このところ、忙しいせいか右手の調子は最悪で、ほとんどカートを持ち上げる事が出来なくなって来ました。今月末の鈴鹿にエントリーしてしまったのですが、場合によっては欠場しなければならないかもしれません。ちょっと前までの症状は肘が痛かったのですが、今は、肘から肩までが痛むようになって来て、流石にヤバそうです。
藁にもすがるとはこの事で、なにか良い治療方法はないかと必死です。そんな時に、ちょっとした情報を得て、新しい治療院に行って来ました。
今までも、かなり色々な治療を受けましたが、症状は一瞬軽くなるものの、すぐに悪化してしまって、その繰り返しがどんどんと悪い方向に押し寄せられてきてしまいました。今回の先生は今までの治療方法とは大きく異なり、最初は、「そんなので大丈夫?」と半信半疑でしたが、ちょっとびっくりの感覚でした。
まず、鏡の前に立たされたて、歪みの確認をしました。自分でも体が歪んでいるのは解っていたのですが、だんだんと悪くなっていて、素人が見ても、酷いと思うほどでした。先生もちょっと呆れ顔でしたが、「とりあえず、歪みを治しましょう。」と治療開始です。無痛診療が売りなので、痛い事はしません。少しずつストレッチしていって、ちょっとでも違和感があれば言って下さいとの事。僕が「痛くても、やった方が良いのであれば、いくらでも我慢します。」と言っても、「痛いのはダメなんです。痛いと筋肉が緊張してしまうので、後で余計に悪くなるんです。」と仰います。
そう言われれば、僕も痛いのが好きって訳ではないので、ちょっとでも痛いと申告します。
大きく、歪んでいたのは背骨で、椎間板はすでにかなり潰れていて、これは時間が掛かるとの事、骨盤も曲がってしまっていましたが、先生は背骨も骨盤も撫でるようなレベルにしか触りません。
「おいおい!本当にまったく痛みを加えないで、治すんかい!」と突っ込みを入れたくなるほどです。
そして、とうとうまったく痛い事無しで治療は終了。再度、鏡の前に立ったところ、あれほど、傾いていた体が、真っ直ぐになってます。腕もかなり軽くなって、思わず一気に回そうとしたら、「稼動域が大幅に広くなってますので、一気に回すとまた痛めてしまいます。今はともかく動かさないで下さい。」と怒られます。
「こんな事ってあるんだ???」と狐につままれたようですが、「とりあえず、かなり通ってもらわなければなりません。」との先生の言葉に「もちろんです!次は何時が空いてます?」と明日も来たいって勢いでお願いして、次の予約を入れて帰ってきました。
安静にしなければと思うのですが、今日もコースでサーキットサービスで、やはり安静とは程遠い感じです。次の診療でどの程度の調子になっているのか不安ですが、ちょっとずつでも改善して行けばと思っています。今から次の診療が楽しみです。(だって、痛くないんだから♪)