので、ドライ路面とウエット路面の両方が練習出来ました。来週はみんなで模擬レースも楽しそうですね。(その時は僕も参加します♪)

  • 2011/10/30 19:39

鈴鹿練習日

昨日は鈴鹿に行って来ました。鈴鹿はメジャーなコースなので、色々なカテゴリーが走るために、レーシングカートが走行出来るのは、月に1~2回くらいです。

したがって、鈴鹿でレースに出ている人は、どうしても、その日に集中するので、コースは大盛況です。

しかし、昨日は天気予報が直前まで悪かった事と、次のレースまでに1カ月以上、間が開くために、比較的に空いていました。

僕が今年、シリーズで追いかけていたクラスは先日で終了しました。そのため、12月の鈴鹿は、何に出ようか、決めかねていました。

出るならば、今年も1レースだけ出場したMAXか、昨年、1レースだけ出場して、大幅にオーバーウエイトだったために、なんだか良く解らない内に終了したX30か、マコちゃんとヤマシタさんが出ている、スーパーSSの3クラスが候補です。

まずは、MAXクラスですが、このクラスはきちんとテストを重ねて、かなり本気モードで出場しないと、思いっきり下位を走る事になってしまうので、ちょっと大変です。

次に、X30ですが、フロントブレーキが今年から禁止になったので、その重量が軽減されます。さらに減量も今年はだいぶ良い状況で維持しているために、重量はだいぶマシになっていると思います。さらに、オオキ君が今年1年、頑張って出場しているので、彼と一緒のレースも面白いです。

最後に、スーパーSSですが、このクラスもマコちゃんとヤマシタさんが出場しているので、一緒にレースも楽しそうです。

しかし、ヤマシタさんは、前回の瑞浪でシャーシーをダメにしてしまったので、今回は自粛が濃厚のようです。そして、マコちゃんは最終戦の結果次第で、チャンピオンが掛っていますので、楽しくレースって感じじゃありません。

そんな訳で、昨日はX30を走らせました。昨年に乗った時に比べると、ウエイトの影響なのか、あきらかに普通に走ります。

路面が悪かったので、タイムは平凡でしたが、多分、そんなに遅くはなさそうです。

しかし、滑る路面だった影響か、とても疲れました。(路面が悪いと旋回Gは少なくなるのですが、滑るシャーシーを力で持ちこたえるので、凄く疲れます。)こんな事ではレースにならないと思われるので、X30出場も黄色信号です。

何やら、どれも厳しいですが、何も出ないのも寂しいので、真剣に考えたいと思います。

さて、昨日は甥っ子のシュンとオオキ君も走りました。オオキ君は午後の早い段階でエンジンにトラブルが出て、終了となってしまい、あまり一緒には走れませんでした。

シュンはまずまずなタイムで走っていました。ただ鈴鹿のSSクラスは激戦なので、もっとスピードに磨きをかけないと、バトルでやられてしまいそうです。

レースまでは一か月以上のインターバルがありますが、早く色々な事を決めて行かないと、すぐに本番になります。X30もジュニアと呼んだ方がよさそうなくらいの若いドライバーが多いので、かなり厳しいですが、どこまでトレーニングが出来るかで、レースで楽しめるのか?または、出るんじゃなかった!と嘆くのかが決まります。

今年、最後のレースですので、あまり可哀そうな事にはなりたくないです。さて、どうしましょう?

  • 2011/10/24 13:33

スペシャリスト

最近、体操競技の世界選手権がありましたが、日本のエース内村選手が3連覇を達成して、話題になりましたね。

内村選手の凄いところは、得意の床運動で金メダルを獲って、得意ではない、鉄棒でも銅メダルを獲った事なのですが、種目別の場合は、その種目のスペシャリスト達の争いなので、床のスペシャリストである、内村選手が鉄棒でメダルを獲ってしまったら、鉄棒のスペシャリスト達はメンツ丸つぶれって事ですよね。

内村選手の凄いところパート2としては、着地がピタリと止まる所だと思います。床はもちろんですが、跳馬や鉄棒など、難しい着地を、ほとんど、ピタリと止めるのは、素人の僕は体操の醍醐味に思えます。

本当は難度の高い技を沢山入れた方が、総合点では高くなるのですが、素人目には、難度の高い技、低い技が解らないので、着地でピタリと止まると、「おぉ~!凄い!これは金メダルだろ!」とか思っちゃいます。

そして、内村選手の凄いところパート3は空中での体の綺麗さですね。

内村選手が技を繰り出したときの姿勢が足の先まで、真っ直ぐ伸びていて、静止画で比べると、他の外人選手よりも、あきらかに綺麗なんですよね。これは内村選手の筋力の強さによるものらしいのですが、筋力で外人選手を上回る日本人って、とても素晴らしいと思います。

ここで、面白いデータがあるのですが、その超人的な内村選手の筋力なんですが、なんと!握力が40キロちょっとしか、無いんです。

体操競技はあまり握力を使わないらしいのですが、体を鍛えているうちに、勝手に握力も付いちゃいそうだと思いませんか?大人の男で40キロちょっとって、逆に弱いくらいではないでしょうか。あんなにマッチョで何故そんな事になるのかが、とても興味深いと思いました。

推測するに、筋力を鍛える時に、体操のために使う筋肉だけを効率良く鍛えた結果、握力を司る筋肉まで、体操のための筋肉に変化してしまっているのかもしれませんね。そうでもないと、いくらなんでも、40キロちょっとは弱すぎますよね。

自分の体を科学的にとことん知って、そして体操に必要な部分だけを本当に効率良く鍛え抜いているからこそ、世界の頂点に立てるんですね。

さらに、それを支えるトレーナーさんも一流で、的確なアドバイスとカリキュラムで、現在の内村選手が出来たんでしょうね。

スペシャリストって何の世界にもいるんですね。僕も一から鍛えなおせば、あと5年くらい走れるのだろうか?(まあ、無理だと思いますが。。。。)

  • 2011/10/19 22:58

白糸シリーズ第9戦

昨日は白糸シリーズ第9戦がありました。朝方まで降っていた雨も上がり、天気は快晴となって、気温も30度を突破しました。(ちょっと、上がり過ぎですね。)

今回は耐久レースに8チームが参加してくれて、いつもながらハイレベルなレースとなりました。

まずはタイトラでトップタイムを叩き出したのが、「チーム天」です。これをランキングトップの「AMT」が僅か千分の9秒差で追う展開です。3位には好調の「ますだおかもと」が付けます。

予選で波乱があって、「チーム天」はそのままトップフィにシュしましたが、「AMT」が大きく後退してしまいます。2位には「ますだおかもと」が入り、3位には「こども」が入ります。

そして、決勝がスタートして、本命の「チーム天」が逃げますが、「AMT」が後方から追い上げてきて、タイム差の無い、デットヒートとなります。

最後のピットアウトで、僅差で前に出た「チーム天」がそのまま逃げ切り、2位に「AMT]3位に「ますだおかもと」4位に「だんご」が入りました。この上位4台までが同一周回と言う事で相変わらず、上位陣は熱い戦いをしています。

そして、この耐久以上に盛り上がっているのが、スプリントで、第8戦までのウイナーが全て違うと言う、激戦となっています。

シリーズを引っ張るのが、白糸のコースレコードホルダーのガクちゃんさんで、それを追いかけるのが、昨年のチャンピオンのミッフーです。その他にもレーシングカートの王子も今回は欠場しましたが、上位に付けています。

今回は2クラスの分かれて、予選までを戦う形で、タイトラでA組のトップタイムを出したのが、僕の甥っ子のシュンです。B組は最近、メキメキと実力を上げているマスダさんです。どちらのクラスも僅差です。

予選ヒートが終わり、A組のトップはショウです。2位にアキヤマ君で、ポールスタートのシュンは3位に落ちます。

B組はミッフーがトップです。2位に、マスダさん、3位にスプリント初挑戦のサトウさんが入ります。

この予選の結果、デビジョン1に行けるドライバーとデビジョン2行きとなったドライバーに分れて、決勝となります。

まずはデビ2の決勝からですが、久しぶりの参戦となった少年が優勝しました。本当はデビ1に行くべきドライバーですが、予選で上手く上がれずに、デビ2行きとなりました。それでも最後はキッチリと優勝しました。

2位にはやはり、初出場のノグチさんが入りました。3位のこれもデビ1の常連ドライバー、ムラカミさんが最後尾から追い上げて、入賞しました。

そして、デビジョン1の決勝です。注目は予選で失敗したガクちゃんさんの追い上げです。最後尾から何位までこれるかは、みんなが注目していたと思います。

決勝がスタートして、まずはポールスタートのミッフーが逃げます。僅差でマスダさんが追いますが、ミッフーのスピードに追走一杯の感じで、最後は1秒以上のマージンを築いて、ミッフーが今期2勝目を上げました。2位にマスダさん、3位にショウが入りました。注目のガクちゃんさんは、頑張りましたが、5位で終了です。

これで、残りは2レースとなり、2勝目を上げたミッフーがランキングでガクちゃんさんに、かなり近づいたと思います。最終戦はポイントが1.5倍なので、本当にシリーズは混沌としてきたようです。

最後まで目が離せない、スプリントですが、今年のチャンピオンは誰になるのでしょう。お楽しみに♪

  • 2011/10/17 15:44

今年も残り僅かです。

気が付けば10月も半ばに差し掛かり、今年も残り僅かとなりました。

僕の最終戦も終わりましたし、F-1日本グランプリも終わりました。

レンタルレースも今週末のレースを入れて、レギュラー戦が3戦、マンデーレースが1レース残っているだけです。

レーシングカートのレースは鈴鹿が残り1レースありますし、他のコースも残り1~2レース残っていると思います。

レース中心の毎日なので、残りのレースが少なくなると、「今年も終わるんだなぁ。」と思います。

僕の最終戦は期待外れに終わりましたし、鈴鹿F-1も、カムイ君が決勝の終盤にポイント圏内から転げ落ちてしまって、観ていた大観衆のため息を誘いました。

不運やら、戦略ミスやらあっての結果ですが、レースは結果が全てです。今年の後半のカムイ君には、結果が付いてこなかった事が残念で。しかし、これが現実です。来年のためにも、残りのレースで輝きを取り戻してほしいですね。

結果を出すのは難しいですね。出せる時はどんなに不調でも、良い結果になるし、出せない時には、何をやってもダメですね。

レースの難しいところですね。まぁだから幾つになってもやめられないし、面白いんですけどね。

シャーシーメーカーによって、走らせ方も違うし、速く走るためのセットアップの方向性も違う。

路面温度が高い時に、良いシャーシーもあれば、逆もあるので、逆の時に、どこまで食い下がれるかとか、ドライバーが走り易い仕様が速いとか限らなかったりしますので、どこまで時計を追いかけるのかとか、戦略も色々です。

来年になれば、新しいモデルが出たりしますが、それをちょっとでも早く、自分のモノにしないとレースはすぐ開幕してしまいます。

開幕戦でスタートダッシュを決めれるかは、シリーズを戦う上で、重要な事です。今年の僕は、開幕戦でエンジンをまったく仕上げていなかった事で2位となり、同点でタイトルを失った事を考えると、開幕からきちんと仕上げていければ良かったのにと思います。

来シーズンに向けて、F-1なんかはとっくに開発を始めていますが、カートでも、準備期間が取れれば取れるだけ、有利になるのは同じなので、計画性があるだとか、面倒な準備をしっかり出来るだとかの部分が、以外とレース結果を左右したりするんですね。

いつも、思う事なのに、なかなか万全な状態で開幕戦を迎える事が出来ません。来シーズンに何をやるのか?レース参戦をするのかも決まっていないので、その段階でダメですね。

来年、レースする事が出来ても、きっとギリギリにならないと決められなくて、今年と同じような事になりそうです。

ランキング2位って、今まで何回あっただろう?かなりあるんですよね。これが僕のレースって感じです。詰めが甘いって言うか、決定力不足って言うのか解りませんが、そんな感じです。

みなさん~、1年はあっという間です。そして、思いっきりレース出来るシーズンも無限にある訳ではありません。後悔の無いように、全力を出し切って、戦えるようにしましょうね♪

  • 2011/10/12 14:28

白糸マンデーレース

昨日は白糸マンデーレースがありました。初出場のドライバーさんもいて、少しずつでも参加者さんが増えれば良いなと思いました。

さて、まずは耐久ですが、NLSと桃園Aがシリーズポイント同点で並んでします。勝率とかのレギュレーションで桃園Aさんがトップですが、残り2戦ありますので、最終的にはどうなるか面白い展開です。

今回はAMTが不参加ですので、両チームの一騎打ちと思われましたが、レギュラー戦の有力ドライバーのマスダさんと王子がペアを組んだ、チーム無敵が参戦してくれて、そのスピードでタイトラと予選を制してしまいます。

その後の決勝は最後尾からスタートする余裕を見せて、それでもトップに返り咲いて、そのまま優勝してしまいました。2位にはしぶとく、桃園さんが入り、3位はスズキさんとショウが組んだ即席チームのNKRTが入りました。今回のNLSはドライバー編成に変更があって、初めて走るドライバーさんと二人でしたので、かなり苦戦しましたが、終盤には初参加のドライバーさんもかなり慣れて、良いタイムで走っていました。NLSは5位となって、ランキング的には桃園Aさんがリードしましたが、12月の最終戦はポイントが1,5倍ですから、まだまだ解りません。

そして、スプリントですが、ここでもマスダさんがスピードを見せます。今日は完全にマスダデーとなって、耐久に続き、スプリントでも優勝を決めました。2位にはショウが入り、3位に王子とレギュラー戦のツワモノ達が上位を占めましたが、マンデー主体のドライバーさんもかなり肉薄していたので、これからも、楽しんでくれると思います。

早いもので、今年も10月です。16日のレギュラー戦はエントリー受付を昨日から開始しています。(トップページには載せていませんが、3週間前からエントリー受付開始です。)

まだまだ波がありますが、今回はスタートダッシュが良いので、エントリーが多く集まる予定です。みなさん、お早めにエントリーを済ませて頂くようにお願いします。

  • 2011/10/04 13:21

鈴鹿

鈴鹿の結果ですが、僕とニシ君のアバンティは最終戦だったので、チャンピオンが決定しました。

他はナオさんのKTもオオキ君のX30も12月に最終戦があります。

前日はそこそこだったナオさんですが、タイトラで路面の状態にシャーシーが合わないらしく、どうにもタイムが上がりません。

予選では1コーナーのクラッシュの煽りを受けて、そのままストップ。敗者復活戦行きとなります。

敗者復活戦は11番手からしっかりと6位に食い込んで決勝進出となります。

決勝の最後尾から追い上げますが、ナオさんのシャーシー対策は十分な状態とは、ならなかったようで、苦しみながらの決勝となって、終了です。時々、こんな症状になるナオさんですが、きちんとテストをして、原因を解明していと思います。

次にオオキ君ですが、上向いた調子を維持したいところですが、あまり良い状況とは言えず、タイトラでも後方となってしまいます。

予選でスタート直後の1~2コーナーでクラッシュを避けて、ダートに飛び出してしまい、集団から大きく遅れます。

決勝は、かなり上向きましたが、スタート位置が悪かったので、中段で終了です。X30ではもう少し修行がいるようです。

さて、最後は僕とニシ君のアバンティです。まず僕は前日までの不調を引きずりながらのレースとなりましたが、タイトラで上手くアタック出来て、セカンドタイムとなりました。ニシ君はフレッシュタイヤを上手く活かせずに、かなり後方です。

今回はエントリー台数が27台と、今年最多となったので、タイトラは重要です。

ポールポジションを獲得したドライバーはランキングでは関係のないドライバーなので、僕とタイトル争いをしている鈴鹿のライバルは僕の後ろからのスタートになりました。

予選がスタートして、僕はトップに立ちますが、スピードがある訳ではないので、当然、抜かれたりもします。

しかし、すぐに抜き返して、そのままトップを走ります。

残り2周となったところで、2位のドライバーに1コーナーで抜かれて、順位を下げます。

ストレートの速い、そのドライバーの直後に付けますが、ファイナルラップの裏ストレートで離されて、抜ける間合いではなくなってしまい、「これは2位かな?」と思ったところで、トップの選手が3コーナーでオーバーランをします。

抜く気が無かった僕ですが、ガラ空きのインに自然にカートは向いていて、トップに立てるかと思ったのですが、急激にインを閉められて接触してしまいます。

かなりの衝撃でフレームが曲がったらしく、右コーナーがまったく曲がりません。

接触直後の失速で3位に落ち、最終コーナーまでなんとか走りますが、アウト側から抜きに来たドライバーに激しくぶつけられて、2台共にスピンでコースを塞ぐ形になってしまいます。

直後を走っていたドライバーさん達は頑張ってよけてくれたのですが、次々と向かってくるカートの中の1台が真正面から僕に衝突して、僕のカートは大破してしまいます。僕は腰と尾てい骨を打ちつけますが、クラッシュ直後はアドレナリンのせいで、痛みはまったく感じずにいました。(お昼休みが終わる頃には、酷く痛み始めて、現在は座っていられないほど痛いです。シートも割れていたので当然ですね。)この混乱を上手く切り抜けたニシ君の決勝グリッドは8位です。

僕のカートはフレームが激しく持ち上がってしまっていて、ホイールベースも大幅に狂ってしまいましたし、絞りの部分はペシャンコにつぶれていました。

激しいクラッシュに沢山の人が僕の様子を見に来てくれましたが、シャーシーの損傷の酷さにすっかり同情されてしまいました。当然、決勝リタイヤによって、タイトル獲得も不可能になる事から、慰めの言葉をかけてくれる人もいました。

最終コーナーで接触したドライバーは車検場でも謝ってくれましたし、パドックに戻ってからも現れて、重ねて謝罪を受けました。

直接、タイトルを争っていた相手だけに、咄嗟の判断で起きたアクシデントだったと思いますし、済んだ事ですから、仕方ありません。ただ、まだ予選だった事を考えると、残念な接触だったと思います。

そんな訳で、メカのとくさんと、「どこまで、バラす?」と使えるパーツの選別をする形でしたが、だんだんと、このままリタイヤして決勝をコンクリートウオールから見守るのは、なんだかとても悔しくなって来て、ダメでも良いので、なんとか直せる部分は直して、グリッドには付きたいと思い、とくさんやすーさん、チームのみんなの手を借りて、ダメもとの修復作業を開始します。

僕たちのパドックの前を通る人達は、あそこまで曲がったカートを直すのか?と興味津津です。中には他のショップのオーナーさんで、「そんなのがちゃんと走ったら、クラッシュしてカートを買い替える人がいなくなるよ。」なんて言う人もいました。確かにその通りだと思います。ミリ単位のアライメントを調整するセッティングが勝敗を左右したりするのですから、つぶれてしまったパイプや何センチも狂ってしまったフレームをどう直しても、とてもまともに走れるとは思えません。

ともかく、まずはグリッドにカートを並べて、ローリングに飛び出して、どうにもならないと思えば、素直にピットに戻れば良いと思いました。

何もしないで終わりたくなかっただけで、修復中も「無駄な事をしてるなぁ。」と思いながら作業していました。

みんなの協力があって、なんとか形だけは、元に戻りました。パイプは潰れたままですし、寸法もメジャーで測って、ある程度合ってるってだけですが、とにかく、グリッドに付けられそうです。

いよいよ決勝の時間です。僕のグリッドは23番手です。

とくさんが、グリッドまでカートを運んでいると、沢山の人が「決勝に出れるんですか!?」と、とても驚いていました。

そして、コースインです。ローリングでウエービングをしていると、右コーナーは酷く曲がりませんが、左コーナーはそれほど酷くありません。ローリングでピットに戻る事はなさそうです。

そして、いよいよスタートです。1~2コーナーで上手く数台抜いて、3~4コーナーでも抜けます。その後も抜いて、1周目で10台ほど抜く事が出来ました。

そのまま順位を上げ続けますが、トップ3台はかなり逃げてしまっています。

すると、前方に4位の選手が見えて来て、なんと!それはニシ君です。いつも酷い土曜日のせいで、なかなか結果が出なかったニシ君が上位を走っています。やがて、ニシ君に追いついて、パスして4位に立ちますが、シャーシーの状態はどんどんと悪化してきていて、右コーナーだけではなくて、左コーナーも曲がらなくなって来て、先ほど抜いたドライバーにも抜かれそうです。

もっと軽度な修正でも、走っているうちに、どんどんど元に戻って来てしまうのがシャーシーなので、常識では直すようなシロモノでは無かった僕のマラネロはいよいよ厳しい事になって来ました。

しかし、僕とタイトル争いをしている、もう一人のライバルもトップに立ったり、2位になったりしています。僕がこのまま4位で終わった場合、彼が2位なら僕がチャンピオンです。彼が勝った場合は同点になって、彼の方が優勝回数が多くなるため、僕はランキング2位となってしまいます。

どちらにしても、僕は4位でフィニッシュが絶対条件なので、なんとか4位を守りながら、前を走るライバルの様子を見つめるしかありません。

そして、いよいよファイナルラップとなり、僕は4位でフィニッシュしますが、ライバル君も優勝して、本当にあと一歩の同点での2位となってしまいました。

チェッカーを受けて、車検場に戻ると、周りのドライバーから凄く驚かれました。パドックに戻る途中でも沢山の人から握手を求められて、優勝した訳でもないですし、チャンピオンも逃したのですが、みんなとても喜んでくれました。

僕自身も、タイトル獲得出来なかった事と優勝出来なかった事は悔しい事ですが、諦めずにみんなでカートを修復して、厳しいレースで、精一杯最後まで走った事で、不思議と清々しい気分でした。

お昼ご飯も食べずに、僕のカートの修復をしてくれた、とくさんや滝本さんが僕の追い上げをとても喜んでくれたのも嬉しかったです。

ニシ君ですが、最後は8位フィニッシュです。

そんな訳で、今年もチャンピオンとか獲れませんでしたが、久しぶりに集中した決勝だったように思います。

しかし、シャシーも無くなっちゃって、いよいよ本当に潮時でしょうか?今シーズンも終わりに近づいて、またこの難問との格闘が始まります。

  • 2011/10/03 21:35

ふう~む。

鈴鹿二日目です。今日からナオさんも合流しました。

今日は朝から晴天で、暑さも許せるレベルで、カートに乗るには良い感じです。

今日からコースインのナオさんは、悪くは無いのですが、もう一歩な感じです。

このところ成長著しいオオキ君ですが、X30は簡単ではありません。ちょっと苦戦していますが、明日に期待したいと思います。

ニシ君はダメタイヤにオーバーホール時期を通り越したエンジンで大苦戦です。明日はタイヤだけは新品になるので、ちょっとはましになると思います。(苦戦にはちがいありませんが。。。。)

最後に僕です。色々とテストを重ねましたが、ピリっとしません。ランキングトップではありますが、ちょっと厳しいレースになりそうです。明日の決勝までに煮詰めたいと思います。

明日も良い天気みたいです。ついでに良いレースにしたいと思います。

  • 2011/10/01 20:01

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