エントリー

2010年07月の記事は以下のとおりです。

プライド

フェラーリのチームオーダー疑惑が問題になっていますが、それよりも、マッサのナンバー2待遇の方が気になりますね。シューマッハー時代から、フェラーリはあからさまにドライバーをエースとナンバー2に分けて見ていましたが、アロンソ&マッサのコンビも遂にそういった間柄になっちゃいましたね。

マッサと言えば、ハンガロリンクはマッサが重症を負ったコースですね。あれから1年経ちました。怪我の影響はないと言うことですが、本当は若干はあるのかもしれませんね。

F-1レーサーはみんなが優れたドライバーで各国を代表するスーパースターですが、それでもエースとナンバー2になっちゃいます。

マッサの相手のアロンソは現役F-1ドライバーに最強のドライバーとアンケートで認められたドライバーです。そんなドライバーが相手なのでマッサがパフォーマンスで負けても仕方ないところです。

でも、プライドの高いF-1ドライバーがベストを尽くすためには、自分がナンバーワンと思っていなければなりません。「自分は遅いんだ。」なんて思っていたらF-1ドライバーなんて務まりません。

これからのマッサの動向に注目しちゃいますね。

僕の出場している鈴鹿のMAXは日本のトップドライバーが多数出場しています。その人数から言っても日本のトップドライバーを決めるレースとも言えると思います。そんなレースに出ていると、「このドライバーは上手いな。」とか思う事も多いです。

そこで、問題になるのが、自分は彼等の中でどれだけ頑張れるのだろうか?と言う事です。

僕の年齢から言って、彼等と対等に戦う事はかなり大変です。でも、レースに出る以上は、年齢のせいにして下位に甘んじる訳には行きません。衰えているのは間違いないところですが、レースはスピードだけではないので、長くレースに出場して来た経験で衰えた部分を補って、なんとか上位で走りたいと思っています。

やっぱり、心の何処かで、「このドライバーは確かに速いけれど、頭を使って、倒せない事は無い。」と思い込まなければレースになりません。

ここ最近は右腕の悪化も手伝って、走行時間が激減しています。衰えていく速度にターボが掛かって来ているので、ちょっとやそっとの戦略では太刀打ち出来ません。なので、レースが始まる前の段階でカートを仕上げるだけ仕上げて、僕のカートだけ異常に速いくらいにしたいと思います。(ちょっと大人気なくてカッコ悪いけど、マジです。)そのために土曜日に鈴鹿に行く訳です。

「あのじじいのカート、無茶苦茶速いんですよ!」とよそのドライバーに悔しがってもらえるように頑張ります♪

  • 2010/07/29 22:46

なんて、微笑ましいんだろう。

最近、毎日暑いので、レンタルカートも平日は利用者が少ないです。そのために、コースで売れたカートを組んだりしています。

今日は、組むカートも無く、暇をもてあますことになりそうだったので、読書タイム用の本を持って行きました。

しかし、今日は暇をもてあますどころか、楽しく一日を過ごせました。それは何故かと言うと、東京から来ていたジュニア君とそのご家族がなんとも微笑ましくて、ちょっとエンジン不調で悩まれていた事もあって、いらぬお節介を焼いたりしていたからです。

ジュニア君は小学3年生で、おねえちゃんも一緒に来ています。それとお父さんとお母さんの4人なのですが、まず、お父さんが俳優さんでも通用するような男前で、当然のようにお母さんも女優さんバリの綺麗さです。子供さん2人もとても可愛くて、「なんだ?この家族?」ってしげしげ見入っちゃいました。

これだけだと、都会の洗練されたご家族ってだけですが、僕が感動したのが、その仲の良さです。

ジュニア君のカートを乗用ワゴン車に積んできていたので、後部座席はカートで一杯です。家族4人全員は乗れません。そこで、感動その1ですが、お母さんは別の車で来ていたんです。それも軽自動車です。

東京から白糸まで、女性ドライバーが軽自動車で来るには、結構大変です。なのに、お父さんの車と2台で来るのは、親子で休日を楽しむためだと思われます。どうですか?ちょっと羨ましいと思いませんか?

さらに、感動その2ですが、ジュニア君の走行をご家族みんなでコース脇で見ていて、そのラップタイムをおねえちゃんがストップウオッチで計測して、それをラップチャートに記録しているんです。

どうですか?これ?いくら兄弟仲良くても、おねえちゃんはなかなかそんな事してくれませんよね。普通の感じだと、1台の車に乗れないなら、お母さんと、お姉ちゃんは、コースに来てくれないと思います。なんとか来たとして、ジュニア君が走っている時にコース脇でずーっと見てはいませんよね。

さらに、さらに感動その3ですが、ご家族みんなとても感じの良い方達で、たいした事をしてあげた訳ではないのですが、とても感謝されちゃいました。そんなもんだからついつい、ジュニア君に走りのアドバイスをしちゃたんですが、ちゃんと真剣な顔で僕の説明を聞いて、アドバイスを実行しようとしていました。

最後には、ジュニア君がわざわざ僕のところに走ってきて、「今日は一日、ありがとうございました!」とふかぶかとお辞儀して帰って行きました。

なんて、躾の出来た子供さんでしょう。およそ、カートのジュニア君って、よく言うと、勝気。悪く言うと小生意気な子供が多くて、「きっとわがまま一杯に育ったんだろうな。」と推測出来ちゃう事も多いんですよね。

今日のご家族は東京近郊にお住まいですし、お父さんのお仕事が平日休みで、なかなか息子さんと合わないようなので、白糸でお会いする事はそんなに無いかもしれません。ジュニア君はなかなかセンス良く走っていたので、是非、レース参戦を白糸で果たしてくれると良いんですけど、難しそうですね。まったく残念です。

なんだかあまりの微笑ましさに、今日一日、ほのぼのとした気持ちにさせてもらいました。

レンタルカートを始めてから、コースにいる事が多いんですが、いろいろな方とお話出来てとても面白いです。

明日は、白糸耐久に向けて、シュンとオオキ君の新人コンビが走行します。どちらのカートでレースに出るのかを決める予定です。彼らには表彰台の一角に立ってもらうつもりなので、真剣です。

明日も暑いんだろうか?これ以上黒くなりたくないなぁ。。。。

  • 2010/07/27 22:45

ますます面白いF-1

昨日のF-1はフェラーリが復活して、久しぶりのワンツーフィニッシュでしたね。コース自体がフェラーリ向きだったのもありますが、ライバルチームにパフォーマンスで負けていたのをかなり挽回して来たのではないでしょうか。

こうなると、レッドブルとマクラーレンの争いだった今年のF-1にフェラーリも真っ向勝負出来ることになって、ますますシリーズは混沌として、最後まで誰が勝つのか解らないような面白いレースになりますね。

フェラーリはマッサが久しぶりのトップを快走していたのに、途中でアロンソの追撃にあって、あっさりとトップの座を明け渡した事から、禁止されているチームオーダー疑惑が持ち上がり、すでに罰金も科せられて、さらに懲罰の可能性もあるみたいです。

マッサが抜かれる直前にチームラジオで担当エンジニアから、アロンソのペースが速い事を知らされたマッサですが、担当エンジニアの言い方もあからさまだったし、マッサの譲り方もかなり堂々と譲っちゃったので、こんな問題になりました。

ちょっと頭が悪い感じですね。直接的な言葉でのチームオーダーは他のチームもしませんが、結果的にチームオーダーを感じさせる事は他チームでもあるのに、天下のフェラーリが戦略として、やるにはお粗末なやり方だったと思います。

あんなに、解りやすい言い方じゃなくて、チーム内でサインみたいに決めておけば良いだけの事ですよね。「チームメイトが猛追してきている、バトルになったら負けちゃいそうだけど頑張れ!」みたいな内容だと決して、譲れ!には聞こえないはずです。キーワードは「猛追」でも良いですし、「負けちゃいそう」でも良いわけなので、最高峰のF-1で、さらにトップチームのファラーリがやるにはダサ過ぎですね。

さて、可夢偉君は11位と惜しくもポイントを獲得出来ませんでしたね。ペトロフに抜かれなければと思いましたが、格上のルノーのマシン相手ですので、仕方ありません。

でも、スタートでかなりの確立で順位を上げる可夢偉君はやはり素晴らしいですね。このスタートの混雑でポジションを守ったり、上げたり出来るドライバーはその部分の技術が高いって事です。

カートレースでもそうですね。鈴鹿の1~2コーナーはかなりデンジャラスなコーナーでスタート直後はそこに3列もしくは4列で雪崩れ込んで行く訳です。スタート直後だからタイヤのグリップも低いので、思ったようにマシンをコントロール出来ないドライバーがその中に多数混ざるんだから、接触の危険は高いですね。

それでも、順位を上げれるドライバーは上げれるし、接触でストップするドライバーもいます。この差は運だけではありません。

場数も影響しますが、やはり技術です。この混雑を有利に回避する技術はやはりレースでしか学べません。僕がレースに出ないで、ひたすら良いタイムが出るまで練習している方達に「レースはレースでしか勉強出来ないことが沢山あって、それが解るだけでもレースに出る価値はある。」と説明してもなかなか理解してもらえなくて、「もっと練習してタイムが出てから。。。。l」となってしまうんですよね。

また、すでにレースには出ているけれど、今よりもレベルの高いコースに誘うと、「自分はまだまだだから、鈴鹿は。。。。」なんて言っている人もまったく同じです。

鈴鹿には鈴鹿のバトルがあって、それはやはり練習だけでは解りません。色々な経験が必要で、未経験な人にはそれが解らなくて、どうしても、理解出来ないんですよね。結局、回り道で自分が速くなるための障害にしかなっていないって事がどうにかして、伝わると良いんですけど、なかなか上手く行きません。(あんまり言うと敬遠されちゃうので、そのが困りもんです。)

レースで強い気持ちでパッシングに行けて、スタートの混雑にも素早く最良のラインを見つかられる。展開も作れて、タイヤマネージメントも出来る。セットの方向性も導き出せて、乗りづらいマシンでも、最小のタイムロスで走る。ラップを乱さずに、速いラップを維持し続ける。誰かの追撃を受けても、心を乱さずにミスなく、抜かれることなく走る。そして最後に、速いラップを刻むことが出来る。

ドライバーに持っていて欲しい「技術」の一部を並べてみましたが、可夢偉君はこれらの技術を沢山持っていますね。だから、良い結果が出せるし、世界が注目するんです。タイムだけではどうにもならないのがレースです。チームのみんなにはタイムを追いかけることなく、これらの「技術」をバランスよく習得して欲しいと思います。白糸耐久はこうした諸々の「技術」を習得するには最高のレースです。チームからも沢山のエントリーを待ってます♪

  • 2010/07/26 11:14

ニューシャーシー

今回の鈴鹿の予選で接触した事で、決勝で苦戦を強いられましたが、シャーシー自体の歪みは微々たるもので、修正で対応出来そうなのですが、ここはひとつ新車を下ろそうかと思います。それと言うのも、僕のシャーシーは今年で3シーズン目に突入しています。凄いでしょう、他のメーカーのシャーシーではありえないほどロングライフのマラネロちゃんは、3シーズン目に突入してもなお、十分にトップグループを走れます。(ドライバーがしょぼい事をすると下位に下がりますが。。。。)

しかし、老体にムチを打って出場している僕は、「最後の新車かも?」と思う事もあって、思い切って新車投入です。

今まで乗っていたカートもワールドカップに外人さんが持ち込んだのを、僕が譲り受けたもので、言ってみれば中古です。確かその前もワールドものだったので、久しぶりの新車です。

新車は良いんですよね、昔、全日本に出場していた頃に、1レースだけの使用で次のタイヤテストの2日目に新車と乗り比べたところ、1レース落ちのシャーシーよりも新車はあきらかに動きが違うんです。

1レース落ちのシャーシーも事前のタイヤテストで2日、レースウイークに3日で合わせて、5日しか乗っていないのに、それでも違うんだから、困ったもんでした。

その頃は、年間で新車を7台くらい投入しました。(金かかるわけですよね。)

時代は流れて、MAXクラスのタイヤは全日本と違い、セミハイグリップですので、シャーシーの消耗も抑えられてはいますが、それでもマラネロだけ突出して長寿命ですね。

この新車のシェイクダウンは今月末の鈴鹿で行う予定です。前戦の鈴鹿で良い方向性のエンジンパッケージを発見したので、そこからもうワンステップ進化させるのと、新車のデータ出しを行う予定です。

ロングライフのマラネロでも、流石にあれだけ乗り倒せば、凄い違いがあるのか?それとも流石はマラネロで、3シーズンだろうが、4シーズンだろうがまったく新車にしても変わらん!となるのか、とても楽しみです。

でも、鈴鹿のトップグループのレベルは高く、層も厚いので、コンマ2秒のところに大勢ひしめき合っています。鈴鹿のコースは1周で50秒前後なのですが、右行ったり、左行ったり、アクセル踏んだり、ブレーキ踏んだりするのに、1周回ってきて、その差がとても僅かなんだから面白いですよね。

エンジンもタイヤもワンメイクですが、シャーシーは違います。事前のテストに始まって、レースウイークも必死にテストしたパッケージなのに、最終的に、タイム差はとても僅差です。

そう考えると、今回の新車投入でちょっとは違いがあっても良さそうな気がするんですが、鈴鹿に行って、「ちっ~~~とも変わらん!!」なんて事になると悲しいので、あまり期待せずに行ってこようと思います。

ドライバーが急降下でしょぼくなっているので、道具に助けてもらう作戦です♪

  • 2010/07/24 18:20

レンタルスクール

最近、レンタルカートを利用したスクールの問い合わせを頂くようになりました。

当店のレンタルカートはレーシングカートの動きに近いので、とても良い練習用マシンです。

まずは、生徒さんの走り方を観察して、今よりもワンステップ上がるためのポイントを探します。

走行が終わったら、座学で問題点を説明させて頂いて、また走行してもらいます。

ある程度、走ったら次は僕と一緒に走って、ラインの確認やパッシング等のメカニズムを理解してもらったりします。生徒さんのレベルに合わせて進めていきますので、初心者さんでも、もちろん大丈夫です。

ボリュームによって、料金を設定しているので、興味のある方はご連絡下さい。

さて、毎日暑い日が続きますが、レースはもちろん真夏にもあります。8月は白糸耐久もありますし、鈴鹿も恒例です。

僕は先日の鈴鹿でちょっと前進したのに、決勝は後方のドライバーに押し出されてしまいましたし、予選の接触もあり、不本意なレースになりました。

レースが終わった直後は「なんだかなぁ、何でこんなに次から次に色々あるんだろう?」とテンションが下がりますが、しばらくすると、悔しさから、「こんなんじゃ、終われん!」と次のレースでリベンジしようと下がっていたテンションが上がり始めます。

みなさんも、ダメレースでうんざりする事も多いと思いますが、簡単に諦められないのがレースですね。

ナオさんなんかも、よく接触でシャーシーをおしゃかにしたり、ラジエターが壊れているのに、かまわずに全開で走って、エンジンを全損にしたりと、常人だったら、凹んで当分は立ち直れないところなのに、すぐに立ち直って、次のレースに突き進みます。このエネルギーは凄いですね。

僕も今回のレースでテストの重要性を改めて思い知ったので、次の鈴鹿までにしっかりとテストを実施して、カートだけでも一流に仕上げようと思います。

  • 2010/07/22 23:08

一歩前進

昨日の鈴鹿は朝一番に予想しなかった雨が降って、前日とはまた違った状況です。

僕のタイトラですが、前日の最終セッションに見つけた仕様で行くことにします。若干キャブレーションが薄い可能性もあったのですが、なんとかなるだろうとそのまま臨みます。

コースインして、だいぶ前日とは路面が違い、決まらないシャーシーに厳しそうですが、序盤はリーダーボードの上位に僕のゼッケンがあります。

しかし、思っていたよりもキャブは薄く、失速症状も出て、そこからタイムアップは果たせずに、結果は9位まで後退します。

それでも、前戦までとはあきらかに違っていて、キャブさえ合わせれば、まずまずなと思える出来です。

予選がスタートして、1~2コーナーで横のカートがスピンしながら僕に当たって来ます。かなりの衝撃でしたが、ストップせずにそのまま通過して、失速した事で順位を下げますが、それよりもクラッシュの影響でアライメントが狂い、右コーナーが激しく曲がりません。左コーナーもヤバイ感じで、「これは、マズイ!」と思っていると赤旗です。

ホームストレート上に止まって、カートを確認するとタイロッドとナックルが曲がったようです。

クラッシュ車両と怪我人を運び出せばすぐに再スタートですから、ピットに戻して、修復の時間はありません。そのままの状態でスタートを待ちます。

2回目のスタートが切られ、今回はスムーズに1~2コーナーをクリア出来ます。そこで4台ほど抜いて、5位に立ちますが、曲がらないカートと格闘している間にせっかく抜いたカートに再び抜き返されて、結局8位でフィニッシュです。

タイムも上位陣と互角のものが出ていましたので、シャーシーさえ直れば、やはりスピードはありそうです。

決勝までにシャーシーの修復を試みますが、どうやらフレームが曲がってしまっていて、完全には直りません。

それでも決勝です。久しぶりのシングルスタートなので、きちんとフィニッシュしたいと思うのですが、スタート直後のホームストレート上で後ろのカートに追突されて、そのままコンクリートウオールに一直線です。なんとかスピンさせて激突は免れますが、全員が通り過ぎてから再スタートです。

再スタート後はそこそこ追い上げますが、曲がったシャーシーではある程度の位置からは上がれません。上位に帰ることなく終了です。

今回は、今まで問題だった戦闘力の厳しい状況から脱却出来たのですが、予選の接触で全てが台無しになりました。レースですから仕方ないのですが、残念ですね。

しかし、タイトラも予選も手応えを感じられたレースでした。一歩前進ってところでしょうか。

今回感じたのは、やはり土曜日のフレッシュタイヤが有効だったと言うことです。相変わらず、ユーズドタイヤの状態は悪くないので、日曜日にいきなりフレッシュで嵌るパターンから抜け出せたのが今回の前進に繋がったと思います。

さらに、これをレースウイークではなくて、テスト日に実施出来るともっと有益ですね。今回は当たり前の事を当たり前に頑張らないとやはりレースで遅れを取ることが解りましたね。ベテランだから感覚でなんとかなるとか思われがちですが、それはすでになにも問題が無い時で、レースで嵌った要因を洗い出さずに次のレースに乗り込んでも結果は変わらないって事です。

さて、今回、好調のマコちゃんはタイトラで最後までリーダーボードのトップに君臨していましたが、最終周で2位に下がります。

しかし、予選はトップに返り咲いてフィニッシュ。決勝のポールポジションを獲得します。

決勝のスタートですが、あまりスタートが上手くないマコちゃんはまたしてもセカンドのドライバーに先行されます。すぐに追いついて、2台のマッチレースとなって後続を突き放してレースは進みます。

ピッタリと張り付いて、余裕が感じられるマコちゃんですが、以外な事にファイナルラップまで仕掛ける事なく進みます。

そしてファイナルラップ、各コーナーで仕掛けるマコちゃんです。しかし、当然の事ながらファイナルラップはしめしめです。最終コーナーで飛び込みますが、入りが浅くてそのままの順位で終了です。なんとも残念な2位となってしまいます。

一方、ヤマシタさんも難しい路面に苦戦しながらファイナルを向かえたのですが、決勝のスタート直後の1~2コーナーで接触してリタイヤとなってしまいます。

新人のオオキ君はタイトラでかなりのスピードがありそうですが、クリアをまったく取らずに、1周もアタックを完成させることなく終了です。予選を13位からスタートして11位でフィニッシュするのですが、あきらかに自分よりも遅い集団から抜け出せずにいましたので、決勝は気合で頑張るしかありません。

決勝がスタートしますが、かなりのバットスタートで思いっきり順位を下げます。その後もやはりバトルで勝てずに終了です。

まだまだレース中の気持ちがコントロール出来ていませんが、それでもだいぶ良くなりました。彼の良いところはレースで上手く行かなくても、ふて腐れる事無く、明るく前向きなところです。僕に怒られる事も多いですが、改善のための努力も見えるので、必ず、良いレースが出来るようになるでしょう。

今回はジュニアドライバーのコオタ君親子がはるばる鈴鹿に応援しに来てくれました。チームのみんなが頑張る姿が見れて良かったのではないでしょうか。(師匠の僕はダメレースで終わりましたが。。。。)

さて、夏の鈴鹿の前にしっかりとテストしたいと思います。

  • 2010/07/19 09:41

希望の光が。。。。

今日も暑い一日でした。鈴鹿の土曜日は15分を4回しか走れないので、セットを模索するのはなかなか大変です。

僕は1セクション目を昨日までユーズドタイヤで走り、2セクション目にフレッシュタイヤを履きました。すると思ったとおり、想像していた状態にはならなくて、前戦までと同じような感じです。

やはり。。。。と、またしても嫌な空気が流れ始めますが今日はまだ土曜日です。あと2回のセクションがあります。なんとかそこで良い仕様を探せれば、明日のレースで遅れを取らずにすみます。

しかし、3セクション目も思ったような仕様にはならずに、大いに悩みますが、最終セッションでちょっとギャンブルに出ると、これが今までのパワーバランスとは違った状況になります。

「これは、もしかして?」とちょっと希望の光が見えました。

ただ、今回はシャーシーが決まりません。夏仕様に変更して来たシャーシーが思ったような動きなりません。ラバーは乗ってきているのですが、そこまでの重さではなくて、このまま明日には狙った状況になるかもしれませんが、外れた場合は元に戻すつもりです。

今までとは違った特性にエンジンを合わせられれば、レースに期待が持てますが、現在の状況ではトップグループと思われるドライバーにちょっと届いていません。

一日中、かなり悩みましたが、小柄なイケイケジュニアがストレートで伏せて叩き出したようなタイムに若干、及ばなくても、そりゃ、そうだろと納得する事にしました。

問題は戦闘力です。今回はそれがあるかもしれません。(明日になったら無くなってるかもしれませんが。。。。)

明日になってみないと解りませんが、なんらかの尻尾を掴んだと思うので、逃さないように頑張ります。

さて、遅れて登場したオオキ君ですが、高速道路が事故で通行止めになって、走行時間に間に合いません。貴重な4回の走行枠ですが、1回目を走れずに2回目からの走行です。

残り3回でなんとかしなければならないのですが、走れば走るほど、タイムアップして来るのですが、時間切れで終了です。明日のタイトラ、予選と上げ続けて、決勝までにそこそこで走れるようになってもらいたいと思います。

ヤマシタさんも今日からですが、順調に1日を終えました。暑い走行で前戦とは違った様子ですが、それでもまずまずと思われます。ヤマシタさんも明日のほうが速く走れるのではないかと思います。

最後にマコちゃんです。今回は金曜日、土曜日と順調に仕上がって、かなりの速さを維持しています。土曜日の最後まで、崩れずに頑張れたので、明日はかなり期待出来そうです。

明日も真夏日のようです。じじいの僕には厳しいレースになりそうです。少しでも良いリザルトを目指して頑張ろうと思います。

  • 2010/07/17 21:19

謎が謎を呼び。。。。

今日は天気予報では曇りで、雨が降る事もあるかもだったのですが、走行時間が始まる頃にはドピーカンで、テントの中の温度計はグングン上がり、終には40度まで到達します。

走っていても、息苦しくて、(そりゃ、カートのドラポジはかなり低いので路面に近く、路面温度から考えると、特別天然記念物の僕が生息出来る限界温度を超えています。)ちょっと頭が痛くなるくらいでした。まさに熱射病ギリギリって感じです。

さて、今日の暑さも手伝って、必死の二乗くらいで走る僕は、やりたいテストがふんだんにあって、休む暇なく、コースに飛び出して行きます。このエンジンにこの仕様のキャブ、また違う仕様のキャブを付け変えてと、細かくテストしたのですが、期待していたエンジンが不発に終わって、結局は元の仕様に1周回って戻ってしまいました。明日は、今日の仕様を煮詰めつつ、往生際悪く、もう一度、今日のエンジンを載せてみたいと思います。

かなりの疲労感の中でこのブログを書いていますが、相変わらず、タイムはそこそこです。古いタイヤを履いているので、十分となるんですが、いつもそこで嵌ってしまうので、明日はフレッシュタイヤを下ろす予定です。土曜日にフレッシュなんてどのくらいぶりだろう?本気モードみたいですが、あまり残り時間が少ないボス猿ですから、今回のフレッシュで方向性を見つけたいと思います。

マコちゃんも悪くないみたいですが、暑さにやられて、彼も瀕死の状態です。食事を二人でした後に、スポーツ品店に寄ってなにか暑さ対策グッズを探しました。僕は冷却スプレーを買いましたが、マコちゃんのお眼鏡にかなう優秀なアイテムは無かったようで、彼は何も買いませんでした。

明日もこんな具合に暑かったらと考えると、かなり憂鬱なボス猿は買ったスプレーを一気に使い切る覚悟で行こうと思います。

明日からはヤマシタさんとオオキ君もやって来ます。彼らの走りをコンクリートウオールで観察するのはかなりヤバそうなので、とっとと速く走ってもらって、終了にしてもらう予定です、

今日のタイトルはこんな感じでしたが、明日も頑張って踏みとどまり、決勝日に繋げたいと思います。

  • 2010/07/16 19:17

明日から鈴鹿です。

いよいよ明日から鈴鹿です。前戦から少し時間が空きましたので、テストも1回ですが、実施しました。残念ながら1時間ほどで雨が振り始めたので、思ったようようなテストは出来ませんでしたが、それでもちょっと解った事があって、明日からの走行で確認したいと思います。

今年はあまり良いレースが出来ていません。したがって、シリーズはどうでも良いので、1レース、1レースを大事にして楽しめれば良いと思います。

まずは、明日の走行で、エンジンの良い所を探したいと思います。

さて、決勝日は暑くなりそうです。暑くなると水温が上がって、まったく力が無くなるMAXですので、さらに難しい事になります。

シャーシーを上手くセットして、少しでも軽く走れると、もろもろの部分でマージンが持てると思います。やりたい事は沢山ありますが、今回は事前にシャーシーを夏仕様に変更して来ました。昔からの経験でこんな感じだろうと思うので、ちょっと期待しています。

明日の夜にまた書きますが、タイトルが「なかなか思うようになりません。」とかになっていたら、思惑から外れたって事です。残念ながら♪

  • 2010/07/15 23:35

伝説の男シリーズ

先日、グレンブルー伝説の男列伝を書きました。第2回とか続く雰囲気で終わったのですが、よく考えると、とてもネットに書ける代物ではなくて、第1回のヤマグチ君の話も、もっと切れ味鋭いのが沢山あるにも拘らず、「これはとても書けないな。」となって当たり障りの無いソフトな物に留めざるを得ませんでした。

第2回でもないのですが、偶然にも「初代撃墜王」さんが復活したので、彼の現役時代の勇姿のこれまたソフトな部分を書きました。

何でも書いてよいなら、現役のチーム員を含めた伝説の男達の所業を書き出したら終わらなくなるくらいあるのですが、グレンブルーの名誉のためにやめておこうと思います。したがって、不本意ながら伝説の男シリーズは終了にしようと思います。でも。。。。今週末にまた別の伝説の男が復活するべく、レンタルカートに初挑戦するんですよね。。。。書きたいなぁ。。。。書いちゃおうかなぁ。。。。でも、ヤツもそれなりにヤバイ話しかないしなぁ。あっ!あれならよいかなぁ、タイトル「世界を驚愕させた男を驚愕させた男」う~ん、これも書き出したら、殆どピーって感じで内容が伝わらなくなるなぁ、う~ん難しい。

レンタルカートのお陰で、今や伝説の男達はレーシングカートに絶対に復活出来ないところだったのに、続々と復活してくれているのは嬉しい限りです。彼らもレースに掛ける情熱はスゴイものがあったので、レンタルでも十分に楽しめると思います。

伝説の男はレンタルでも伝説の男の本領を発揮すると思うので、これから、新しい伝説の扉が開かれると思います。ちなみに「初代撃墜王」は予選では皆様を巻き込むクラッシュを引き起こしましたが、決勝は素晴らしい追い上げ劇を演じて、特に3位に立つ時のパッシングは彼らしくない良い感じのタイミングでした。良い意味での伝説を期待したいと思います。

  • 2010/07/14 10:20

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