エントリー

2010年08月の記事は以下のとおりです。

鈴鹿です。

今日から鈴鹿に来ています。先日も紹介しましたが、夏の鈴鹿は特別ですので、参加台数がとても多いです。

そんな訳で、いつもは金曜日に走行している台数はそんなに多くないので、クラス分けなしで終日、走行出来ます。

しかし、今回は金曜日にかなりの台数が走るために、クラス分けになってしまいました。

鈴鹿初参戦の僕の甥っ子のシュンは、それじゃなくても絶対的に走行時間が短いので、金曜日のクラス分けはピンチですね。

もちろん、オオキ君もシュンよりは鈴鹿を走っていますが、まだまだの部分が多いので、彼もやはりピンチです。

そんな事を言い出したら、ナオさんなんか、トラブル大魔王ですから、今日も1セクションもまともに走れずに終了です。新人コンビ以上にピンチかもしれません。

さらに、里帰りで九州に行っていたニシ君は実家からそのままやって来る猛者ぶりで、その影響から、ヘルメットを忘れると言う致命的なミスを繰り出します。鈴鹿にサーキットサービスで来ているメーカーさんもヘルメットまでは持って来ていませんので(ヘルメット忘れてコースで買うヤツはそうはいません。)どうしたもんかと朝から、頭を悩ませます。

なんとか解決したのですが、走り始めても感覚が戻るのが遅いらしく、やっぱりまともに走りません。金曜日のクラス分けは普段、鈴鹿の走行日に練習にこれない貧乏チームには本当に厳しいですね。

こうして、ニシ君も仲間入りしたチームピンチは総勢4名で、明日の土曜日に全精力を傾けるしかありません。

さて、残りの3名ですが、まずはマコちゃんです。前回2位のマコちゃんはランキングでも2位です。タイトルを獲得するには優勝が欲しいところです。今回も十分に優勝出来そうな仕上がりです。レースに期待したいと思います。

次は、ユウガです。鈴鹿初参戦のユウガですが、事前の2回のテスト走行である程度は走れるようになっています。今日も少しずつ仕上がって、そこそこの状況まで来ました。激戦のジュニアMAXは予選落ちもありますし、ドライバーの層も厚いです。まだまだ予断は許せませんが、こちらもレースに期待したいと思います。

最後に僕ですが、このところテストで鈴鹿に行ったりして、今までよりはデータが採れました。その辺りを踏まえて、今日も順調にテストを続けた結果、かなり良い仕上がりです。あと少し、クリアしたい問題点もありますが、金曜日としてはまずまずだと思います。

明日も引き続きテストを繰り返して、しょぼくなったドライバーの分をマシンに助けてもらう予定です。

そんな訳で、「ピンチチーム」と「ゆとりチーム」に分かれたグレンブルーですが、明日の走行で一人でも「ピンチチーム」から救出したいと思います。

最後まで「ピンチチーム」に残ったチーム員には当然、罰ゲームが待っています。現在のところ、濃厚なのはやはりナオさんでしょうか。だって。。。。本当にちっとも走れないんだから、ほぼ決定ですね、罰ゲーム♪

  • 2010/08/13 21:35

またまたお祭りです。

レンタルのトップページにもお知らせを載せたのですが、9月11日にレンタルカートの3時間耐久を開催いたします。これは元レーシングカートドライバーさん達の発案で、「通常の1時間半の耐久だとちょっと物足りない感じなので、もっと長いのをやってくれ~」とのオファーがあったので、試験的に開催します。

もうすでに、お気づきの方も多いと思いますが、レンタルカートを走らせるのに、通常の営業日よりもレース日はタイムが出ます。

本当は通常営業日の方がカートは速いのですが、レース日は路面にラバーが乗ってきますので、タイムが上がって来てしまいます。

このタイムアップは走行開始後1時間を過ぎた辺りから現れ始めて、スプリントを開催する頃には大きな差になっています。

このレース路面で速く走れないと、レースでは勝てません。要するに、通常営業日に速く走れても、レース日には遅くなったりするんです。これはレーシングカートのレースではもっと顕著で、レース参戦していないドライバーには何の事だか意味も解らないと思います。

そんな生き物のような路面に対応出来るようになるには、センサーの精度を上げるしかありません。路面の重たさを感じたり、レコードラインを外す事によってタイヤカスを拾ったりと、レース路面には通常日には無い事が沢山あります。それらを感じながら走る事はとても勉強になります。速くなるためのトレーニングにもってこいなのがレースです。

レース参戦するためには、練習日よりも費用が余分に掛かるかもしれませんが、その差額分以上に、得るものが大きいのがレースって事です。

3時間の耐久ですと、バックマーカーも次々に現れます。練習日には譲ってくれる事も多いと思いますが、レースでは譲ってくれません。自分よりもかなり遅いドライバーを抜きあぐねてしまう人は多いと思いますが、3時間の長い時間はパッシングの練習にももってこいです。

速くて強いドライバーになるには、今回のような機会を逃さずに、1日で大きくジャンプアップして下さい。楽しみながら成長できる良い機会だと思います。

ちょうど1ヶ月後ですから、暑さも和らいでくれると思います。良い季節に面白いイベントだと思いますので、沢山のエントリーをお待ちしています。

  • 2010/08/11 23:04

白糸耐久 夏の陣

日曜日の白糸は夏空がちょっとだけ翳ってくれたので、暑さ爆発とまでは行きませんでした。それでも、レーシングウエアを着て走るので十分に暑いです。

さて、今回はレンタルカートの1時間耐久とレンタルスプリントのクラスをレーシングカートの3時間耐久と併催で行いました。まずはレンタル耐久ですが、関東からの遠征チームのBIAさんが優勝しました。タイトラでは奮わなかったのですが、予選で3位まで挽回して来て、決勝も勢いは衰えずに優勝となりました。
2位にはインザダークが入りました。タイトラ、予選と完璧なレースでしたが、決勝のピットワークを含めた、些細な部分でBIAチームに及ばずに、悔しい2位となりました。

3位には地元H○Sさんが入りました。スピードは常にトップクラスのH○Sさんですが、接触やペナルティに泣かされて来ました。次は優勝候補かもしれません。

今回の耐久ですが、タイトラで今まで以上に、タイムが接近していて、レベルが向上してきた事を実感しました。

次に、レンタルスプリントですが、前回優勝のタクヤ選手が今回もタイトラと予選を制して、2連勝を予感させましたが、決勝は初代撃墜王さんが激しいバトルを制して、優勝しました。前回が初出場3位で今回が優勝と、実力が本物である事を証明した形になりました。3位には、ジュニアドライバーの僕の甥っ子のショウ選手が入りました。ウエイトが軽い事で上位進出と思われないために、自主的に10キロのウエイトを搭載していますので、3位は実力と思われます。伸び盛りのジュニアですから、次回辺りはひょっとするかもしれません。

今回のレンタルスプリントは懐かしいチーム員が多数復活してくれました。まだまだ準備不足で実力を出し切れなかった人もいましたし、初代撃墜王さんみたいに、すっかり感覚を取り戻した人もいました。また、昔のようにみんなで楽しく遊べれば良いと思います。

そして、メインイベントのレーシングカート3時間耐久はKATZレーシングが表彰台を独占する形で終わりました。白糸耐久の優勝はグレンブルーがほとんど取り続けていましたので、それが優勝どころか、表彰台にも乗らなかったのは大いに反省しなければなりません。

今回の敗因は、グレンブルーから2チームしか参戦出来なかった事と本命のはずの王子チームがパートナーが見つからずにやむなく参加出来なくなりそうだったので、仕方なく僕が参加したのですが、それが間違いでした。レースの運営があるので、僕はあまりカートのところにいれませんでしたから、基本的に王子がドライバー兼メカニックになって頑張るしかありませんでした。もともとメカが苦手な王子はそれだけでキャパオーバーでしたから、次から次にトラブルが出て、タイトラからすでにまともに走れない状況でした。それでも決勝のポールから出る事になったのですが、レース序盤にチェーンが外れて、回収にも手間取りましたし、ハブもスプロケも損傷が激しくて、その復旧にも手間取り、20周以上のギャップになって、その時点で上位入賞の夢は絶たれます。

話は変わるのですが、今回は第3ドライバーとして、レンタルカートの常連さんをレーシング耐久にご招待しちゃいました。この方は経験はないのですが、センスの良い方なので、今回も走らないカートで十分なタイムで走行していました。

さて上位入賞は無理でも通常であれば、王子の爆発的なスピードで面白い追い上げ劇が見れたはずなのですが、シャフトのイモネジが外れていたらしく、まったくまともに走りません。その結果、良いところがない状態で大本命のグレンブルーチームは下位に沈んだままでした。チェーン外れも、イモねじもタイヤのエアー漏れも全て、初歩的なミスです。そんな初歩的なミスをしているようではやはりどんなに速いドライバーでもまったく実力を出せずに終わるって事ですね。今回の件は王子と僕が組む事で、ちょっと油断がありました。メカが苦手な王子に孤軍奮闘は厳しかったですし、選んだシャーシーも寄せ集めのガラクタ号で、それが相次ぐトラブルを呼びました。やはり自惚れてはいけないって事が身に染みたレースでした。僕も大いに反省したので、次はベストな状態で臨みたいと思います。

次の、グレンブルー2号車ですが、タイトラは3位でした。それも僅差でしたので、王子が止まってからは、トップを走っていたのですが、徐々にスピードが落ち始めます。そして、チェーンが外れて、トップ争いから脱落します。すぐに修復してコースに戻りますが、またすぐに外れてしまい、その繰り返しでやはり下位で終了です。

レース後に、エンジンをチェックしたところ、フロントのドライブが激しく損傷していて、ほとんどスプロケット部分の山が無くなってしまっていました。タイムが突然に落ちたのも、チェーンが外れるのも、当たり前です。レース前に交換予定だったのですが、何時の間にかうやむやになってしまって、これも初歩的な、そして致命的なミスでした。

このグレンブルー2号チームは新人君が2名で組んだチームで経験を積ませるために出場しました。一人は今年からカートに乗り始めたばかりの僕の甥っ子で、もう一人が昨年の後半から乗り始めたオオキ君です。二人ともスピードはそこそこ付いてきましたが、レースがまだ出来ないので、良い練習になるはずでした。ですが、トラブルのおかげで、せっかくの機会を有効に利用出来ませんでした。こちらも次回は完璧な状態で出場させるつもりです。

ダメダメで終わった白糸耐久でしたが、今週末はすぐに鈴鹿です。新人二人も出場します。良い経験を積んで、すぐに手強いドライバーになってくれると思います。

  • 2010/08/10 13:08

なかなか好評です。

最近、レンタルスクールを希望される方が増えてきました。昨日も静岡から希望者が来てくれたのですが、無事におよそ1秒アップと満足な結果が得られて、なかなか好評でした。

レーシングカートに乗っている方は、レンタルカートのスクールなんてと思われると思いますが、これが十分に効果があります。

いや、効果があると言うよりも、むしろレンタルカートの方が、スクールには向いています。

まず、スクールですので、乗り物が速い必要はありません。速く走るためのメカニズムを覚えてもらうのが目的ですので、それにはスピードが速いと細かい点に気づけ無いことも多いです。

他のスポーツでもそうですが、基礎はとても大事です。スキーに例えると、初心者はまず、ボーゲンでしっかり滑れるようになる事が重要ですが、カッコ悪いので、ボーゲンを極める前に、スキーを平行にそろえて滑る様になったりします。

斜面が緩やかな場合は、そんなに違いは見えませんが、ちょっと厳しい斜面になったりコブが多い場合は一気に違いが現れます。

ようするに、加重をしっかりコントロールもしくは感じられないのに、ステップアップしてしまうと後で、苦労するって事です。

カートもまったく同じことが言えます。レンタルカートの速度域でも違いは現れます。その辺りをスクールで理解してもらえると、レーシングカートに乗っても必ず、変化があると思います。

僕は現在、激戦の鈴鹿MAXクラスにエントリーしています。MAXクラスのカートはエンジンパワーもかなりありますし、タイヤのグリップも高いです。普段のカートはそんなハイパワーマシンですが、レンタルカートに乗って、面白いと思える部分が沢山あります。

そんな訳で、これからも積極的にスクールを実施したいと思います。ボス猿塾の塾生になって、現在、抱えている問題点の改善や、速くなる為のメカニズムを知ってもらえればと思います。(レーシングカートの方はチームは問いません。フリーの方もまた何処かのチームに所属している方も歓迎します。)

昨日のスクール受講者さんは早速、明日のレンタル耐久に出場します。まだまだ走り始めたばかりですが、タイムはかなり良いものが出ています。タイムだけではレースは勝てませんが、出ていないよりは楽しめる事は間違いありません。

レースデビューは緊張もしますし、ワクワクもします。きっと良い思い出になると思います。なんにしても楽しんでもらえれば良いなと思います。明日も暑い一日なるようです。みなさん、暑さに負けずに良いレースを期待しています。

  • 2010/08/07 22:12

白糸耐久

夏の鈴鹿の前に、白糸耐久があります。夏の鈴鹿もそうですが、白糸耐久も楽しいお祭りのようなイベントですから、本当は沢山の人に集まってもらいたかったのですが、3時間耐久のエントリーはちょっと少なくて、寂しい感じです。

ですが、この耐久を毎年、楽しみにエントリーしてくれているチームも多数あって、なんとか以前のような活気を取り戻してくれたらと思います。

そんな厳しい白糸シリーズですが、存続のためにレンタルカートのレースを併催しています。当初はレンタルカートの人達はレーシングカートの人達とは人種が違うので、レンタルカートからレーシングカートには移行してきてくれないと思っていたのですが、レンタルカートを始めて、およそ5ヶ月経過したところ、少しずつレンタルカートのお客様がレーシングカートに興味を示し始めて、レンタルレーシングカートに乗ったり、マイカートを購入する方が増え始めています。

まだ、レース参加には至っていませんでしたが、今回の3時間耐久にエントリーした方がいます。

圧倒的に、レンタルはレンタルで、レーシングカートに来る人は少数かもしれませんが、レンタルの方達はかなりのスピードで増えて来ていますので、その中の何パーセントかでもレーシングカートに来てくれれば十分です。消えてしまいそうな白糸シリーズの火を消さないために、是非、頑張ってもらいたいと思います。

さて、今年の夏は暑さが爆発しているので、毎日ニュースで熱中症の事が出ますが、カートの耐久レースもヤバイです。

路面に近いところを走るカートはかなりの温度の中いる事になるので、しかりとした熱中症対策をしないと危険です。水分補給はもちろんですが、その摂取の仕方も大事です。

まず、のどが渇く前に、少しずつ水分を補給する事が大事です。のどが渇いてからでは、体内の水分バランスが崩れているので、それから水分を採っても体内に吸収されずらくなってしまいます。

さらに、水ばかりではダメなので、スポーツ飲料を薄めて飲むことが重要です。

せっかくの楽しいイベントなので、熱中症や怪我のないように楽しんでもらいといと思います。

  • 2010/08/06 06:21

ナオさんと言う男。(復活!伝説の男シリーズ???)

今年の夏はマジで暑いですね。先日の鈴鹿遠征でも、そのあまりの暑さに、グッタリでした。

さて、例年ですと夏の鈴鹿は特別で高校野球の聖地、甲子園のように、モータースポーツの聖地、鈴鹿に日本中から有力ドライバーが集結します。

ですが、今年は不況の影響が大きく、流石の鈴鹿もエントリーが減っています。それでも夏の鈴鹿ですから、予選通過が狭き門になる事は間違いないでしょう。

今回の鈴鹿遠征は参戦メンバーの最終調整のつもりでしたが、ナオさんは仕事で参加出来ませんでしたので、またしてもぶっつけ本番になりそうです。

速さもあって、強さもある。展開も作れて、パッシングも出来る。体型にも恵まれて、およそ隙のないナオさんですが、後もう一歩、最後の詰めが甘いんですよね。

レースに向けて、シャーシーとかエンジンのメンテナンスは大嫌いですから、よくトラブルにも見舞われます。

レースウイークはひとつでも多くのテストをして、ライバルよりも有利にレースを展開したいと思うのが普通ですが、緻密に物事を積み上げることが嫌いなナオさんは、メカの少年と楽しく談笑していて、あまりテストも進みません。

彼もきっとレースでは優勝したいと思っていると思います。その証拠に2位とか3位とかの表彰台では、よくもこんなに不機嫌な顔が出来るもんだと感心しちゃうくらい、不機嫌です。

何年か前の夏の鈴鹿でも、70台を越すエントリーの中で決勝のポールポジションを獲得します。けれどもレースでは3位となってしまい、お決まりの超不機嫌顔での表彰台となります。

物凄いエントリー台数の中のポールは大変な名誉ですし、決勝だって、3位です。そんなに不機嫌にならなくてもと思いませんか?

よく言えば純粋。悪く言えば、わがままなナオさんは、いつもそんな調子です。

でも、優勝するためのテストとかの細かい努力は嫌いなんです。

ですが、彼はレースに掛ける情熱はちゃんと持っています。関東から鈴鹿に寝ないでレースに来るのも、情熱がないと出来ませんし、お金の工面も情熱がなければ難しいです。

レースに掛ける情熱もあって、レースで勝つ能力もある。神様はナオさんにいくつもの才能をプレゼントしてくれたけれども、同時に課題も一緒にプレゼントしてくれたようです。

僕とナオさんの付き合いもそれなりに長くなって来て、ナオさんがチームに来た頃に比べれば、格段によくなっているのは間違いないのですが、それでもまだまだです。

先日も、ナオさんと話したのですが、「昔の自分を振り返って、ボス猿さんに怒られた事は、当時は理解出来なかったけど、今なら理解出来ます。」と言ってました。
でも、現在の問題点を説明しても、なかなか理解してくれません。これもやはり何年かして、理解出来る時がくると思います。

でも、少しでも早く理解出来れば、それだけ多くの優勝を積み上げられると思います。レースに情熱を傾けたのなら、その情熱に見合ったご褒美をもらいたいですよね。

ナオさんは、もっとご褒美もらえるはずです。あともう少し、別のジャンルの情熱も傾けられればの話ですが。。。。

  • 2010/08/03 21:05

最近のシューちゃんは。。。。

昨日のF-1はウエバーが優勝して、ランキングでもトップに躍り出ました。ランキング上位の顔ぶれも面白いですが、ポイント差が僅差なのがとても面白いですね。

僕が今年、応援しているのはウエバーです。不遇の時代が長かったのも、親しみが持てますし、なにより僕と同じ、じじいです。

それなのに、天才ベッテルとガッツリ対決しているのは凄い事だと思います。

今年のF-1で思うのは、上位チームの実力がとても近くて、コースレイアウトによって、速いチームが分かれているのが面白いですね。

以前のF-1は、速いチームはどこのコースでも速くて、トラブルでも起きなければ、ドラマもないようなシーズンも多くありました。

ですが、今年のF-1はマシン特性によって、マージンを持っているチームが変わって、その結果、ポイントも僅差になっているようです。

後半戦に突入して、面白さも加速して行きそうですね。

さて、復活したものの、なかなか良いパフォーマンスを見せられないでいるシューちゃんですが、皇帝と呼ばれていた頃と変わらないのが、そのダーティーな部分です。

昨日もバリチェロに抜けれる際に、思いっきり寄せて、バリチェロはあわやコンクリートウオールに激突するところでした。レース後にペナルティとなりましたが、あれはとても危険な行為でした。

抜かれないように、ある程度は寄せるドライバーも多いですが、反対側にランオフエリアの無いところでは、危険が大きすぎると思うので、どのドライバーもその常識の中で争っていると思います。

誰もが大クラッシュは起こしたくないし、誰がに怪我もさせたくないはずです。今回はバリチェロの横にあったのはコンクリートの壁でした。あれにまともにぶつかったらと考えると、やはりやり過ぎでしたね。

シューマッハーは現役最高潮の時代にもかなりダーティーな事をするドライバーでした。僕はそれがキライでしたが、スーパーヒーローの彼がやる分には、なんとなくみんなは受け入れていた感じでした。

ところが、現在の彼は現役に復帰したものの、チームメイトのニコに引き離されて、良いところをあまり見せられていません。それなのに、汚い事だけはスーパーヒーローだった時代と同じでは、周りが納得しませんよね。

相手を生命の危険に晒すような行為は絶対にやめるべきですね。

そして、僕が心配なのは、F-1を観ている、カートのジュニア達がシューマッハーの行為を「F-1でもやっているんだから、やっても良いんだ。」と勘違いする事です。

スーパースターはみんなが注目するのだから、その自覚をもって誰かのお手本になるようなレースをして欲しいとですね。それじゃなければ、現役に復帰なんてしないでくれって感じです。

シューちゃんの現役復帰をとても勇気のいる素晴らしい事と思っていたのに、かなりガッカリさせられた昨日のハンガロリンクでした。

それとは、別に、可夢偉君はまたしても魅せましたね。最後尾からの追い上げで、9位に入賞したのは、彼が速さだけのドライバーでは無いことの証明になりました。ますます可夢偉フィーバーが過熱しそうですね。本当に面白い日本人ドライバーが出て来ましたね。彼がこのまま順調にキャリアを積み上げて、何時の日か勝てるマシンを手に入れられると、日本人初のワールドチャンピオンも夢ではないかもしれません。大いに期待したいと思います。

  • 2010/08/02 12:16

鈴鹿テスト

昨日は鈴鹿にテストに行ってきました。チーム員7名で楽しい遠征です。

僕はMAXのエンジンの難しさに、ちょっと頭を抱えていましたが、頭を抱えていても進歩がないので、やれるだけの事をやるしかありません。それには事前テストしかありません。

そんな訳で、昨日も暑さが爆発していましたが、必死に走りました。

細かくキャブの仕様変更を繰り返しながら、パワーバンドがどういう風に動くのかを確認します。かなりの時間を割いて、色々テストしましたが、ベストな仕様にはたどり着けませんでした。

でも、今回のテストで解った事も多くて、もうちょっとで、全貌が見えそうです。

MAXエンジンの複雑な特性はドライバーの走らせ方で大きく変化します。Aドライバーが速い仕様は、Bドライバーでは遅かったりするんです。これがとても問題です。

どうも、僕はそれが顕著のようで、みんなが当たり前に速く走れる仕様では、まったく走れません。体感でも遅いですし、タイムも悪いです。なんでこれほど違うのかを考えたのですが、僕はMAXのレースを始める前に、全日本FSAに出場していました。このカテゴリーは大口径のスライドキャブレターを使用していて、これを速く走らせるのはとても難しいんです。どうもこの辺りに、僕の不思議ちゃんぶりの秘密がある気がします。

全日本FSAはカートレースの最高峰でしたので、参加ドライバーは20名前後でした。現在はそんなカテゴリーはありません。当時の生き残りも少なくなって、現在、MAXクラスにエントリーしているのは3人か4人くらいでしょうか。彼等も苦戦しているのかは解りませんが、MAXクラスのトップドライバーとは何か違う走らせ方をしているのかもしれません。

そんな訳で、他のドライバーのデータは僕にはまったく当てはまらないので、些細な事から全て、自分だけのオリジナルを構成しなければダメみたいです。

まぁ、それならそれで、他のドライバーのデータに振り回される事もないので、自分がしっかりテストを繰り返すだけです。

次の鈴鹿でどれくらいの状態までこれるかは解りませんが、少しずつ前進して行きたいです。

さて、今回はニューシャーシーで走りました。それがどうだったのかと言うと、ちょっと想像していたのと違って、苦戦となりました。走り始めてすぐにシート位置がよろしくない事が解りましたが、今日のメインはエンジンの謎を解くことだったので、そのまま夕方までひたすら走りました。

とても乗りづらかったのですが、我慢して走り、最後の最後で、エンジンテストに見切りを付けて、ちょっとだけシャーシーのセット変更を施したところ大幅にタイムアップしました。次回はシート位置を変更して行くつもりです。

そんなに負けていないだけに、何かでちょっとでもパフォーマンスを上げれれば、面白いレースになる気がします。それはシャーシーでも良いのですが、出来れば動力系が良いですね。決勝のグリッドに並べる直前まで悩みぬいてちょっとでも良い仕様を目指します!

  • 2010/08/01 23:00

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